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天草ならではの何かがあれば、嬉しいんだけどね。アハハハハッ！
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［2017/11］柿“大将(300円)
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［2017/11］黒瀬製菓舗
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［2017/11］富岡港BTです。
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［2017/11］富岡には唐津藩初代藩主・寺沢広高が天草支配の拠点として築いた富岡城があります。
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［2017/11］細長い砂州で本当と結ばれる陸繋島は寺沢広高の戦術眼の高さをうかがわせます。
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［2017/11］士を愛し士から慕われた寺沢広高でしたが、関ヶ原の戦功褒賞として受け取った天草には苛烈な施政で臨みました(写真は富岡城址からの光景)。
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［2017/11］その苛烈な施政が天草の乱の一員となったと言われます(写真は富岡城址からの光景)。
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［2017/11］富岡城に籠る寺沢勢は押し寄せる一揆軍を撃退しますが、乱勃発の責任を問われて、天草は没収されてしまいました。
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職人！西島兵庫
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
増田屋 黒瀬製菓舗
|
|---|---|
| ジャンル | 和菓子、洋菓子 |
|
予約・ お問い合わせ |
0969-35-0119 |
| 予約可否 | |
| 住所 | |
| 交通手段 |
富岡港から徒歩20分くらい |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
￥1,000～￥1,999 |
| 予算（口コミ集計） |
|
席・設備
| 貸切 |
不可 |
|---|---|
| 空間・設備 | 落ち着いた空間 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| 備考 |
創業150年以上（明治初期）！ |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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◼︎ 基本情報
□ 地域：熊本県＞天草
□ ジャンル：魚介・海鮮料理
□ 食べログでの評価
(2017/12/12)★3.05/2口コミ［4位/12軒］
◼︎ ディテール
熊本県天草郡苓北町にある8代続く和菓子屋だよ。
現在、店を守っている7代目は東京浅草の舟和で、8代目は東京の某店で修行したそう。
そして、9代目も今某所で修行中とのことで、こちらの店は今後も安泰そうだね。
さて、苓北町は人口7千4百人、天草諸島・下島の北西部に位置する自治体で、かつては天草統治の中心地だったところだよ。
細い砂州で下島と繋がる富岡半島の先端に築かれた富岡城は陸からの攻略口がその長細い砂州に限られることから、見るからに難攻不落で、島原の乱の際は一揆軍を撃退したことで知られるね。
そんな富岡城へ来たついでにこちらへお寄りした次第だよ。
◼︎ 訪問時の状況
□ 訪問時間：土日祝日16時30分頃
□ 予約有無：なし
□ 混雑状況：先客なし［待ち時間なし］
◼︎ 西島兵庫の感想
□ 料理・味：★3.0/ 手の込んだアイデア菓子
□ コスパ ：★3.0/ 一個300円は少し高い
□ 総合 ：★3.0/ 天草らしい工夫があれば
(2.95)
□ オススメ：柿“大将(300円)
各項目の詳細は、下記に記載したので、お時間のある方、興味のある方はどうぞ。
◼︎ 料理詳細
［2017/11］
□ 柿“大将(300円)
柿“大将(がきだいしょう)は干し柿の中に白餡を詰めた和菓子だよ。
冷蔵して保存することが推奨されているが、これは干し柿の周りの白い粉(結晶化した糖分)を保つためのもので、冷蔵しなくても品質上は問題がないそう。
だが、こうした見た目を気にするあたり、こだわりを感じさせるね。
先ほどのうにコロッケ同様、こちらも天草の柿ではなく、長野県の柿を使用しており、そういう意味では天草っぽくはないが、アイデアが面白く、これはこれでアリだと思うよ。
お味の方は想像通り、かなり甘い…
なんせ、干し柿は砂糖より糖分が多いと言われているくらいだからね。
濃いめのお茶なんかと一緒にいただくのがオススメだよ。
◼︎ 総合
決して天草らしくはないが、アイデアに飛んだ銘菓だったね。
天草といえば、島原の乱の中心人物と言われた天草四郎の出身地であり、キリスト教徒が多かったことで知られ、南蛮船の出入りもあったはずたのだが、同じく南蛮船の出入りが多かった長崎のカステラや平戸のカスドースと言った銘菓は誕生していないよ。
これは島原の乱と無関係ではなかろうね。
島原の乱はキリスト教徒の反乱というより、天草を統治していた寺沢氏と島原を統治していた松倉氏の圧政に対する反乱であり、天草の一揆軍は富岡城に押し寄せたんだよ。
ところが、寺沢広高が築いた富岡城は難攻不落であり、攻撃を諦めた一揆軍は海を渡り、島原の一揆軍と合流し、原城で全滅してしまった…
幕府はこれを機に潜在的な反乱分子である天草のキリスト教徒を徹底的に叩いたから、その結果、天草には無人となった集落も多くあったと伝えられているよ。
そうした中で、天草の南蛮文化の影響を受けた菓子等も灰燼に帰したのかもしれないね。
こちらの柿“大将が天草らしさを身につけ、天草を代表する銘菓となることを期待しましょうか。アハハハハッ！