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美味しい薪グリル。やはり焦げ目は料理を引き立ててくれますよね。
今回の箱根小旅行の宿は、強羅にあるホテルインディゴ箱根強羅にしました。
温泉に行きたいという希望は強かったものの、コロナ禍が未だ治まらず、しかも昨今は行動制限がないことから宿が必ずしも空いているとは限らないので大浴場だとやや心配もあったため、部屋付き温泉のある宿から探索した結果、たどり着いたのがホテルインディゴ箱根強羅でした。
このホテルを運営しているのは、IHG・ANA・ホテルズグループジャパン合同会社。
インターコンチネンタルホテルズグループ (IHG)とANAホールディングスの合弁企業で、IHG・ANA・ホテルズとして、日本国内とミクロネシアで「インターコンチネンタル」、「クラウンラザホテル」、「ホリデイ・イン」、「ホリデイ・イン リゾート」、「キンプトン」、「ホテルインディゴ」の6つのブランドのホテルを展開しています。
飲食店だと企業系チェーンのイメージはむしろネガティブな方向に作用する傾向がありますが、宿の場合は、やはり安心を買うみたいなところがあるので、キチンとした企業がバックにあるのは心強いですよね。
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン合同会社は、元々は、全日空グループの株式会社ANAホテルズ&リゾーツであり、全日空ホテルズを運営していましたが、2006年(平成18年)にIHGとの合弁となり、現在は「全日空ホテルズ」や「ANAホテルズ」は存在していません。
いくつかの結婚式に出席したほか、私も公私で随分世話になった赤坂の旧東京全日空ホテルも、現在はANAインターコンチネンタルホテル東京に改称していますね。
ホテルインディゴ箱根強羅は箱根登山鉄道の強羅駅から徒歩5分ほど(但し、往路=下りの場合)の早川沿いにあって、2020年1月に開業したまだ新しいホテルです。
ホテルインディゴとしては、日本国内初進出となるホテルですので、それだけ力が入っていると思われることもこちらを予約した理由になっています。
今回は、露天風呂付の部屋利用の「箱根を味わう4品コース」薪グリルディナー1泊2食付のプランを予約して伺いました。
ホテルへのアクセスは、前記の通り、強羅駅から歩いていくことも出来ますが、この日は小田原からの路線バスを利用しました。
小田原駅東口4番乗り場からバスに乗り込み、宮城野橋バス停で下車すると徒歩2分ほどでホテルに到着します。
チェックイン時にちょっとしたトラブルがあって、チェックイン出来るまでにかなり時間を要したのは想定外でしたが、部屋の雰囲気も箱根を意識した工夫が窺われ、斬新さの中にも伝統に裏打ちされた落ち着きみたいなものも感じられてとても居心地が良いです。
部屋付き露天風呂でひと風呂浴びた後は、ホテル1階にあるこちらのレストランでのディナータイムとなりました。
今回は宿泊プランにあった薪グリルメインを含む4品コースを楽しむことにします。
アサヒプレミアム熟選で乾杯した後は、まず前菜の金目鯛のカルパッチョが季節の野菜を散りばめて提供されました。
金目鯛が贅沢に使われ、夏野菜を中心にした野菜たちが彩りを添えている前菜で、爽やかな味わいでとても美味しかったです。
パンはライ麦パンですが、お代わり自由ですし、バターもお代わりの都度補充してくれるのでいくらでも食べられちゃいそうです。
ほんのり甘いライ麦パンもとても美味しかったですしね。
前菜の後はスープの提供ですが、この日はムール貝のスープで、真鯛やニョッキが加わって、クラムエキスのスープ仕立てというなかなか凝ったスープです。
生クリームやライム、ブラックパウダーも複雑な風味を奏でており、これもとても美味しいスープでした。
そして、いよいよメインのネイバーフッドビーフの薪グリルステーキの登場です。
肉の焼き加減は、私がレア、家内がミディアムにしましたが、2人前が一つのプレートに盛られての提供でした。
季節野菜とたっぷりのマッシュポテトが脇役として加わり、調味料として、燻製した岩塩とペッパー、さらに自家製の焦しバターソースも添えられます。
牛肉は希少部位のシンタマだそうで、ムギュッとした弾力ある食感、程よいサシ(脂はかなり抑えめ)が旨味に結びついています。
