火の国文龍 総本店 : 火の国文龍 総本店

公式

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この口コミは、no chaserさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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3.3

~¥9991人
  • 料理・味3.3
  • サービス-
  • 雰囲気-
  • CP3.3
  • 酒・ドリンク-
2021/07訪問1回目

3.3

  • 料理・味3.3
  • サービス-
  • 雰囲気-
  • CP3.3
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

火の国文龍 総本店

「黒亭本店」を出て次に向かうのは「火の国文龍総本店」。
熊本市内では有名な人気店になっている様で、今現在、熊本県の食べログラーメンランキング3位になっている。
でも、ここに向かったのはそう言う事で・・ではなかった。

こちらも古い思い出絡み。(^^;

熊本に住んでいた3年間、今思い返しても1度も外食でラーメンを食べた記憶が無い。
勿論ラーメン自体は当時でも好きだったけど、お店に行って食べると言う概念が無かった気がする。
まあ、当時はそんなにお店も多くは無かったし、家族連れだとどうしてもファミレスに行ってしまうしね。(^^;
そんな或る時。
どこからの情報だったかは思い出せないけど、近くに新しいラーメン屋さんが出来たとの話を聞いた。
それを聞いて、何故かその時は珍しくラーメンを食べに行きたいと思ったのだが・・。
1人で行ったのか家族連れで行ったのかも思い出せないけど、お店の側まで行って新しくできた建物を見た記憶は、今でも残っている。
でも、そこから店内に入ったのか、実際に食べたのかは全く思い出せない。(^^;
そこからの記憶がすっぽりと抜け落ちている。
記憶に残っているのは、ぼんやりとした建物の外観のイメージだけで、場所も店名も思い出せないお店だった。

で、後年。
食べログを始めてラーメンの食べ歩きなどをし出したのだが、その内段々地元だけでなく他県のラーメンも気になってくる様になる。
ここ熊本も住んでいた事が有るので、ある時、どんなラーメンが有るのかなぁ?と見ていたら・・。
ん?
・・これは・・?
そこで見た店名が妙に心に引っかかる。
火の国文龍・・。
文龍?
・・・文龍・・文龍・・・?
あれ?
あの時見たお店の外観とこの店名が妙にリンクしてくる。
勿論、店名は覚えていなかったので確信はないのだけど、ぼんやりと思い浮かぶ建物の外観とこの店名が妙に馴染んでいる。
もしかして・・あの時のお店はここなのだろうか?
そう思い出すと気になってくるのだけど、熊本まではさすがに遠いので今迄確認する機会が無かった。

ただ、今回改めてレビュー写真を見てみると、当時の記憶とは明らかに違う外観だった。
ちなみに、支店の「菊陽バイパス店」の写真も見てみるが、これも明らかに違う。
う〜ん・・やっぱり別のお店なのかなぁ・・。
でも、余りにもしっくりと来る店名なので、諦めきれない。(^^;
もしかしたら、移転して建て替えられたとか・・・。
と、情報を探してみるが探しきれない。
お店のHPでも有ればと思うが、それも見当たらない。
・・う〜ん・・。
モヤモヤした気分になるけど、行って見たら何か感じる物が有るかもしれない。(^^


場所は、市内から「産業道路」、「国体道路」を通って阿蘇方面に向かい、九州自動車道を過ぎてちょっと行った左側に在ります。
市内からは割りと距離が有る。

駐車場はお店の横に約20台分くらい。
夜の開店時間からはまだちょっとしか経っていないはずだが、すでに満車近い状態。
端っこの方に車を駐めて、さて、と外観を見てみると・・・。

・・あぁやっぱり違うわ。(^^;

写真で見た通りで、私の記憶の外観とは明らかに違う。
建物の上にはデッカい龍のオブジェが乗っかっていているが、私の記憶にはそんなのは無かった。
もし有ったら、これは絶対記憶に残っているだろう、な迫力のある物。
う〜ん・・・やはりここじゃなかった。

