お料理ならいくらでもお撮りください・・・。 : あじわい回転寿司 禅

とある休日、私は箱根湯本の「coco Hakone」から小田原のこちらのお店に急いでいた。この日は敬愛するマイレビ様と初めてお会いする日。14:00に待ち合わせだが、小田原市民会館前にバスが着いたのが13:40。その2分後にはマイレビ様から「駐車場でお待ちしています」と連絡が・・・。ヤバい、初対面で遅れる訳にはいかない。久しぶりに走りました。おかげで酔いが更に回りましたが(笑)。

いよいよマイレビ様とご対～面。怖かったら、素知らぬ顔をして逃げる準備をしていたが、お相手は満面笑みのファーストコンタクト。あ～、この笑顔には叶わんわ。

挨拶もそこそこに店内に入る。こちらのお店は画像撮影NGなお店・・・。食べログ的にはオフ会(ミニ？)に向いていないが、次のお店の開店時間(15:00)まで時間を潰すお店が検討つかず・・・。

先客は2組・・・、こちらのお店はテレビやメディアに結構出ている。平日ならまだわかるが、休日でこんなに空いているのは、初めてだ。休日のお昼時は行列していることが多いので注意です。

まずはベルギー産の生ビール、オールフリーで乾杯。マイレビ様・・・、下戸ってホントだったんだ。私はお腹一杯だったのでオーダーは、1組１つまでの

①マグロのテールステーキ(800円)
②ハモン イベリコ デ ベジョータ(1500円)

を。私は10回ほどこちらのお店にお邪魔しているが、①は必食メニュー。マグロの尾の身にガーリックをたっぷり乗せ、フランべしている。和牛のお肉と比べると少し硬いが、歯応えと独特の風味が何ともいえぬ逸品。

そしてここで嬉しい出来事が・・・。②はいわゆる生ハムである。それを原木からオーナーがそぎ落としていたところ、マイレビ様が『こんなの見せられて撮影禁止はキツイわ』と漏らすと・・・、『どうぞお料理なら幾らでもお撮り下さい』？？？へっ？いいんですか？すると店主から、以前撮影OKだった時に食べログやSNSに他のお客さんが載っている画像が掲載され、お店にクレームが来た旨をお聞きする。なるほど・・・そういうことがあったのですね。この日はたまたま3連休の初日、且つ先客はテーブル席にいたので、カウンター席の我々に特別に許可してくれたのだろう・・・。ありがとう～、マイレビのMercedes666様・・・。ファインプレーや～。

2杯目はハイボールを頂く。1杯目のビールはベルギーの地ビールっぽく『ガツン』と旨みが来たが、ハイボールは普通。こちらに来たら、ぜひ店主にオススメを聞いてほしい。ビール、焼酎、ワイン、ジャパンとも素晴らしいお酒が用意されている。いいものはそれなりのお値段するので、飲みすぎには注意ですが・・・(笑）。

撮影許可が下りたのがお料理だけだったので、詳しくはお店に行って確認して頂きたいのですが、こちらのお店に行ったら、回転寿司はもちろんだが、ホワイトボードに載っているメニューに挑戦していただきたい。伊勢海老のアヒージョ、鮑のステーキ、小牛のカツレツ、はたまたトムヤムクンラーメンまで用意されている。本当にジャンル付けするのが難しいお店だ。

さて、もう少しで次なるお店の開店時間だ。最後のオーダーは

③鴨と羊の餃子(680円)

なぜ、餃子が・・・は差し置いて、この餃子が超絶に美味しかった。パクチーを乗せてかぶりつくと、くせはあるが何か虜になるお味。鴨、羊とも3個ずつだったが我々のオシは羊・・・。私が2つ頂いてしまった。

そうこうする間に時間がやってきた。ここでお会計。前回伺った時には職人さんの塩対応に母が激怒したが、今回は店主、職人さんとも丁寧な応対振り。特に店主はノリノリで接客してくれ、我々のテンションを上げてくれた。

いや～、楽しかった。さて、では2軒目に参りますか。

この日、私は10年住んでいた国府津から引越し。実家から両親と妹が助っ人(?)として来てくれた。無事に荷入れを終え、夕食時、どこかに行こうということになったが、うなぎ亭 友栄さんは定休日。母がお魚を食べたいと申したので、こちらに伺いました。

食べログのネタからすれば、画像撮影禁止を謳っているお店なので、伺うことはなかったのですが、小田原の美味しい地魚でもあればと、とある平日の19:00頃訪問。お客さんの入りは7割程度、テーブル席に案内されました。

回転寿司ということでレーンの上をネタが廻っていますが、お好みでもお願いできるとのこと。お値段は100円皿から980円皿までありますが、大体のものは２カンで400円以下。目が飛び出るほどに高くはありません。

私はクルマの運転があるので飲みませんでしたが、父は山形産のグラスワインの赤を。980円というお値段は少々高めかと思いましたが、お味はよろしかったようです。そのアテにマグロテールステーキ(600円)、レバーパテ(500円)、生ハムイベリコ(1300円)、砂肝のコンフィ(500円)を。家族でつまみましたが、マグロステーキの旨さは秀逸。ガーリックチップがたっぷり乗って、もっとトロトロなものを想像していたが、歯応えしっかりしており、ボリュームも満点。このテールステーキだけはp客さん1組1品しかオーダーできないモノで、これは必食メニューでしょう。

生ハムは目の前で切り分けてくれました。さすがにイベリコと名乗っているだけあって、お味は美味しいのですが、父曰く、本場だったら1000円も出したら食べきれないくらい生ハム出てくるけどな～･･･、すみません、オヤジ殿、ここは小田原でっせ。

父がワインを楽しんでいるのを横目に我々は寿司を。｢地の物はありますか？｣アジ、シマアジ、ノレソレ、カンパチと勧められたので、それを一皿ずつ。無難に美味しい。ウニはカナダ産が500円、函館産が980円だったので迷わずカナダ産を。すみません、庶民です。鉄火巻きはバチマグロで250円。本マグロの赤身が500円って安くない？と思ったらクロアチアの畜用マグロとのこと。でも十分美味しかったです。

なんだかんだ飲んで食べて4人で会計は12000円強。決して高いわけではないけれどお酒を飲める方が4人で行ったら、1人5000円では済まないでしょう。焼酎や日本酒もいいお酒を置いていて、ちなみに森伊蔵は１ショット2800円だそうです。手が出んわ～(笑)。

ただ、一言二言申し上げたいのは、職人さん方のサービスぶり。ホールの方は気が利いていましたよ。ま、確かに両隣のテーブルは飲めや歌えのどんちゃん騒ぎだったので、そちらのオーダーに必死になるのはわかるが、こちらのテーブルのオーダーを飛ばしたり、全くオーダーを聞いてくれないのは頂けませんな～。生意気を承知で言わせてもらいますが、お味は美味しいのに職人さんの接客ぶりは、温厚な母も怒っていました。

気になるメニューが一つ･･･、すし屋の作る出汁にこだわったラーメン(1300円)。どんなものですか？と聞いたら、出汁に徹底的にこだわったモノだそうです。それを今度は頂きに伺いましょう。