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店名 |
味の大西 本店(アジノオオニシ)
|
---|---|
ジャンル | ラーメン、かつ丼 |
お問い合わせ |
0465-62-3266 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR東海道本線「湯河原駅」より、徒歩3分 湯河原駅から254m |
営業時間 | |
予算 |
¥1,000~¥1,999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
30席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 1台? 場所はお店で確認してください。 以前の駐車場は利用できなくなりました。 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、バリアフリー、車椅子で入店可 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、健康・美容メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、ベビーカー入店可 |
ドレスコード | 無し |
公式アカウント | |
オープン日 |
1935年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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味の大西 本店
(神奈川県足柄下郡湯河原町土肥1-9-14)
東海道本線の湯河原駅を出て右に進み 横浜銀行を過ぎた土肥一丁目の交差点の左角にある 1935年(昭和10年)創業の老舗「味の大西 本店」
神奈川県には 横浜家系ラーメンと呼ばれる絶対的なエースのご当地ラーメンが君臨し その他にも サンマーメン・平塚タンメンなど ご当地ラーメンと呼ぶには全国的な知名度もまだ低く 規模が小さいが 特徴のあるその地に根付いた「地ラーメン」がある
その中に神奈川県西部の小田原を中心にした「小田原系」と呼ばれるラーメンが存在する
小田原系ラーメンをご存知だろうか?
名称は小田原系だが 発祥は小田原の南 静岡県の熱海との県境にある 湯河原の「味の大西 本店」と言われている
小田原系(小田原系ラーメン)の特徴は…
・別名 湯河原ブラックとも呼ばれる黒い豚骨醤油の甘めでまろやかなスープ
・化学調味料はマストアイテム(笑)
・不揃いな平打ち縮れ麺
・甘めの煮込んだ黒いメンマ
・普通のラーメンではなく 餃子くらいの大きさのワンタン・分厚いチャーシューが入った ワンタンメン・チャーシューメン・ワンタンチャーシューメンが主流
・全体的に量が多い
・チャーシューメン・チャーシューワンタンメンが主流なので 値段が千円前後とラーメンにしては高めの価格設定
以上が主な特徴だが 横浜家系ラーメンと同じ 豚骨醤油ラーメンだけど ビジュアル的にも全く異なるとても個性的なラーメン
全体的な量が多いので「神奈川県の二郎」とも一部で呼ばれているが ユーザーの年齢層は二郎系より 老若男女幅広い
こちらの 味の大西本店の親族しか「味の大西」と屋号は使用できないので 各店の店主の高齢化により縮小傾向だったが 最近インスパイア系のお店も出現し 再び注目を集めるようになったのだそうだ
この日は 静岡県の富士宮で午前中の仕事を終え お店付近に到着したのが13時過ぎで お店の裏手の少し離れた 神奈川トヨタの前の駐車場に車を停めて お店に到着
角地のビルの1階部分が店舗で 外観からも歴史を感じる
広々とした店内は テーブル席・小上がり席・カウンター席があり 座席は30席あり 単独での訪問だったので カウンター席に座りメニューを眺める…
チャーシューワンタンメン 1,050円
小田原系と呼ばれるラーメンの他の麺類は 塩味の五目そば・サンマーメン・ヤキソバ(かたやき)
ご飯ものは 中華丼・カツ丼とロースカツ・ヒレカツなどの定食系のメニューもある
しかし 今回訪問時の全ての客の注文は 小田原系ラーメン
ラーメン屋を訪れた時は かなりの確率で シンプルな基本のラーメンを注文する私だが 小田原系のラーメン店なので 最上級のチャーシューワンタンメンを注文
待つこと暫し 本家本元の小田原系ラーメンの着丼!
真っ黒なスープ・不揃いの平打ち縮れ麺・分厚いチャーシュー・海苔・メンマ・ネギ・モヤシ…繊細さの欠けらもない 山盛りのド迫力のビジュアル(笑)
ちなみに この時点では ワンタンは全く見えない
スープを一口飲んで 下から麺を引っ張り出し啜る
これこれ! 時々 無性に食べたくなる 中毒性のある不思議なラーメン
続いて 下からワンタンを引っ張り出してみると ワンタンというより餃子並みのデカさだ(驚)
スープがしっかり染み込み いい味を出しているではありませんか
チャーシューも極厚で しっかりした味付けで 食べ応え満点
ラーメンに餃子と 厚切りのポークステーキをトッピングして食べているようだ
山盛りだった小田原系を永遠に続く筈もなく 名残惜しも完食!
あとがき…
最近のラーメン界では当たり前のWスープ・トリプルスープ そして天然素材を全面に押し出した無化調ラーメンなんのその(笑)
とにかく いい意味での繊細の欠けらも感じさせない 昔ながらの豪快なラーメンに舌鼓
湯河原と言えば ラーメン通から高い評価を受ける「飯田商店」が有名だが 元祖小田原系は それとは対極的ラーメンと言えるだろう
神奈川県西部の局地的な地ラーメン=小田原系ラーメン
そして その小田原系ラーメンの源流・ルーツの「味の大西本店」の元祖小田原系を 是非一度ご賞味あれ
ご馳走さまでした!
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