ま、違うであろう事の心の準備はできていたので、気を取り直して店内へ。(^^;

入って直ぐ右側に券売機。
店内は、右側が厨房で、中央にロの字のカウンター。
左側と奥に、4人掛けテーブルが5つと2人掛けテーブルが1つ。
土曜日の夜の部の開店直後だが、店内は既に満席の状況。
券売機の前で、さて何にしようと考えるが、表の看板の「熊本最強のこってりラーメン」の謳い文句に刺激されて、ほう?どんな物か見せて貰おうか、と言った気になり「こってりとんこつ」700円をポチッ。(^^;
強気な謳い文句の割には、意外と高くは無いなぁと感じた。

側に居たお店の人に、イスに座ってお待ち下さいと案内される。
食券を買って待機するのは久しぶり。(^^;
お客さんは、お一人様も多いが意外と家族連れも多く、私の後に並んだお客さんにも何組かの家族連れが居た。
お店は、20〜40代くらいの男性4人と女性1人で営業。
お客さんが多い為か厨房内も活気が有る。

5分ほど待ってカウンターに案内される。
特にチケットは求められ無かったので高台に置いておく。
お客さんが多いので時間が掛かるかな?とその間にトイレに行って戻って来たら、すでにラーメンが届いていた。(^^

どんぶりは、このお店独特の中空二重構造のステンレス製で、「冷めにくい」・「持っても熱くない」が特徴の特注品。
で、どんなかな?と触ってみたら・・。
熱くない!
見た目熱々のスープだけど、持ってみると少し温かいぐらいの熱さ。
おぉ、これは画期的などんぶりだなぁ。
これも1つのサービスと言っていいだろう。
具は、まず目に付くのが背脂。
これでもか、と言うぐらいに表面をびっしりと覆っている。(^^;
新潟で食べた「杭州飯店」のそれよりも多いぐらい。
他には、チャーシュー・ネギ・板海苔で、添えられたレンゲには、辛味噌的な物が乗せられている。
スープは、背脂で良く見えないので避けながら見ると、少し赤っぽい肌色。
さてそのスープを・・・と思うが、レンゲには辛味噌的な物が乗っているので、一旦スープに落として一口啜ってみると、時間を掛けてしっかりと炊き出された様な、はっきりとした豚骨風味の有る、豚骨度の高いスープで、濃厚タイプに見られる少しトロっとした舌触り。
旨味もしっかりと出ていて厚みも感じる物。
でも、それに被膜を被せる様に背脂が覆い被さる。
背脂自体は小さな粒だが、量が多いのでその勢力は大きい。
小さい分、水風船の様なぷわんとした弾力はなく、舌で押さえるとむにゅっと潰れる。
独特の背脂の風味がスープを押し返す感じで、旨いと感じたスープの印象を滲ませてしまう。
互いがその良さを引き出し合えば良いけど、プラスマイナス0までは無いけど0.5位になるかな。
ふつうタイプには入っていない様なので、背脂でこってり感を出しているのか・・?
今まで背脂多めなラーメンは何度か食べた事があるけど、背脂でこってりを感じた事はなかった。
大抵はスープとは馴染み合わず、ちょっと浮いた存在に感じる場合が多かったので、豚骨ラーメンにおける背脂の意義が良く解らない私。(^^;
人やお店によってこってりの定義は違うのだろうけどね。
このスープの本来の姿はふつうとんこつじゃ無いかと思う。
大体、こってりと謳われたラーメンを食べた後は普通にすれば良かったと思う事が多いのに、意地を張って今回もまたこってりにしてしまった。(^^;