そして、何より薪ならではの焦げ目が絶妙です。
半分は塩&胡椒、半分はオリジナルソースでいただきましたが、とても美味しかったです。
この日のランチのうな重もそうでしたが、やはり焦げ目というのは和洋問わず料理の味をより一層引き立ててくれますよね。
デザートは檸檬と蜂蜜のブランマンジェか南箱根のゴーダチーズからのチョイスです。
正統派のデザートはブランマンジェなのですが、ゴーダチーズも好物なので迷いました。
ただ、ここは冷静にブランマンジェの方をチョイスしました。
このデザート、ブランマンジェをベースにバニラアイス、ホイップクリーム、ホワイトチョコに檸檬やミントの葉が加わり、蜂蜜が接着剤の役割りを担っています。
それぞれの素材の美味しさが遺憾なく発揮されており、絶品でしたね。
こちらを選んで正解だったと思いました。
同時間帯にディナーを食べていた人たちはかなり年齢層が低い感じで、我々が最年長なのかなというくらいでした。
今の時代は、こちらくらい値段の高いホテルでも若い人たちはよく利用するんですね。
独身貴族かいわゆるパワーカップルであれば、さして負担感は無いのかもしれませんが、私が若い頃にはあり得なかった光景です。
ひょっとしたらモノ消費からコト消費への消費構造の変化の象徴なのかなとも思われ、これが時代の流れというものかもしれませんね。
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トントンマン
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店名 |
Riverside Kitchen&Bar(リバーサイド キッチン&バー)
|
---|---|
ジャンル | ダイニングバー、バー、ステーキ |
予約・ お問い合わせ |
050-5456-8812 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東京から箱根強羅へ 強羅駅から301m |
営業時間 |
|
予算 |
¥8,000~¥9,999 ¥4,000~¥4,999 |
予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
132席 (ダイニング88席、バー44席) |
---|---|
個室 |
有 (20~30人可) |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、バリアフリー、無料Wi-Fiあり、車椅子で入店可 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
---|---|
料理 | 英語メニューあり、朝食・モーニングあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | ホテルのレストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可 |
お子様連れ |
子供可、お子様メニューあり |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2020年1月24日 |
電話番号 |
0460-83-8680 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
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今回の箱根小旅行の拠点となったホテルインディゴ箱根強羅はとても居心地の良いホテルでした。
部屋は至るところに箱根らしさが散りばめられており、我々が泊まった部屋の枕元の壁一面には強羅の一昔前の光景が描かれているなど普通のシティホテル、リゾートホテルとはいささか趣きが異なります。
それでいて機能的な面はさすがに今風のホテルだけあってきっちりと整っており、使い易さと心地良さが融合したなかなかハイレベルのホテルだったと思います。
部屋付き露天風呂については、リバーサイドだったため、簾を下ろさないと川沿いの道から丸見えになってしまう難点があり、外気を身体に浴びながらの入浴にならなかったのは、露天風呂としてはやや不満でしたが、比較的柔らかいお湯で長時間入浴してもそれほど湯あたりしないのは利点でした。
