人吉のウナギ　(*´∇`)ﾉ : 上村うなぎ屋

３日目は都城から人吉へ。目的は人吉城見学ですが、その前に以前伺って美味しかった上村うなぎへ。

前回来たのはもう５年も前ですね(^ー^;A　あの時は開店直後に行けばすんなり入れたので、今回は念のために開店5分前に伺いましたが・・・既に30人以上並んでました(^ー^;A
５年間でこんなに人気になったのか・・・人吉なんて他に行列ある場所なんてないのに・・・

幸いに店も拡張したのか、１順目で入ることができました。店の奥にある囲炉裏を囲んだ８人ほど座れるテーブルに、４組のお客さんを相席する方式でした。
注文したのは前回と同じうな重ですが、前回は3500円でしたが今回は2900円と値下がりしています。この値段は他の店と比べても安いですねえ。

１時間くらい待たされるのを覚悟してましたが、15分ほで来ました。うな重は前回と比べてウナギの大きさがちょっと大きめな感じ。全体的にボリューミーな印象を受けます。

食べてみると、うん、やはり上手い。身に雑味がないというか、臭みのようなものが一切ないんですよね。ふんわりと焼き上がり、食感もよいですね。前回は皮がそれほど焼けてなかったけど、今回は皮もしっかり焼けており、前回のようなねっとしとした薄いコラーゲンのような食感ではなくなっていたのは残念ですが、それでもやっぱ美味いですわｗ

結構行列が出来てますが、以外に早く出てくるので２０～３０人くらいの行列なら並ぶ価値がありますね。

しかし、お客さんは人吉に来て上村うなぎ屋しかいかないのだろうか？　人吉城も歴史博物館も自分ひとりしかお客いなかったんだが・・・

博多で一泊して翌日は人吉に。

目的はいくつかありますが、以前からチェックはしていたけど、場所が場所だけになかなか行く機会がありませんでした。今回は強行スケジュールながら何とか日程調整ができたので満を持しての訪問ですＷ(*´∇`)ﾉ

人吉までは高速バスが通ってますが、この日は満席だったため新幹線で新八代まで行き、その後は九州横断鉄道で人吉まで。
朝飯抜きだったので、１０時到着と同時に早めのお昼を食べるために向ったのが「上村うなぎ屋」。こちらは人気店で昼時には行列ができると聞いていたので、開店の１０時直後に伺おうと、到着してすぐに向かいました。

幸いにして行列はナシ。この後、２時間後くらいに前を通ったら行列ができていたので、開店直後がねらい目ですね。

お店はかなり入り組んでいて、入り口のすぐ前の席だったので、全体で席数がどのくらいあるかは視認できませんでした。

こちらで注文したのはうな重（肝吸い付）（3500円）

肝吸いが付かないとちょっと安くなるようです。

こちらは注文してから鰻をさばくようですが、先客が１組しかいなかったので、１０分ほどできました。

お重は小さ目に感じましたが、底が深いのでそれなりの量になります。うなぎは上に乗っているのとは別に中にも埋め込んであるので値段の割にはかなりうなぎが多いですね。
タレはかかっておらず、お好みで後から自分でかけるシステムです。タレはねっとりとしたタイプではなく、醤油のような感じでさらっとしたもの。ただ、うなぎのタレとして強さはあります。

鰻は関西風の焼きのみと思われます。焼き方は比較的浅く、関西風特有の香ばしさは少ないですが、もっちりとして美味い。
こちらのうなぎは真水にひたしてから調理するとのことで、三島で食べたうなぎと同じく身がすっきりしてます。肝吸いなどは、甘みさえ感じるほどに雑味がありませんね。
特徴的なのは皮。焼きのみだと香ばしくパリっと焼いたものが多いですが、こちらは火の遠しが浅いので、ぱりっとした感じはありません。ちょっと火を入れただけの皮は質が悪いとスーパーのうなぎのように皮が噛み切れないようになりますが、こちらのうなぎはねっとりとした皮が身と一緒に付いてくるので、薄いコラーゲンのような食感が混ざってかなり歯ごたえがよいです。
鰻の皮は火を存分に通してぱりっとしたものでないとダメだと思ってましたが、こちらのうなぎはイケますねえ(*´∇`)ﾉ

老舗のうなぎやとあって、さすがに美味しいですね。関西とも関東ともちょっと異なる人吉風のうなぎの焼き方は一度食べてみる価値がありますε-(´∇`)ﾑﾊｰ