麺は、中〜太麺のストレート。
口当たりは"つる"で、表面のやや高めな圧が中心に来るとグッと高くなる、良く噛んで食べる必要が有るタイプ。
割と好きなタイプだけど、このスープには合わないかなぁ。
ふつうタイプのスープの方が合いそうな気がする。
チャーシューは、背脂に隠れて見えていなかったけど、下の方から出て来た。(^^;
大きさは小、厚さも薄。
薄い割には少し噛み応えの有る物で、味は肉とタレの半々ぐらいで旨みは少し残っているが、少し塩気が強かった。
辛味噌?はラー油の辛さが主体かな。
特に強くは無いが、背脂の勢力を押し返す力は有る。
でも混ぜてしまうとその力は小さくなるので、所々で摘みながら食べた方が良いかと思う。
なので、レンゲではなく別皿での提供の方が使い易いかな。
摘んで食べていたら、イクラを食べた時の様な塩気も感じた。(^^

「黒亭」に続いての2軒目だったけど、背脂効果も有ってか完食はできなかった。(^^;

総じて良くできたスープかと思うけど、こってりを背脂で演出しようとした感が否めないかなぁ・・。
変にこってりとか名付けせず、背脂豚骨ラーメンとストレートな名前にした方が、素直に受け入れられる気がする。
熊本最強のこってりラーメンの謳い文句だったけど、背脂なしでもそれを実現できるだけの素質のあるスープだと思うけどねぇ。

う〜ん、と思いつつお店を出る。

もう1度振り返って外観を見てみるが、・・やはり違うなぁ。
思い出のイメージとは響き合わない。

でも、暖簾に書かれていた「創業昭和七十三年」が、丁度熊本に住んでいた頃に重なるので、まだ可能性は残っているのだけど・・。
しかし、「建軍」・「戸島」・「菊陽」と書かれた地名は、おそらくそこでオープンされたか支店の場所かと思うが、はっきりとした記憶は無いけど、そこまでは行っていない気がするし・・。

結局、結論は出ずモヤモヤした気持ちが続く事に。(^^;

  • 火の国文龍 - 外観。

    外観。

  • 火の国文龍 - 暖簾に書かれた創業年。

    暖簾に書かれた創業年。

  • 火の国文龍 - 券売機。

    券売機。

  • 火の国文龍 - 店内。

    店内。

  • 火の国文龍 - 厨房方向。

    厨房方向。

  • 火の国文龍 - ほう?これは?

    ほう?これは?

  • 火の国文龍 - 追加メニュー。

    追加メニュー。

  • 火の国文龍 - これは?

    これは?

  • 火の国文龍 - 卓上。

    卓上。

  • 火の国文龍 - こってりとんこつ全景。

    こってりとんこつ全景。

  • 火の国文龍 - スープ。

    スープ。

  • 火の国文龍 - 麺。

    麺。

  • 火の国文龍 - チャーシュー。

    チャーシュー。

  • 火の国文龍 - 完食はムリだった。(^^;

    完食はムリだった。(^^;

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店舗情報(詳細)

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店舗基本情報

店名
火の国文龍 総本店
ジャンル ラーメン
お問い合わせ

050-5592-8563

予約可否

予約不可

住所

熊本県熊本市東区戸島4丁目2-47

交通手段

鹿8「下久保バス停」から「火の国文龍 総本店」まで 徒歩1分
バスでお越しの方

九州自動車道「熊本IC」から「火の国文龍 総本店」まで 1.7km

武蔵塚駅から3,591m

営業時間
  • 月・水・木・金・土・日・祝日・祝前日・祝後日

    • 11:00 - 15:00
    • 17:30 - 21:30

      L.O. 21:00

    • 定休日
予算

¥1,000~¥1,999

¥1,000~¥1,999

予算(口コミ集計)
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード不可

電子マネー不可

QRコード決済不可

席・設備

席数

36席

最大予約可能人数

着席時 36人

個室

貸切

不可

禁煙・喫煙

全席禁煙

店外に灰皿有

駐車場

空間・設備

カウンター席あり

特徴・関連情報

利用シーン

家族・子供と 一人で入りやすい 知人・友人と

こんな時によく使われます。

ロケーション

一軒家レストラン

サービス

テイクアウト

お子様連れ

子供可

オープン日

2008年

電話番号

096-388-7055

初投稿者

開司開司(22)

最近の編集者

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