漁師町のデカネタ寿司！　地物のマグロはもちろん、口からあふれんばかりの帆立も見事(＾∇＾) : 寿司割烹 豊魚

［神奈川県三浦市］
2015/5/30（土）
三浦市郊外、水産会社直営の寿司店。デカネタがウリ。

場所は、三崎市街地への入口にあたる場所。
三浦半島をぐるりと巡る国道134号の、ちょうど折り返し地点（V字の先端）にあたる。

隣に駐車場を30台以上完備しており、車でのアクセスが便利。
電車利用の場合は、京急・三崎口駅から三崎東岡、城ケ島、油壺行などのバスに乗り、引橋で下車。

敷地内に 2軒の店があり、いずれも同じ「豊魚」の系列。
向かって左側にコースメニュー主体の日本料理店、向かって右側が寿司店。
間違えて日本料理店に入ったら、一人客ということで少し驚かれた(笑)

気を取り直して、寿司店の方へ。
一直線に延びるカウンターが見事。
カウンター15席程度、座敷10卓程度。

全席禁煙。
座敷の方には、家族連れの姿も多い。

カウンターの向かいに立つ寿司職人は3名。
ホールの女性を含め、大勢の方が働いている。
確かにこの席数が全て埋まったら、相当な忙しさになるはずだ。

この日、目の前のネタケースに並んでいたのは…
ボタンエビ、赤貝、蒸し海老、ホッキ貝、金目鯛、ハマチ、マグロ各種、貝柱、イカ、玉子。
中でも、プリプリした貝柱の立派さに心惹かれる。

メニューは…
　・ジャンボ寿司　・大トロ寿司　・中トロ寿司　・まぐろ寿司
　・おまかせ寿司　・豊魚寿司　・子供寿司　・太巻　・鉄火巻
　・ジャンボちらし　・鉄火ちらし　・寿司懐石

基本的には、セットメニューを頼むのが手軽だろう。
お好みは1貫から握ってくれる。

ブリ大根・鮪カマステーキ・自家製からすみなどの酒肴に加え、
全国の銘酒を30種類ほど揃える。
神奈川の地酒は、置いていない様子である。

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■ノンアルコールビール（￥432）
ドライブ途中のリフレッシュ！　お通しは無し。

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■地魚にぎり（￥2700）
メニューには金額が書かれていなかったので、時価ということだろう。

厨房の方から「地魚にぎりって、金目と何ですか？」「何でもいいよ」という
やり取りが聞こえてきた(^-^;)
漁師の町らしく、よく言えば豪快である。

届いた地物にぎりは 8貫。
マグロ3貫（大トロ・中トロ・赤身）、イカ、金目鯛、ムツ、カマス、カワハギ肝和え軍艦。
これに、海老入りの味噌汁が付く。

まずは白身から。
ムツはサクサク感のある白身、カマスは包み込むような歯触り。
食感の違いを楽しめる。

金目鯛は、太平洋に面した地域色を感じられる一貫。
（伊豆あたりでよく出てくるイメージなので）

そして、三崎で地物といえば、やはりマグロは外せない。
続けて 3貫、一気に頬張る。
赤身にもトロにも、それぞれの持ち味があって旨い。インドマグロ使用のようだ。
三崎へ来た実感が湧いてくる。

最後に、カワハギ肝和え軍艦。
ザク切りのカワハギ、その淡泊な味わいに
コクのある肝がベストマッチ。

握りでは定番の組合せだが、軍艦にしたのは初めて見た。
思わず日本酒が呑みたくなる一貫。

海老の頭が入った味噌汁は、実に良い出汁が出ている。

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■帆立（1貫￥324）
お好みは、トロなどの高級ネタを除き￥200～300（税別）となっている。
ネタを選べば、お得感のある価格設定といえるだろう。

貝柱は、今回一番のヒット♪
天然の甘みが感じられ、何といってもデカい(＾∇＾)
寿司店では初めて見る大きさ、素晴らしく成長した貝柱だ。

ネタがデカければ良いというものではないが、
漁師の町の寿司は、変に洗練されているより、この方がそれらしい。
口の中が貝柱でいっぱいになる幸せ(＾∇＾)

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■玉子（1貫￥216）
シャリなしで出してもらった。
甘めの仕上がりで、デザート代わりにぴったり(^-^)
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お会計、￥3672。
三浦旅行のスタートにふさわしい、豪快な寿司を堪能できた。