土佐の高知のはりまや橋から徒歩3分の天国再びです。 : 居酒屋　葉牡丹

平日の夕方早めとか日曜の昼前とか、堀詰。
中央公園の南向かい、電車通り沿い。

きっと高知で一番有名な昼酒可能な大衆酒場。

相変わらず店員さんは皆さんハチキン。
お互いを下の名前で呼び合いながら客と料理をシャンシャン捌くツワモノ揃い。

1Fは手前がカウンター、奥は独立性高めの卓席。
2Fは確か掘り炬燵の小上がりと個室の座敷。
3Fは宴会場、100人以上対応可能という噂。

ある日は誰かと、ある日は一人で。

けどやっぱりここなら昼間のカウンター。
ご常連とお店のお姉様方がコテコテの土佐弁で交わす会話が最高のごちそう。

そんな感じで複数日分、注文は以下。
瓶ビール 中瓶 キリンラガー 580円 ＊SDもあり
麦焼酎 湯割、水割 各380円
角ハイボール 480円
枝豆 280円
煮込み豆腐 200円
カレイあんかけ 600円
串焼き かぼちゃ 2本 210円
串揚げ 豚串 105円
串揚げ ウインナー 105円
串揚げ にんにく 180円
串揚げ う玉 120円

瓶ビールはメニューにはSDとしか書かれてないけどキリンラガーもあり。

焼酎は徳利できっちり一合。
それに湯、水、氷が別提供の嬉しいスタイル。

ハイボールはニッカ、ジムビーム、角の三種。
銘柄を指定しないと自動的に一番高い角になったりするので酔っ払ってても注意が必要。

枝豆はいつかの母チョイス。
「家で食べられない物がいいわ」なんて仰るわりにどこへ行っても枝豆を頼んじゃう可愛いヒト。

煮込みは醤油ベースでちょい甘。
なんでもちょい甘なのが土佐料理。
最初から一味が振られての提供。

餡かけカレイはこのお値段で立派なサイズで野菜たっぷり、こっくり濃いめの甘酢餡も好き。
こうしっかり量のある品は一人だと頼みにくいから付き合ってくれた母に感謝。

串はカウンターのケースに並んでて焼きは2本、揚げは1本から注文可能。

串焼きに付いてくる酢味噌っぽいの好き。
串揚げは衣がさっくりもっちり甘めですごく好き。
大阪のヨネヤのに似てると勝手に思ってたり。

定食や丼もあって食堂としても使えるお店。

高知にはこういう昼飲み可能店は意外と少ないし、昼間は1Fしか開けてないことも。

なので土日は早い時間から満席になることも多々。
という訳で複数人で絶対入りたいというのであれば予約が無難。（但し土日の予約は4名〜）

こんな感じで昼からゆっくり飲れるお店が近所にあと何軒かあればいいのに。

なんて思いつつ、いつもありがとうございます。
たいへんたいへんごちそうさまでした。

日曜日の12時前、堺町。
東西に走る路面電車が行き交う大通り沿い。
中央公園の真ん前、はりまや橋から徒歩3分程。

久々の帰省で家族や友達と会って旦那とアチコチしたら二泊三日はあっという間で自由時間なんて無し。

と思ってたら、突如30分のお一人様チャンス到来。
この時間を無駄にしてなるものか、一目散に昼酒です。

この場合、ひろめ市場よりも行くべきはここ。

市内随一のお色気スポットの端にありながら最近すっかり小綺麗になった界隈で
未だに眩しい古典酒場っぷりを誇るレトロな戸建て、しかも11時から通し営業。
お客さんだって呑兵衛ばっかりの元祖天国酒場。

入口から奥へ続くはL字カウンター、壁際には主みたいなご常連が数名。
奥は卓席になってて二階には座敷も。

フロア担当の魚三酒場にも負けないオーラのお姉さん方にしっかり挨拶をして、注文は以下。
樽ハイ レモン 400円
松翁 一合 220円
もみなす 418円

樽ハイはプレーンもあるけど映えを意識してレモンで。
高知の酒場じゃメジャーな樽ハイはアサヒが出しててウォッカベースでスッキリしていて良き。
しかもここんちの樽ハイったら、ただのジョッキなのにまさかの丸氷で尚のこと良き。

アテは もみなす。
茄子を塩で揉んだだけのさっぱりしたやつ。
鰹節と醤油でチビチビ。
この後のトドメの宴会に差し支えぬよう軽め基準で。

からの、2杯目は残り時間を考慮して松翁。
さっさと飲み干せてしっかり酔えるコスパ優秀な爺さん。
お猪口かコップかは選択可能、当然コップで常温で。

短時間でもきっちり整い大満足でお会計は1,038円。
惜しくもセンベロは成らず。
けどたったの30分でこの満足感ったら最高。

と思ってたら、想定より早い時間に旦那の用事が完了。
昼酒で待たせたとバレたらモメるのでダッシュで待ち合わせ場所へ向かったら、思ったよりも酔えました。

やっぱこう、行き当たりばったりってのがいいな。
たいへんごちそうさまでした。