やはり天然鰻の味は四万十です！ : 四万十屋

高松市から高知県の四万十市（旧中村市）に飛んできました。
ホントは車で走って来たんよ～～っ！( ^ m ^ )
そんな事分かっとるわい！(- - ；　ヽ(`皿´；)


車で走る事3時間半！ホテルを7時に出まして、10時半には着きました。
この後、四万十市内で商談があるんですけど、ホテルの無料朝食も食べず、こちらの天然鰻を食べに来たんです！( ^ _ - )-☆


こちらにお邪魔するのは、4年ぶり3回目になります。
10時からの営業時間なので、早めにお邪魔して混雑を避けるのが賢明。( ^ _ - )-☆

四万十屋さんの隣りには、四万十川の自然を勉強できる施設もあり、勿論お土産を買うところもあります。
四万十屋さんの1階には、生簀（いけす）があり天然鰻やなまず、手長えびなどが観れます。
お土産品もかなり品揃えがあり、正に四万十川と一体化したお店です。(*^ーﾟ)b


早速2階に上がり、靴を脱いでお座敷に上がると、板の間に先客が1組2名。
その板の間の端っこに陣取りました。

メニューは一応確認しますが、初めからうな重天然（3,500円）に決めていました。
過去2度秋と夏にうなぎ丼天然（2,500円）を食べましたが、うな重はまだ食べた事が無いし、
今度いつ来れるかどうか分からないので、大盤振る舞いでうな重を頼んでみよ～～！( ^ 0 ^ )/

お店の女性に、「結構時間がかかるんですか？」と聞くと、「いえ、直ぐできますよ！」と・・・。
ええっ！？(^ ^ ；早いのは良いんだけど、作り置きかよ。。。
まあ、問題は味なんだけどね～！


それから、テーブルのメニューを観てると、1枚のパウチされた物が。
春鰻は、さっぱりしていて、細い物しか獲れません。。。さっぱりしてる？脂が乗ってないって事でしょ！
う～ん、非常にポジティブな言い方やね～。( ^ m ^ )

※こちらでは、天然物を頼まれる方は、大きさや太さ、脂の乗り具合を気にされる方は、行かれない方が良いです。　
あくまで天然物は規格がありませんから、自然の営みをそのまま頂くという心構えでお越しください。


注文してから5分ほどで出てきました！ホントに早いのね。。。(^ ^ ；

出てきたうな重天然、う～～～ん、正しく春鰻だね！細いね～～～！
細いので、六切れになってますよ・・・。パッと見は、穴子みたいだわ！やっぱり、ちょびっと残念・・・( T - T )

でも、良い香りがしてきます。写真を撮る時間が勿体無い気分。
山椒は、テーブルにありますから、蒲焼をよけてタレが一杯掛けられているご飯に掛けます。
山椒をご飯に掛けるのは、個人の嗜好ですので。

早速、ガブリと一口！う～～ん、久しぶりの天然鰻！しっかりとした歯応えは養殖物とは全く違います。
確かに身も薄く、脂も乗っていません。ただ、小さく細いなりにも、この歯応えは別物なんですね！(*^ーﾟ)b
スーパーで買って食べる養殖鰻は、身と皮が簡単に剥がれてしまうでしょう？
おまけに身を箸で持ち上げただけでポロっと落ちてしまいますが、天然鰻はそんなヤワではないんです。
箸で持ち上げてもピ～ンとしたまま。そのしっかりした身と皮から、旨みが出ないはずがありません！

タレは、かなり濃厚で甘味も強く、一緒に出された椀物のアオサノリの味噌汁を飲まないと、
喉が渇いてしまうほど濃い味です。しっかりした鰻には、これほど濃厚なタレでないと負けてしまうんでしょう。


その他の漬物や骨煎餅、大根のなま酢も箸休めには持ってこい.。o○
うな肝も生臭くも無く、パクッと一口！

いや～もっと食べたいな～～！（＾◇＾）/
でもこれだけで、居酒屋に軽く呑みに行ったくらいの値段だもんな。
食べた後は、それを考えると少しブルーになってしまう親父。。。。(- - ；


我が社の取扱商品は、ちょっと高額な商品を主に取り扱っていますので、
親父の営業トークに、こちらの四万十屋さんの天然鰻を引き合いに出させていただいています。
輸入物のうな重と同じレベルで語ってしまっては、いかがな物でしょうか！？とお話しします。
値段の違いには、必ず理由と言うものがあるんですよ！ってね。偉そ～～に～～～！( ^ m ^ )


食べ終えてから、眼下に広がる四万十川の景色.。o○
初夏を感じさせる日差しを川面に映し、眩しさも心地良いひと時でした。

帰ろうかと思い階段に進むと、20数人の団体さんがゾロゾロと階段を上がってきます。
あらら・・・もう少し遅かったら、こんなにゆったりとした時間は過ごせなかったな。。。ツイてるツイてる！( ^ _ - )-☆

今度いつ来れるかわかりませんが、またお邪魔しますね！


ごちそうさまでした。