出発日のこの日もまずは早朝に強羅駅まで散歩(かなり急な上り下り)して汗を流した後、ひと風呂浴びて湯上がりはゆったりと過ごして朝食タイムを迎えます。
朝食会場は、前日のディナー会場と同じ当店になりました。
朝食は特に予約は必要無く、チェックインの時に7時から10時までと告げられ、好きな時間帯に利用して欲しいと言われます。
朝7時ちょうどに伺ったところ、店内はガラガラで先客はほとんどいない様子でした。
前日のディナータイムはかなりの賑わいだったのですが、それが嘘のようです。
ひょっとしたら前日は日曜日だったので、非宿泊の利用者がいたのかもしれませんね。
朝食は、メイン料理のみオーダー式になっているセミブッフェスタイルですが、ブッフェコーナーには多彩な前菜類やスープ、サラダ、パン、ヨーグルト、シリアル、ドリンク類などかなり多彩に準備されています。
セミブッフェとは言っても、メイン料理が無くてこれだけでも十分な朝食ブッフェになりそうです。
入店時にブッフェのトングを取る時に使用するビニール手袋を渡されて席に案内されました。
席に着いて暫くするとスタッフがメニューを持ってやってきます。
朝食メニューは和食と洋食があり、和食は和食弁当で、それに入っている料理が列挙されています。
生湯葉、くぬぎマスの刺身、アジの塩焼き、だし巻き玉子、箱根のおでん盛り合わせ等こだわりの感じられるメニューがラインナップしています。
洋食の方は、メインの卵料理を4種から選ぶ(フライドエッグ、スクランブルエッグ、オムレツ、エッグベネディクト)システムですが、これにグリル料理などの副菜がつく形態です。
この日はランチで和食のお店を予約していたこともあり、注文は2人とも洋食にしました。
卵料理は、私はエッグベネディクトのスモークサーモン、家内はチーズオムレツをそれぞれチョイスしました。
メイン料理の提供までブッフェの料理等を食べながら待つことにします。
メイン料理のボリュームが分からないので、様子見で少なめに取ってきましたが、結果的にはこれが大正解ということになりました。
とは言っても、ブッフェの料理はそそられるものも多く、特にグリル系の料理はとても美味しいです。
その中でも、野菜のグリルは、カボチャ、パプリカ、玉ねぎ、にんじんが薄めの塩味で調理されているシンプルな料理ですが、薪調理による香ばしい風味が全体に行き渡りとても美味しいです。
待つこと10分ほどでメインのプレートが提供されました。
エッグベネディクトは半切りのマフィンの上にスモークサーモンやスピナッチが乗り、そこに半熟のポーチドエッグが乗ってオランデーズソースでコーティングしてあります。
この料理はしばらく前に武蔵小杉の「ザ・フレンチトースト ファクトリー」で食べて気に入ったので今回もチョイスしたのですが、やはりとても美味しかったです。
メインプレートは、これだけではなくて、ふじのくにポークベーコンや、やまゆりポークのウインナー&ハム、マッシュルームなどのグリルが添えられていますが、やはりグリル料理は風味抜群ですね。
これは当店の最大のウリだと思いますが、店内もこのグリルコーナーはオープンキッチンになっていて視覚的にも楽しめるなど演出面でも工夫されています。
最後のコーヒーには、お供でプレーンマフィン、パン・オ・ショコラ、湘南ゴールド入り豆乳などを付けましたが、このデザート類もどれもしっかり作られたもので手抜きがありません。
素晴らしいですね。
食べ過ぎないようにと気を付けつつも、ついつい食べ過ぎてしまう素晴らしいセミブッフェ付き朝食でした。
今回は、前日のチェックインの時にかなり待たされ、不安を持ちながらの滞在になりましたが、結果的にはディナー、モーニングを含めホテルライフもそんなチェックイン時の不首尾を忘れさせてくれるような心地よいものになりました。
清算の時にスタッフがかなりバタバタしており、恐らく前日のチェックイン時の不具合もコロナ禍の影響等により人員確保が上手くいかなかったことよるオペレーション不全に起因している可能性が高いと思います。
そういう意味では現在はかなり厳しい経営環境にあると思いますが、スタッフのホスピタリティは十分感じることが出来ましたので、何とかこの苦境を乗り切って欲しいと思います。