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私たちが、たどり着いたのは【崖の秘密基地】であった
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pixie23715
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店名 |
五足のくつ(ゴソクノクツ)
|
---|---|
ジャンル | 料理旅館、日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
0969-45-3633 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
車で行く以外、交通手段はありません。または宿からの迎えがあります。 |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥50,000~¥59,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、VISA、Master、AMEX) |
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可) |
---|---|
貸切 |
不可 |
駐車場 |
有 8台程度 |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、カクテルあり |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、ホテルのレストラン、隠れ家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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この宿に向かうことになったのは、連れのお母様の一言であった。
「あなたたち、この本【婦人画報です】に載ってる面白い名前の宿があるから、偵察してきなさい」
「どちらの宿ですか?」
「天草よ」 「?」 私たちは、よく要領を得ないまま、出発の準備に取りかかったのであった。
「なんという名前の宿ですか」
「五足のくつよ」
「????」 私と連れは、ますます混乱する状況の中で、正確な情報を得ようと懸命の行動を開始した。
まず、ネットで検索っ!!である。
なになに? 天草? 下田温泉? 私のメモリにないけど?? ここまでで?が既に11個も出現している。
明らかに異常である。
調査を続行するうちに、奇想天外な立地の南蛮風?の旅館であることが、おぼろげながら判明した。
さすがに天草下島の西海岸という特異な立地のため、
福岡からの車両運行には運転手【私です】の不平不満が予想され危険なため、
福岡空港発 → 天草空港経由のルートが【私たち+室内猫】の満場一致で採択された。
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一昨年の10月下旬、秋晴れの福岡空港から【天草航空106便】に搭乗、天草空港へ向かう。
僅か、35分の飛行の後、天草下島の天草空港に無事に着陸した。
空港には、私たちが到着した出口に五足のくつのスタッフが、待ち構えていた。
ややくたびれたワンボックスワゴンに乗り込み、目的地に向かう。
寡黙な宿の若者は、黙々と運転し50分の後、五足のくつへ到着した?、宿が見えない。
崖だけしか見えない。若者は、突然、ハンドルを左に切るとやっと五足のくつと表示が見えてきた。
しかし、道路はかなりの勾配をもって崖に吸い込まれていく。唐突に、車がロータリーを回転する。
さらに、車は、登り続け、建物に横つけた。「よく、わからんが、着いたのかな?」「着いたんじゃない?」
そこは、東シナ海に面した小高い崖の中腹にある石山離宮 五足のくつ Villa Cだったのだ?!
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レセプション【崖っぷちのテーブルである】でルーチンワークをこなし、部屋へと向かう。
ややこしい経路を通って、着いたところは、山の斜面【いわゆる崖ですね】を切り開いた場所に立つ
秘密基地のような奇想天外な場所であった。
ルームレイアウトは、宿のホームページhttp://www.rikyu5.jp/をご覧ください。
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さて、気を取り直して、食事処の建物へ向かう。もう一度、部屋に戻れるかどうか、不安である。
漆喰壁の個室で、夕食がはじまった。すべて、お任せなので、避難ができない。
数種の前菜の後、近海産の魚介の造り、焼物は、お待ちかね【天草大王の石焼蒸し鍋】である。
正体不明の料理であるが、簡単に説明すると【暖めた溶岩鍋に葱を並べ天草大王の胸肉の切り身を載
せ、溶岩鍋の溝に鶏がらスープをいれ、蓋をしてから蒸し焼きにするのである】
肝心のお味であるが、天草大王が大味なため、滋味が少なく、前宣伝ほどのうまさは感じられない。
その他の料理は、食器類に個性を持たせてプレゼンしているが、あまり記憶に残らない料理であった。
酒は、九州であるので焼酎が豊富であるが、高い。訳のわからん銘柄が多く、不気味である。
朝食は、和食も洋食も食器類は、個性的であるが、ありふれた食材の、ありふれた食味であった。
部屋に関しては、特異なレイアウトで、好みの分かれるところである。
内風呂は、アガペーの卵型でおしゃれである。
ここは、崖にもかかわらず、天然温泉でテラスで海を見ながらの入浴は、カルチャーショックである。
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総評
ここの宿泊料金の大半は、部屋代である。
食事は、はっきりいって、旨くないし、量がすくない。孤立した宿であるので、つらい。
夜食はあるが、素人料理を平気で、しかも高値で出してくる。【感じ、悪い】である。
接客は、若い従業員が多く、よく言えば、発展途上、厳しく言えば、素人である。
物珍しいコンセプトで、一斉にマスコミの注目を浴びたが、長続きは困難である。
地元のタクシー運転手さんも、「あんな、高いとこ、東京モンしか行かんわ」と的確に述べていたのが、
印象的であった。
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後日談
言いだしっぺの、お母様に「摩訶不思議な宿でした」と報告すると、
「よかったじゃない」 「?????」
最後まで、不可解な出来事であった。