蕎麦に満足、野菜に満足、お気に入りの道の駅 : そば処岩戸開

2017.10 昼

・たかな定食 1100円

　熊本県波野村の道の駅。
　今は阿蘇市に併合されている。
　お気に入り道の駅でもベスト３のうちの１つ。

　地元の野菜、地元の惣菜、地元の菓子、
　全てが安くて質が良い。

　併設するレストランでも、地元の美味しさがちゃんと食べられる。
　レストランで食べて、美味しかったから買って帰ろうって出来る。
　この形態の道の駅、案外少ないですよね。増えて欲しい。

　レストランで食べて、いろいろ買った。
　野菜はもちろん、いきなり団子、そばふりかけ、など。
　道の駅は早い時間ほど、いろいろ揃ってるよね。
　レストランのメニューが少し減っていたのは残念だった。


・たかな定食 (3.8)
　もりそば、高菜飯、サラダ、漬物、そば豆腐、そばスィーツ。
　どれも地元で食べられているであろう品々。
　良い素材で、真面目に作っている素直な味。
　飽きないです。
　特にそば、新蕎麦直前で一番厳しい時期なはずなのに、
　ちゃんと香るし、コシがあるし、甘味もある。軽く驚いた。
　（前回も同じ事を言っていたと奥さんに突っ込まれた）
　そば汁に濃さは無いが、物足りなさも無い。
　前回よりそばが美味しくなっている。
　驚くのが普通のサラダ、キャベツが違い過ぎる。
　柔らかいのにシャクシャク良い歯ごたえで甘い。
　キャベツから作られたドレッシングでさらに甘く感じる。
　高菜飯は想像よりしょっぱさが少なく食べやすい。
　塩分摂り過ぎとは思うが、そばふりかけが気になってかけてみた。
　カリコリとゴマと蕎麦の風味。男子垂涎のふりかけかも。
　他も満足感が高いです。


　いきなり団子は５コも入って400円！
　もちろん素朴な美味しさ。
　キャベツは100円前後だし、ピーマンも安いし。
　何気に凄い。

2015.05 夜

全部で 1550円
・祭り定食 1100円
・ざるに変更 100円（定食はかけそば）
・そばがき 450円

　お気に入りの道の駅「波野」。熊本県と大分県の境。ほぼ地元のもののみを売っていて、安い。一般的な道の駅だと、他所のものがたくさん売っていたり、かなり高かったりする。併設されたレストランも残念な事が多くレビューを書く気にすらならない。ここは違う、真面目なんですよ。奥さんは、毎回何か買っている気がする。野菜やハーブの苗なども豊富なのだ。
　蕎麦の産地でもあり、道の駅内で地元の蕎麦を挽いている。こういう姿勢が好きなんです。以前にも来た事があって、そばがきがお気に入り。ざるそばは750円と少し高い。定食だと1200円でざるそば付きでいろいろ楽しめる。蕎麦をいろいろ使った定食があったのでそれにした。いや、奥さんが先に見つけた定食なんですが。便乗しました。


・祭り定食 (3.5)
　内容は、ざるそば、そばいなり、そばコロッケ、そば豆腐、そばぜんざい。全部そばを使っている。
　挽きたての田舎そば、都会風の田舎そばでは無くて、本当の田舎の田舎そば。良い蕎麦を挽き立て、打ちたて、茹でたて。荒挽きで打ちは家庭的。良い蕎麦粉なので、粘りがありボソボソしない、そういう具合。それをいろんな料理で楽しめる、良い定食だと思う。
　ざるそばは、少しモチっとした感じで風味は強め。汁は甘味が少し強め。腕の良さなど感じないけど、真面目さを感じる。香りや味は良いけど、ツルリな喉越しや存在感のあるコシは望めないそんなそば。田舎でいただく本物の田舎そばも良いものです。
　そばいなり、これは珍しい。作り置き感があり、ベニショウガが味を支配しているのが少し残念。
　そばコロッケ、ジャガイモである部分がそばで、肉がかなり多い。コロッケと言うよりメンチカツにそば風味がある感じ。
　そば豆腐は、そばの香りはあまり無く、甘味で多少そばを感じる。豆腐としてはしっかりした木綿でうまし。
　そばぜんざい、これはヒット。ダンゴがそばのダンゴ。甘さ控えめで小豆の風味しっかり、そばの甘さしっかり。

・そばがき (3.8)
　蕎麦粉が良いので、手間をあまりかけないそばがきは外れなく美味しい。もっちりしてフワっと甘い。お腹にたまる。かなり以前に食べた時から、こちらのそばがきは好き。変わっていない事に安堵。
　薬味類が特徴的で「やみつきとんがらし」と言うのがあった。少し食べてみたら、青唐辛子の日本版チャトニだ。鮮烈に飛び切り辛い。こりゃいい。かなり良い。そばがきにオンして食べたら、これがまたイケる。ディードに青唐辛子のチャトニ、これはネパールと同じ味だな。


　近くにはあまりお店が無い地域なんですけど、孤軍奮闘と言うか、良くやってると思う。値段と内容から考えるとけっこう安いし。少なくとも小国の蕎麦街道より、ずいぶん良い。
　ここから大分へ向かう道は車の窓を全開にすると、「はーるのーうらーらーのー」とメロディーがもれなく聞こえるのも楽しい。

　ごちそうさまでした。