麺工房 隠國 愛川本店
（隠国 めんこうぼう こもりく）- 予算：
-
- 定休日：
- 月曜日、火曜日
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秘境には唯一無二が確実に存在した。
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アプローチ①
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アプローチ②
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看板は「國」ではなく「国」
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先客15名
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外観
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別館？
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書体が難しい。
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何故かポップなメニュー表
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サイドメニュー
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こちらが待合所。屋根が透明なので死ぬほど暑い。
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手作り風の店内
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店内はカウンターのみ12席
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卓上
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「隠國らぁ麺」650円＋煮玉子100円
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割とオイリーなスープ
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自家製中細手揉み縮れ麺
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小ぶりな肩ロース
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煮玉子
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細切りメンマ
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完飲
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駐車場はあちこちに多数あります。
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maru5585
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
麺工房 隠國 愛川本店（隠国 めんこうぼう こもりく）
|
|---|---|
| ジャンル | ラーメン |
| お問い合わせ |
090-3532-7095 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
【車でのアプローチ】 番田駅から3,317m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
～￥999 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
12席 （カウンター12席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| 備考 |
麺が無くなり次第閉店 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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神奈川の2大秘境ラーメンと言えば、「ZUND-BAR」さんとこちらでしょう。
今でこそ、湯河原の1番弟子さんが秘境で敢えて開業し話題を集めていたりしますが、こちらは20年以上前から秘境で営業を続け行列を絶やさないというレジェンド店です。
某ラーメン雑誌が創刊されたころからの常連で、行ってみたいとは思いつつも、下道で軽く1時間はかかる行程をかけてまで訪問する価値があるのかと疑心暗鬼な気持ちに負けてしまい未訪のままでした。自分は高速ドライブで1時間は苦ではないのですが、下道の渋滞が何よりも嫌いだというのが訪問を逸していた原因の一つでもあります。
神奈川の名店はほぼ行きつくした感があり、自分の次のターゲットはどこかと見つめ直したところ浮上したのがこちらという訳で、小旅行気分で伺うことにしました。
日曜でしたが流石にもう行列は無いだろうと、雑に家を出てのんびりドライブしながら現地周辺で道を間違えて11:15に現着すると、まさかの行列が出来ていました。先客15名で、てっきり11:00オープンと思っていましたが、11:30オープンだったので開店15分前の現着だったのですね。
並んですぐに女性スタッフがオーダーを取りに来ます。初訪でメニューも何もない状態で聞かれたので、焦って少ない予備知識の中から「隠國らぁ麺（醤油）」650円と「煮玉子」100円をオーダーしました。
その後も次から次へと車やバイカー、チャリダーがやって来て、開店時には相当な列になっていました。
席数が12席なので当然1回転目には入れず、極暑の待合所で汗だくで待つことになりましたが、15分程度の辛抱でしたので何とか耐えられました。
店内に通されてからは、既にオーダーが通っているので5分程度で着丼でした。
店内はかなり暗めで、提供されたラーメンのビジュアルはディテールまでは良く分からない感じです。良く見ると、想像していたよりも油感も強めな感じで、焦がし葱や水菜等の演出も含め結構攻めてるなという印象。
まずはスープをいただくと、これは美味いです。これまで相当数のラーメンを食べて来ているので味の想像は何となく分かるものですが、このスープは20年来の想像を裏切るものでした。
「懐かしい」とか「昔ながら」とか言う表現を安易に使ってはいけないものです。何故なら「どこに似てる？」と聞かれても自分の引き出しの中からは答えられないものだったので。
とにかく、手間暇かけて真面目に抽出されたスープというのは分かります。豚も鶏も節系も香味野菜も探せば見つかる味なのですが、全体がまとまった時に醸し出す重層感は他で感じたことがない種類のものです。スープ温度も申し分なく、ラードに溶け込んだ香りの良さ、カエシも極力控えめで化学の感じもありませんが、唯一無二のスープであることは間違いありません。
そして自家製の中細手揉み縮れ麺ですが、これがまた最高の啜り心地と弾力があり、スープとベストマッチしています。加水率は高めで見た目は白く、小麦感を強く感じるものではありませんが、食感で主張しながらも、あくまで秀逸なスープを持ち上げるツールとして徹底したような出来栄えとでも言ったら良いのでしょうか。主役の力量を持ち合わせながら脇役に徹することができるというような二刀流の麺です。
スープと麺以外についてはチャーシューは小さな肩ロースが1枚で味染みは良く噛みしめるタイプのもので普通、煮玉子はゆで卵に近い感じで普通、その他程切りメンマや焦がし葱のアクセント等も特筆すべきものではないでしょう。
ただ、「隠國らぁ麺」はデフォかスペシャルの2択しかなく、スペシャルだとチャーシューが9枚も入るのでスープ温度が下がりそうで敬遠しましたが、3種の部位が食べられて1000円という超高コスパなので、普通であればスペシャルを頼んだ方が良さそうです。
やはり長きに渡って僻地で行列を作り続けるのには理由があるのだなと実感すると共に、何故今まで行かなかったのだろうかと後悔しました。このナチュラルでありながら中毒性を持ち合わせたスープと麺の組み合わせは他では味わうことができないでしょう。
このお店は神奈川の誇りと言っても過言ではないかもしれません。次は「スペシャル」狙いで再訪したいと思います。