地元は地元 : 旬鮮酒場 NOBU

この日のシメは『かもめはかもめ』だったんだ。そう、ナオコもしくはみゆきのかもめ。真知子が翔んだ日ではない方だ。
しかも『地元は地元』なんて迷言まで飛び出した夜。楽しい時間はいつだってあっという間なんだ。

遡ると始まりは18時前。
またもや両手に持ちきれないくらいのお宝（ありがたい手土産たち♡）を持ったＫちゃんがオダサガにやってきた。
…船橋から。←遠っ:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):

こちら『旬鮮酒場 NOBU』さんは4月11日にオープンしたお店。
地元民としてはかなり気になって気になって、そうさ猛烈に気になっていたんだ。
ヨシ、舎弟なる我が子らをはべらかして潜入だ！と心決めたある日の夕方、そのＫちゃんから連絡が。
なんとここに行きたいからつきあって♡なーんて言うじゃないさ。
な、なんちゅーグッドタイミング！(◎_◎;)
なんでもＫちゃんの通った居酒屋さんから店員さんが独立して出したお店なんだとか。
どんなに遠かろうがキッチリ顔を出すあたりさすがＫちゃんだよな。
話はトントン拍子。すぐさま飲兵衛オバちゃん3人衆、集結☆
ＫちゃんとＳさんと三人でくっちゃべりながらも駅から5分程度で店到着☆
18時半の予約だってのに18時前に到着。
なんたる店泣かせ。
もうね、入口のこの蔵っぽい扉だけでタマらない。扉だけでツマミになる。入らずして飲める。
中に入ると打ちっ放しのコンクリート壁。
温かい木のハメ込み窓、テーブル、囲炉裏の飾り、こーゆー和モダン大好物♡♡♡
さっそく生中でカンパーイ！
飲兵衛集団、すぐカラに。
まだ来てないオバちゃんがもう一人いたので、とりあえずで刺し盛りだけ注文。
Ｋちゃんパワーで3点盛り→5点盛りに。
メジナ、アイナメ、ブリ（トロとノーマルの2種）、炙りしめ鯖。
さすが魚を謳うだけあってなかなかのラインナップ。メジナもだけどアイナメの刺身はなかなかないよ、アイナメは♡
次に飲んだのは青汁ハイ、生姜梅酒と定番を飲まないあたりさすがあたし食べロガー。

確かここいらへんで遅れて来たオバちゃんが乱入騒ぎ。
なんでも通勤途中で側溝にハマって動けない子猫ちゃんを助けてそのまま引き取ったとか。
まったくどんだけ人がいいのか。
この日、この飲み会参加で歩いていなければ救えなかったその命。ラッキーだったね、子猫ちゃん。

と、ここで一気に盛り上がる。
宴が一気に加速する。
カケないけれど大興奮。
三人寄ればカトウタカ。
その角度やめなさい、指やめなさいＳちゃん。
己の詳細、少しは包み隠しなさいＫちゃん。
そしてまるっきりタジタジかつシドロモドロで北島康介状態のＡさんが勝手に色々と頼んだ物がやってきた。

☆レバー・塩・280円
☆皮・塩・380円

うん、焼き鳥なのに皿盛りって珍しいよね。
人数いるからこういう提供はありがたい。
実は皮は自ら注文はしない。けどここのは美味しかった。パリパリ。パリパリだったんだ。もちろん、両方ともいい塩梅の塩加減。

☆自家製つくね・580円

ぱっと見メロンパンだけどつくねはつくね。
こちらも塩で。さっぱりしていてジューシーで美味しかった。

☆魚串の盛り合わせ（3本）・580円

左から鰤、鰆、鯖。美味しかった。
その日で魚は違うんだろうけど、3種類とも青魚なのはちょっとな。せっかくの盛り合わせなんだからいろんな魚が食べたいもの。

☆クリームチーズの塩昆布和え・380円

うん、想像通りウマい。オニオンスライスが濃厚なクリチをさっぱりさせていい感じ。塩昆布の量が贅沢。家で作ったらもっとケチる。

☆骨せんべい・380円

色の割にシッカリと揚がってた。つまり油が新しいんだね。素晴らしい！

☆牛筋煮込み・580円

これもあたしならチョイスしない一品。
オヤジが好むヤツだ。トロトロで美味しかった
。七味がまた合うんだよな、コンニャロ。

☆カキフライ・580円

4個入りだったので血を流さずにすんだ。
噛んだ瞬間エキスがドピュッ。思わず前かがみに。女なのに。優しく噛んだつもりだったのに。

☆塩辛じゃがバター・380円

間違いない一品いや逸品。ベースのじゃがいもがしっかりウマい。ホクホクなのだ。十分に蒸されておる。


個人的に思ったのは、どれもこれもリーズナブルなお値段のわりに美味しい。キチンと美味しいのだ。
変わり種的なメニューはないけれど、土台メニューがこれだけしっかりしていれば安心して飲めるんじゃないだろうか。
なんたって雰囲気がいい。それだけでもお店の魅力として十分な武器になるもんね。
そうそう、お手洗いの洗面台なんか瓦だぜ？マジ持って帰りたかったもん。

最後はサービスということでデザートをいただきました♡
誘ってくれたKちゃんにSさん、遅れてきたAさん、楽しい時間をありがとー♡
そしてNOBUさんの従業員さん、素敵な時間をありがとうございました。


今回の宴の格言
『48 あってもするのはせいぜい 5』