【再訪】京都駅、京丹後地方のばら寿司はいつも絶品『鯖のそぼろが絶妙な味わいを・・・。』 : はしたて

京都駅の改札口前の2階にある『はしたて』。京都和久傳のカジュアル店舗。いつも手軽に美味しいランチを頂けます。

本日の季節限定の料理は、京都の日本海側に位置する京丹後地方の名物『ばら寿司』。京丹後地方にのみ古くから伝わり、お祭りやお祝い事に出される料理。

家庭によって味が違うが、鯖を炒り炊きしたおぼろを使うことに特徴がある。鯖のおぼろに椎茸、干瓢、たけのこ、錦糸玉子、かまぼこなどの具材を加える。

【注文】
京丹後ばら寿司セット（1日限定10食）1836円

・鰯とそぼろのばら寿司
〜ばら寿司に限っては、京丹後市網野町『とり松』さんの鯖おぼろを使ったものが別格の美味さ。本日のばら寿司は鰯のそぼろなのでちょっと味わいが異なるが美味しいですね。

・鱧と夏野菜のかき揚げ
〜熱々のかき揚げは夏が旬の鱧と夏野菜のコラボ。サクッという音がまた食欲を唆る。生ビールにはぴったりの一品。

・丸茄子素麺
〜暑い日には有り難い冷たい素麺。これまた夏野菜の丸茄子が大きくてかぶりつくように頂きます。素麺との相性も良いね。^_^

流石に和久傳のお店。カジュアル層を対象としているが、しっかりと京料理の雰囲気を感じさせる。

ごちそうさまでした。

京都駅の改札前のフロア２階にありますが、現在は改修工事中。ですから、お店はお休み中と思いきや、何と仮設通路を作って営業中であった。（周りの観光客は気が付かないだろうな～。）

以前から、ちょっとお昼の時間があれば、伺っていたが、本当に久しぶりである。２階に上がると結構なお客が椅子に座って並んでいた。よくご存知のリピーターが多いみたい。気が付かなかったのは自分だけ？

こちらのお店は、京都の老舗日本料理『和久傳』のカジュアル料理店。お店の名前『はしたて』は、発祥の地京丹後にある天の橋立が由来であり、日本や世界を繋ぐという意味からつけられている。ですから、手軽に日本料理の気分を味わえる雰囲気が観光客を喜ばせている。

今日は、ランチで伺いましたが、やはり『はしたて』の定番と季節ものの料理が人気のようだ。

・金目鯛づくし丼セット（2,862円）
～炙り金目鯛・いか・たらこ丼、揚げ金目鯛、わかめ素麺、法蓮草、豆腐、菜藷

流石に炙り金目鯛は脂身が蕩けるようでランチの丼としては贅沢な逸品。奥にはイカソーメンが隠れており、新たな楽しみが潜んでいる。

揚げた金目鯛も上手く水分を保ち旨いな。わかめ素麺はできれば暖かい方が料理全体を、汁物としてまとめ易くなるのだが。ちょっと残念。

納得の旨さに納得のお値段のランチ。
ごちそうさまでした。

【再訪】2016年6月
今まで食べそびれていたお昼限定メニューですが、本日は6月の限定メニューになります。
■お昼限定メニュー1782円
・冬瓜すり流し素麺
～冬瓜を擦ってた冷たい素麺です。暑い夏にはピッタリですが、残念ながら今日はちょっと肌寒くなってます。味は極薄味でいかにも日本料理という感じかな。

・煮穴子の玉〆丼
～前回の鱧と湯葉の玉〆丼があまりにインパクトがなかったので、雪辱戦という意味合いで改めて玉〆丼挑戦しました。今回は煮穴子がしっかりとした味付けだったので、薄味玉子ともバランスがよかったですね。

・絹ごし豆腐・ジャコ卸し小鉢
～これは普通かな。
・御新香(さいしょ)

今回は復活の評価3.6→3.8となりました。
ごちそうさまでした。

【再訪】2016年5月
今回は、鱧と湯葉の玉〆丼を頂きましたが、せっかくの鱧が玉子とじの割りと濃いめの味に負けてましたね。鱧は歯ごたえを求めてないので、素材の旨味が欲しいと思いました。

また、湯葉も効いてなかったかな。味付けは上品で美味しくリーズナブルとはいいながらも、前回のはしたて丼が美味しかっただけに、ちょっと残念でした。

すいませんが、3.9→3.6にさせて頂きました。ごちそうさまでした。

■2016年4月
京都駅西口改札の正面２階(地上３階)にあるレストラン街。

京都を代表する和久傳さんの庶民派レストランです。オープンで明るい店内ですが、ちょっと和食に拘る雰囲気も感じます。

お店の店員さんは、すごく謙虚で丁寧な言葉づかいの方が多く感じが良いです。さすが、おもてなしの気持ちが行き届いてますね。

料理は、丼で和食を表現するというコンセプトなんでしょうか？丼ものがおおいですね。

注文したのは、お店の名前でもあるはしたて丼。珍しい野菜天婦羅と海鮮丼のダブル丼仕立て。

海鮮丼は、しまあじ、鯛、イカの三種類。
それに野菜のかき揚げとお味噌汁に漬物。

丼という豪快なイメージはなく、やはり繊細な京都料理になっています。海鮮丼は、薄味ではありますが、しっかりと上品な感じです。最近は味つけの濃い外食の料理が多かったので、ちょっと新鮮ですね。

野菜のかき揚げは、パリパリ感が半端なく、これまた油っぽくない上品な和食となっています。

京都駅の中に、京都料理を気軽に楽しめるお店があるとは、灯台もと暗しでした。

上品に、ごちそうさまでした。