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店名 |
南町テラス
|
---|---|
ジャンル | カフェ、パン、ケーキ |
予約・ お問い合わせ |
0467-84-7162 |
予約可否 |
予約可 完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
小坪バス停から徒歩約7分 逗子駅から1,815m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (AMEX) 電子マネー不可 |
個室 |
有 |
---|---|
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、海が見える、隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
ホームページ | |
オープン日 |
2013年8月18日 |
備考 |
こあがりのようなスペースがあります |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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【2014/05/25】 南町テラス
逗子・小坪港を望む山の中腹にあるカフェです。週に週末の土曜日と日曜日のみ開店しています。いままでこのお店に行くのに2度ほど途中断念しています。一度目が山側からのアプローチを試みた時で披露山庭園住宅にあるはずの駐車場が見つからずに断念、もう一度は夏に営業終了後に行ってやむなく諦めて帰りました。今回は午後に開いている5月月末のラストチャンスを狙って訪問しました。
小坪港から登って行きました。漁港特有の狭い路地の坂道を所々で日向ぼっこをしている猫を見ながら徐々に登って行きます。古井戸や石碑を見るにこの辺りは随分と歴史のある地域の様です。披露山からは縄文時代や弥生時代の土器片、遺跡を発見されていますし、古東海道が通っていたとの説もあります。‘小坪’の事は「吾妻鏡」にも出てきます。
場所は承知していましたので迷わず行けますし、初めてでも道の途中に何箇所かに案内板が立っているので起点さえ間違わなければ辿り着けると思います。
建物は急な坂の中腹に危うい感じで立っています。「こんにちは」と言って入って行くとご主人と奥様がいらした。
パンの棚に何種類かの自家製酵母のパン。カンパーニュ、フォッカッチャ、シナモンロールが置かれています。もう売り切れている物をあります。その中からパンを2種と業務用レンジの上に掛けられた黒板に書かれたメニューから本日のスープとお皿、それに自家焙煎のコーヒーを選びました。
本日のスープ 新ごぼうと人参のポタージュ \400 × 2人分
本日のお皿 小坪タコのマリネサラダ他2品 \500
自家焙煎スペシャリティコーヒー \400
レッドチュダー リ・スティック \300
ブラックオリーブとローズマリーのフォッカッチャ \250
席は小坪湾と逗子マリーナが見えるすこしオープンな二人用のテラス席です。ここの他に室内から海を望める席と、独立した個室が有ります。
下の港からは小坪須賀神社の7月の初旬の夏祭り「天王祭」の練習なのでしょうか、お祭りのお囃子の小太鼓の音、遠く小坪湾の沖には何艘もの練習用の小さなヨット、何匹かの鳶が目の高さで飛んいます。
まず最初に自家焙煎スペシャリティコーヒーが運ばれてきました。深煎りですが少し酸味が感じられる苦味ベースの珈琲です。素晴らしく軽い器でコーヒーも美味しいです。勿論、砂糖もミルクも使わずストレートで頂きます。木のプレートにカップと自家製の甘夏のピールとリンツLindtのミルクチョコレートが一枚添えられています。後でご主人とこの珈琲にはビターの方が合いますねと話しました。
次に新ごぼうと人参のポタージュが運ばれてきました。丁寧に新ごぼうと人参をオリーブオイルで炒めて作った濃厚なスープです。二人分頼んでいたので取り合いにならずに済みました。
パンは二人で同じように食べられるように切って持って来てくれました。フォッカッチャはオリーブオイルのいい匂い。オイルはスペイン産の「ナルラ」を使っているそうです。表面はパリパリしていて中が柔らかで非常に美味しい。リ・スティックもチュダーチーズが溶けた香りがして美味しかった。
次に“本日のお皿”が運ばれてきました。サラダ用菜っ葉と小坪の獲れたての蛸のマリネ、レッドパブリカ、玉ねぎ、輪切りの焼ズッキーニの上にはチーズが乗せられています。赤い豆(赤いんげん豆?)と人参と赤いパプリカのラタトーユ。カボチャとスナップエンドウと?の和え物。一体このひと皿にいくつの料理が乗せられているのでしょう。なんと色彩豊かな皿でしょう。食べる前に見ただけで感動しました。
パンとお料理は奥様が作っていらっしゃるのでしょうか。
御主人はウイークデイは建築関係の仕事だそうです。気に入ったこの場所に筑40年の建物を移築するのに材料は全部手運びをなさったそうです。
「今日は珈琲豆が思いの他出てしまった」と言う事で針金で編んだざるを使った簡単な手網焙煎機で焙煎をされていました。
小坪はここの町名。従ってこのテラスの名前はここの旧町名の南町(みなみちょう)からこのカフェの名前を付けたそうです。6月からは朝の営業になります。