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フードコート浜
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店名 |
MAMMI(マンミ)
|
---|---|
ジャンル | インドカレー、インド料理 |
予約・ お問い合わせ |
0463-93-7333 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
伊勢原駅から575m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
22席 (6テーブル) |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 お店から50m先に4台分あり。 |
ドリンク | カクテルあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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バングラデシュツアー 第10弾
休日のブランチ、バングラ丼を食べている。
ジャーからご飯を丼によそって、
昨日、包んで貰ったバングラの惣菜を乗っけてみた。(写真参照)
ビジュアルは地味ながら、
なんと、ご飯にあうのだろう、噛みしめるほどにしみじみと旨い。
米飯文化の国どうし、そこは遠くて近く、
店舗で振る舞われるのとはまた別の、
冷蔵庫から引っぱり出したあり合わせのおかずを、
バングラの人んちでご馳走になっている感覚があって、
一回で二度旨しいのである。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
逢いに行く数日前にいつも必ず…電話をかける。
ラブコールである。
面倒くさくもあるが、これをやらないと、埒が開かない。
こっちを見てももらえない。
「フードコート浜といいます、怪しい者ではありません。
バングラデシュの料理がたべたいんです。作ってもらえますか?」
「ナニガ タベタイデスカ?」
(ヘンナノ キチャッタナァ ナンデ バングラッテ シッテルンダ?)
受話器の向こうでは、好きだ好きだと軽口をたたく男を女が値踏みするように、
警戒の視線を投げているのが聞いて取れる♪
「トルカリ…、ボッタ…、食べたいんです。」
「とるカリハ カレート オナジデスケド イイデスカ?……」
(ここがキモだ、ひるむな浜、そう易々と袖にされるわけにはいかんのである。)
「いやいや、トルカリはインドカレーと全然違いますよ。
私が食べたいのは………。」
オーナーは、どうしたものかと逡巡した後、
「トルカリ 1ツ ボッタ 1ツ ツクリマショウ」と、
半開きではあるものの、一応、バングラの扉は開かれたのである。
土曜の夕方、閑散とした感のある小田急伊勢原駅北口を背に、
県道61号を厚木方面にてくてく歩いて10分。
左手に、バングラカラーの一軒家・MAMMI(マンミ)がある。
物腰静かなイケ面中年・オーナーのザマンさんと、
オーナーが礼拝のために席を外せば、
ポツリポツリと喋り始めるシェフのアロムさんとの二人で、
しゅくしゅくと営業中。
奥の席では、オーナー夫人が愛娘(6ヵ月)をあやしている。
直に料理という形となって言い渡されるであろうラブコールへの判決を待ちながら♪
想いの丈を投げてみる。
ザマンさんの顔にはもう警戒の色は無い。
なんだなんだなんだなんだ…運ばれてきたのは、
大皿に盛られた惣菜5品に、深皿のトルカリに、スープ。
随分と話が良い方に違う。
そして、ライスかナン、どちらにするかを尋ねられたのは、
まだ逢ってから20分、、信用されていない証でもある♪
【判決】
・アル ダル:ジャガイモのスープ。
ジャガイモを米粒大にカットして食感を残し(実際、米のよう)、
クミン風味とタマリンドで仕上げてある。
家庭的に穏やかであり、味の彩りも豊かであり、珍しい。
大皿に揃い踏みの惣菜
・ディム ボッタ:ゆで卵の和え物。
・アル ボッタ:ジャガイモの和え物。
・ベグン ボッタ:ナスの和え物。
・ダル ボッタ:豆の和え物
ボッタはどれも、火を通したタネをマッシュして、
彼らがモリスと呼ぶ唐辛子と生タマネギとマスタードオイルで和えたもの。
ツンツンしてはいるが、そこまで辛くはなく、
白和えやなますの親戚と呼んで差し支え無い。
・コルラ バジ:冬瓜の炒め物。
スライスされた缶詰の冬瓜は、しんなり噛み応えがあり、激辛でまっ黄色。
きんぴらの親戚と呼んで差し支え無い。
皿の中のアクセントとなる。
・ブナ ムルギー mild
ぶつ切り骨付き鶏もも肉のセミドライ・チキンカレー。
ブナ(油煮こみ)の意味に似合わず、
水分を飛ばした甘味のあるタマネギベースは油分も少なく、
肉を食らうための仕様となっている。
バングラデシュにもセミドライタイプのトルカリ(カレー)が在るのだと、
ザマンさんは言った。
スープを飲み干した後、
日本米の皿の上に、カレーを手前に、惣菜類を向こう側放射状に置いて、
蛋白質感を主張するディム・ボッタをブナ・ムルギーと親子カレー状態にしたり、
暴れるコルラ・バジとボッタを混ぜたり、
後半はカオス状態になりながら愉しむ。
フルコースに匹敵する料理を、
グランド・メニューとはまた別に手間をかけ、仕込んでくれたことへの感謝と、
満足感に包まれながら、
4人で現地標準に甘いチャイを啜った。
至福の一時が、名残惜しさへと変わっていく。
想いは、届けられた。
追記。
ザマンさんは、88年にダッカから来日、03年にMAMMIをオープン。
当初はアルコールを提供していたが、イスラム教の教義に乗っとり、中止。
(飲酒のみならず、販売も禁じられている。)
一体、何割の客足が遠のくのだろう、食事としての利用しか見込めなくなる。
1日10食限定・現地の味「マンミセット¥1280」、
サンマ・タンドリー(サンマのスパイシー釜焼き)、
子ども向けナン焼き体験、などの営業努力は怠らないにしても。
ムスリム経営であっても、酒類を置いている南・西アジア料理店は大半であるし、
ここは日本、販売に対するペナルティも課せられはしないだろう。
それでも尚、インシャアラー~神のみぞ知る~としてハラルを貫こうとしている。
そこは、茨の道でもある。