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宮家別邸の伝統と格式で一線を画す。
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店名 |
強羅 花壇(ごうら かだん)
|
---|---|
ジャンル | 料理旅館、日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
0460-82-3331 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
乗用車 彫刻の森駅から239m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥100,000~
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
個室 |
有 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
|
---|---|
ホームページ | |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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昔読んだ海外の旅行本で、日本で行くべき3つの宿が紹介されていた。「あさば」と「ベネッセハウス」とそして「強羅花壇」だ。私はこの3つの宿には必ず行くと決めていた。ベネッセハウスには何度も宿泊して最高にお気に入りの宿になっている。あさばには5年前に行ったがここも最高だ。一方2013年に刊行された「FOODIE TOP 100 Restaurants」には日本から29軒が選ばれており、強羅花壇も入っている。そういうことで強羅花壇には格別の期待があった。
昨年の大涌谷火山活動の影響も完全になくなったとは言えない箱根。しかしさすがにGWの強羅花壇は良い部屋から早々に埋まっていった。昨今の高級旅館の先駆けとも言える強羅花壇。肩を並べる宿が続々と誕生している昨今でも、宮家の別邸であった伝統と格式で他とは一線を画していると言えよう。番頭や仲居さんの対応が優れており、さすが一流と感心させられるものであった。また有名な回廊など、建物の美しさにも特筆すべきものがある。宿泊したのは離れの部屋で、二人で一泊2食付きで14万円ほどであった。これでも中ぐらいのランクの部屋である。2013年に新築されたこの離れは、野趣あふれた庭を本館から40mほど下ったところに一軒家として建っており、こぢんまりした露天風呂も居心地の良いものでとても気に入った。仄かに硫黄臭が感じられる程度のほぼ無色無臭に近い源泉は、気持ちの良い湯だ。
そろそろ食事の感想へ移ろう。まずウェルカムの抹茶と蓮根餅が美味しい。夕食と朝食は部屋食の部屋もあるが、今回の部屋は本館レストランでの食事となる。それはそれで嬉しいことだ。なぜならこの本館こそが昭和5年、閑院宮載仁親王が夏の避暑用に岩崎康弥氏所有の土地を譲り受け建設した別邸なのだから。当時はこの前に壮大な花壇が広がっており宿の名称はそこから来ていると聞いた。1階に個室が1つ、2階に大部屋と3つほどの個室がある。1階の個室で頂く。昭和初期の意匠がそのまま残されている落ち着いた雰囲気の部屋だ。部屋担当の仲居さんが給仕をしてくれる。
ドリンクメニューは非常に充実している。Kenzo Estateのラインナップも多く、ほとんど手に入らない森伊蔵750mLが何と1万円で提供されてもいる。これは蔵元と直接取引しているから可能となったもので、土産店でも購入できるので私が焼酎好きなら迷わず購入していたところだ。充実のラインナップから私が選んだのは大好きなのクリュッグのハーフ(¥20,000)である。これが美味しかったことは言うまでもない。
総料理長、小林誠の卯月の夕食献立は約10品の京都懐石。即ち、先付、八寸、椀、造里、焼物、焚合、進肴、御飯、止椀、香の物、水菓子、甘味。写真をアップした通り、正統的な和食である。どれも美味しいのだが、感動的な美味しさや、驚きといったものはない。蒸し鮑の肝酢や、うすい豆すり流しなど美味しい記憶が残っているものもあるにはあるが、お造りがイマイチなのは残念。また肉料理は和牛のローストだったが、ここで冷たい料理ではなく熱い和牛ステーキが欲しかった。新生姜の御飯は味も堅めの炊き方も好みでとても良かった。多すぎず少なすぎず、女性でも安心できる量である。ただ全体的に印象に残るものも少なく、どれもが日本人に馴染みのあるものであり、何を食べたのかはっきり記憶できないぐらいだ。
朝食も同じ個室で、昨日と同じ仲居さんが担当してくれる。和食と洋食が選べるが和食を選択。メインの魚が選択制で私は銀鱈西京焼き、妻は焼き鯵。梅抹茶からスタートし、フレッシュオレンジジュース、昆布・塩・鰹節で頂く豆乳豆腐、その場で焼かれる海苔、出汁巻き玉子、焚き合わせ、椀、土鍋御飯、ピンクグレープフルーツに蜂蜜ゼリーをかけた物と盛りだくさん。朝食も丁度良い味と量なのだがやはり印象は薄い。