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マグロの町・三崎町で屈指の人気を誇る1971年創業のまぐろ料理店
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sanokuni
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店名 |
くろば亭(クロバテイ)
|
---|---|
ジャンル | 海鮮、天ぷら、居酒屋 |
予約・ お問い合わせ |
046-882-5637 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
京急三崎口駅から京急バスで約20分。 |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥4,000~¥4,999 ¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
36席 (カウンター10席、座敷26席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 外に灰皿とベンチあり |
駐車場 |
有 12台前後が別館横にあり。 |
空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
1971年 |
備考 |
別館あり(現在はお土産販売) |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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くろば亭 本店@神奈川県三崎市
・三崎まぐろ一匹盛り 3300円
・鮪カルビ焼 1000円+定食Bセット550円
・脂クロムツ刺 1100円+定食Aセット330円
三浦半島の西南端に位置し「マグロの町」として有名な三崎漁港にある1971年(昭和41年)創業の老舗マグロ料理店。テレビでもよく紹介される有名店で、テレビドラマ版の「忘却のサチコ」にも登場したことで有名。
港に適した地形の三崎魚港は古くから沖合・遠洋漁業の拠点として発展。冷凍技術が発達した昭和初期には全国有数のマグロの水揚げ量を誇る遠洋漁業基地なった。漁港を中心に広がる三崎町周辺は、マグロや近海魚を扱う直売センターやマグロ専門の食堂が軒を連ね、週末は観光客でにぎわっている。
こちらの「くろば亭」は三崎町でも屈指の人気のお店で、「まぐろおやじ」の名物店主も有名。店主の父親は「日本一のマグロ漁師」と呼ばれた漁師で、マグロ釣り好きとして有名だった俳優の松方弘樹さんも師匠と仰いだ人物だったそう。店主は幼いころからマグロに接しながら育ち、高校卒業後に料理人として、中華料理やフレンチなど様々なジャンルの料理を修行したのちに、昭和46年に「くろば亭」開店。
「まぐろの可能性を追求する」ことをテーマに、マグロのあらゆる部位とそれぞれに適した調理技法を開発。和・洋・中華だけでなくエスニック的な技法も取り入れた常識に捉われない無国籍料理を編み出し、マグロ料理のレパートリーは200種類を超えるそうだ。
週末には店頭の受付表が出され、1時間以上待つことも珍しくない。昼・夜とも予約は可能なので、前日に昼12時から来店予約の電話を入れておいた。予約した時間に来店すれば席が空き次第、優先的に入店できるようになる。
駐車場は近くの「くろば亭 別館」の隣に数台分停められるスペースがあるが、すぐに満車になってしまうため、お店の裏手の海沿いの港の駐車スペースか少し離れたコインパーキングに停める方がオススメ。今回は徒歩10分ほど離れた場所にある三崎漁港の産直市場「うらりマルシェ」の広い駐車場(60分220円)に車を停めてから歩いて来た。ちなみのお店の目の前の通りは一方通行なので注意。
「三崎まぐろ一匹盛り」(3300円)はマグロの色々な部位の盛り合わせ。正身は赤身・中トロ・大トロ、頭の身はハチ・ホホ・のど・眼肉、内臓珍味として白子・タマゴ煮・ワタ(胃袋)・ホシ(心臓)と、マグロの身や頭、内臓など様々な部位をいっぺんに味わうことができる。
マグロの内臓珍味は居酒屋のホルモン刺しみたいで、ホシは牛の心臓(ハツ)、ワタは豚のガツ(胃袋)に近いような食感。ボイルされていて臭みはなくあっさり。白子はタラなど他の魚と比べるとさっぱりしている。タマゴ煮はご飯に合いそうな甘辛い煮付けでプチプチ食感。一匹のマグロからほんのひと掴みののわずかな量しか取れない「のど」の肉は、赤身の濃厚な味と適度な歯ごたえがあり馬刺しの赤身によく似ている。
眼玉の肉は包丁で細かく叩いてあり。脂とコラーゲンがたっぷりでネギトロをもっとこってりさせたような味わい。ハチ(脳天)は大トロに近いような脂の乗りで、筋は丁寧に処理してある。ホホ肉はよく動かす筋肉だからか赤身で弾力のある身が特徴的。正身の赤身・中トロ・大トロは定番の部位でやっぱり美味しい。色々な部位と食べ比べるとやっぱり正身は「ごちそう」という印象が増すな。
マグロ料理の中でも特に人気なのが「鮪カルビ焼」。マグロの部位の中でも一番味わいが濃厚で食感も肉感が強い血合いの部分を使用しているそうだ。食感としては鶏のもも肉をそぎ切りにしたような印象。にんにくのきいた醤油ダレに漬け込んで香ばしく焼き上げてあり、ご飯がどんどん進む味わい。