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店名 |
座屋(いざりや)
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受賞・選出歴 |
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店
日本料理 百名店 2021 選出店
食べログ 日本料理 WEST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 日本料理、海鮮 |
予約・ お問い合わせ |
088-824-1308 |
予約可否 |
予約可 コースご利用の場合、キャンセルは3日前までにお願い致します。 |
住所 | |
交通手段 |
土電『高知橋』電停から徒歩3分/JR高知駅から徒歩6分 高知橋駅から175m |
営業時間 |
|
予算 |
¥8,000~¥9,999 ¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
お通し代500円(コースにはつきません) |
席数 |
51席 (1階カウンター11席(会席コースのみ)、2階掘り炬燵席4名様×7部屋(宴会時は最大で40名様)) |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可、10~20人可、20~30人可、30人以上可) 2階掘り炬燵席4名様×7部屋(宴会時は最大で40名様) |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 1階カウンター席禁煙/2階掘り炬燵席喫煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキング有 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、ソファー席あり、座敷あり、掘りごたつあり |
コース | 飲み放題 |
---|---|
ドリンク | カクテルあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる、ワインにこだわる |
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可、ソムリエがいる |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
備考 |
2012年10月1日に建替え再オープン。1階はおまかせのカウンター割烹、2階は従来同様居酒屋に変わった。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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境川の分流として高知市内を流れる江の口川に架かる廿代橋の南たもとから川沿いにほんの少しだけ東へ進むと、右手に場違いなくらい洒落た外観の3階建てがある。
食べログで高知ナンバーワンの評価を得ていることは知っていたが、数年ぶりの高知となれば、出向くことができる店は限られてくる。
ところが、あいにく市場が休みで、お目当ての店も臨時休業。
当日の午後になって、ふと気が向いて座屋に予約の電話を入れてみたところ、人数分の空きがあるというので出向くことにした。
リニューアルしてからは、1Fのカウンター席での"お任せコース"が高評価となっていることは知っていたが、人気店に当日午後の予約が取れただけでも儲けもの。
贅沢は言っていられない。
予約時に、刺身を食べるのであれば、予め魚を締めておくのでと打診されたが、予約は18時。
いまから締めて4時間後に食べ頃となる魚なんてあるのだろうかと思ったが、キャンセル予防も経営努力と素直に応じ、刺身をオーダーしたいと回答する。
18時少し前に到着すると、入口に「本日は満席をいただいております」と書かれた紙が貼られている。
ギリギリセーフだったのかも知れない。
開き戸を開けると、男性スタッフが通路に。
「予約は18時だけど、まだ早いかな?」と声をかけると、「とんでもございません」と丁寧に応対しながら、予約名を確認する。
「三階になるんですけど、特別室になっています」とのこと。
1Fはカウンター席、2Fは居酒屋スペースになっていることは聞いていたが、3Fもあるのかと思いつつ、戯れ言を言いながら入口からすぐ左手にある階段を昇っていく。
3Fに着くと、テーブルを挟むようにソファが置かれた席が1つだけある。
どうやら、本格的にギリギリセーフだったようだ。
階段との仕切りはなく、階段そのものも吹き抜けになっているので、完全な個室空間になっているわけではないが、他のフロアからは隔絶されていて静かだ。
しばらくすると、先刻とは違った男性スタッフがやってきた。
彼によれば、この席は、いわゆる接待用になっていて、VIP席だという。
特別席でもVIP席でもいいが、とりあえず、落ち着いて楽しめるのはありがたい。
階段から向かって左側のソファの後ろの壁が四角くくり抜かれ、内線用の電話が設置されている。
オーダーは、これでするらしい。
例によって、ビールの銘柄を確認すると、生はアサヒ熟撰しかないが、瓶はKIRINラガーの用意があるとのことなので、瓶ビールを注文。
●お造り盛り合わせ
電話で予約しておいた刺身は、鰹の塩たたきが中心。
そつなく、それでいて非常にわかりやすい味に仕上げている。
たたきは調理法であって、出来映えは高知といえども、店や料理人によって異なる。
その辺りを踏まえて、この焼き具合に意図的にしているのであるとすれば、なかなか計算高い。
さらにいえば、この刺身の盛り合わせのために、数時間前に締めなくてならない魚があったとは思えない。
予約を確定するためのさり気ない保険だと思えば、その計算高さも好感。
●四万十蒸し鶏 塩昆布ソース
鶏肉の蒸し方、つまりは食感にやや課題が残る気はするが、塩味はまさにいい塩梅。
シンプルな料理ながら、色目が鮮やかで目にも楽しい。
ただ、この鶏肉と野菜を一緒に食べることはバランスがいいとは言い難い。
目で楽しむ一皿というところか。
●金目鯛とアスパラの焼きしゃぶ
目の前でバーナーで炙るのは、ショー的な要素としては面白いかも知れないけれど、炙ればいいというものでもない気がする。
泡立てられたポン酢が泡醤油のような感じになっている。
とはいえ、エスプーマで泡立てられているだけのようで、程なく普通のポン酢に戻る。
炙り同様、ショーマンシップな演出。
いっそのこと、泡立てると酸味が…とでも加えてくれたらありがたみが増すというものだ。
●ウツボのたたき
ジモティでも結構苦手な人がいるウツボのたたき。
クセがある食べ物に共通する要素で、苦手な人にとって苦手な部分が、好きな人にとっては好きな部分になることは少なくない。
香りの好き好きは、まさに代名詞。
ウツボの独特の香りがあり、好きな人にとっては香りだが、嫌いな人にとっては臭いということになる。
ゼラチン質が多く、独特の食感と香りをもつウツボ。
こちらのたたきは、ゼラチン質がとけるほどしっかりと火を通すことで、食べやすくしてある。
確かに、これなら大抵の人が食べられるだろうけれど、ウツボが好きという人にとっては物足りないかも知れない。
●高知野菜と塩麹のバーニャカウダ
ディップがポタージュのようになっているバーニャカウダ。
女性に好まれそうなポーションと味わいだが、ディップはカウダとフレッダの中間といった感じの温度。
わかりやすいテイストになっているが、野菜の味をより引き立てるという役割を十分果たしていない。
相性のいい野菜もあれば、そうでない野菜も。
ただ、ディップで物足りない、または飽きてきたら塩で味わえるようになっているのはいい。
料理は四則混合計算という点では、どちらの方向にいきたいのか察するのが難しい。
●玉の井 特別純米(南酒造場/高知県
最近では、県外出荷用の銘柄である南としての方が有名だが、本来、高知県内での銘柄は玉の井。
元禄創業の岐阜の老舗・二木酒造が同じ銘柄を出しているからか。
内外装を含め、センスがよく、雰囲気もいい。
サーブやホスピタリティも行き届いている。
最初に席まで案内してくれた男性スタッフが代表取締役で、帰りには店外まで見送りにでてくれた。
このあたりは、レビュアー各位も書いている通り。
いずれも、飲食店にとっては重要な要素で、支持されている理由がわかる。
料理も、ありがちな居酒屋メニューに比べれば、こだわり、洗練されているし、創作性もあって面白い。
しかし、本格的な料理という意味では一抹以上の不満が残る。
CPという観点からは十分だし、そこにある苦労も理解できる。
できれば、もう少し調理という面で感心させてもらえたら嬉しい。
高知ナンバーワンの評価が、味以外の部分ばかりでは不本意だろう。
いずれにしても、今回はアラカルトのみだったので、機会があれば、一押しの"お任せコース"にも挑戦してみたい。
なるほどと思わせてもらえれることを楽しみに。