天外天 本店 : 天外天 本店

時間的には遅くなったけど、そのホテルには門限が無く、何時でも出入り自由だったので、安心して熊本の夜の街へ出かける。
目的のお店は「天外天」。
泊まったホテルからも近かった。

お店は、3階建ての不動産屋の1階の角。
独立した店舗かと思っていたので、ちょっと意外。

入って右側が厨房で、その前に細長いL型のカウンター。
もっとちゃんとしたお店のイメージでやって来たけど、なんとなく屋台ぽい店内の雰囲気。
店内に一歩足を踏み入れると、直ぐ目の前がカウンター。(^^;
20〜30代くらいの男性3人で営業。
メニューは卓上に。
麺はラーメンと辛口ラーメンの2種類のみ。
ラーメン800円を注文。

３分ほどでラーメンの到着。
どんぶりは、わりと径が有るけど深さはそれ程無いタイプ。
具は、チャーシュー・キクラゲ・ねぎ・タマネギを刻んだ物・焦しニンニクのフレーク。
スープは、薄茶色で白濁とかはしていない物。
見た感じ余り豚骨を感じないだが・・。
取り敢えず一口とレンゲを持ち上げたら・・・・デカい！
通常の3倍くらいは有りそう。(^^
いやぁ、久しぶりに見たなぁこんなでかいレンゲ。(^^

そのレンゲで一口。
う〜ん、まだ体調がおかしいのか、あまり豚骨を感じないのだが・・。
スープの色合いから薄めのスープなのかなと思ったけど、その予想よりももっと薄かった。
鶏が多いのかなとも思うが、それもあまり感じないし・・。
タレの醤油も微かに感じるくらい。
ニンニクが頑張るのだけど、他の要素がついてこれずに1人で上滑っている感じ。
刻み玉ねぎも、食感と味で頑張るのだけど、舞台上に出たものの主役が出て来ないので、なんとか1人で場を持たそうと奮闘している感。
麺は、極〜細のストレート。
口当たりは"つ"で、表面から中心まで少し高めな圧を保った物。
噛むとクツクツとした歯切れ。
細い分スープの絡みは良いのだが、スープがスープだけに今一つ満足感が上がらない。
麺自体は割りと好みなのだが・・。
チャーシューは、大きさ大・厚さやや厚。
肉主体の味で、トロッとした歯応え。
味は濃い目で、スープと対比するとちょっと浮いた感じになっている。

全体に妙にバランスがズレたラーメンと感じたが・・・。
元々こう言ったラーメンなのか、たまたまなのか、それともやはり私の舌がおかしくなっていたのか・・？
少々好みに合わない様なスープでも、最後まで飲む様にしているのだが、後客さんが続いて外に並び出すような状況になって来たので、少し残してお店を後に。
それにしても、この味で並ぶのか？と思ったけど、やはり本来はそうでは無いのだろう。
やっぱり、今日の私の舌はおかしくなってる？？


(おまけ)
「天外天」を後にした後、折角なので熊本の夜の街を歩いてみる。
見ると、結構賑わっていた。
コロナの第7波とか、過去最高の感染者とかのニュースが流れてる頃なのだが、あまり関係無いと行った様子。(^^;
カラオケや飲み屋の前に集まって盛り上がっているグループも多いし、人通り自体も多い。
流石にまだマスク姿の人が多いけど、若い人の中にはマスクなしで大声で騒いでいる人も見かける。
マスク姿以外は、もうコロナ前までに戻っている感じなのかな。
ちなみに、もう一軒行く予定にしていた「桂花ラーメン本店」にも行ってみた。
先ほどの「天外天」と比べると随分立派な店構え。(^^
もう一杯ぐらいならなんとか食べれそうだったけど、まだ「天外天」の下書きが済んでいないので、取り敢えずお店の存在を確認してホテルに帰る。
部屋に戻って「天外天」の下書きを済ませたらかなり遅くなってしまった。

初めは、先ほどの「桂花ラーメン本店」や「こむらさき」にも行く事を考えていたけど、明日は早朝から出発する予定なので、ちょっと厳しいかなぁ・・。
ま、また来る事も有るだろうの熊本なので、次回の楽しみに取って置こうか。(^^

(もひとつオマケ)
で、「天外天」のレビュー上げようとしたら・・・えっ？
・・移転？
食べログの店名の横に「移転」の文字が・・。
何時の間に？
調べてみると、私が食べてから10日もせずに移転していた！
う〜ん、危なかったなぁ。(^^;
もう少し遅い時期にやってきていたら、振られる所だった。
移転前のお店で食べる事が出来て良かった。(^^