無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
090-6659-8369
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
逗子で人待ち
口コミが参考になったらフォローしよう
Y・Tパラディーソ
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
Y・Tパラディーソさんの他のお店の口コミ
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
ベックスコーヒーショップ 逗子店(BECK'S COFFEE SHOP)
|
---|---|
ジャンル | カフェ、喫茶店 |
お問い合わせ |
090-6659-8369 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR横須賀線逗子駅 逗子駅から125m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
関連店舗情報 | BECK'S COFFEE SHOPの店舗一覧を見る |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
~~~~~ 湘南パラダイス物語 第4楽章 第2主題終盤 ~~~~~
福島に出発する週末の朝、楽ちゃんはJR逗子駅前ロータリーに迎えに来るということです。
早めの時間に到着したお園は、肌寒さに思わずHOTコーヒーを飲もうとここに入店しました。
約束の時刻は7:00。
15分も立ちっ放しも嫌なのと空腹感の誘惑に負けてモーニングサービスを求めます。
お園はこの店を、過去3回ほど使っていました。
いずれも、人との待ち合わせでしたが、今回の待ち合わせはいつもと違って「決起集会」の
様相を呈しており、会う前から気持ちが高ぶっています。
ここのモーニングプレートがドリンク付きで¥400というリーズナブルなお値段なのです。
厚焼きトースト1枚を二つに割ったもの、サラダ、スクランブルエッグ、ベーコン、それに
申し訳程度のケチャップを添えてくれます。
このプレートとホットコーヒーを盆に載せ、駅前に進入する車が良く見える窓際のカウンター
席に腰をおろしました。
(これから夏に向けた季節はアイスコーヒーとかアイスティもいいですね。)
お園は、楽ちゃんがスクランブルエッグが好きだったことを思いだしていました。
『私ならもっとうまぐ作れる・・・のに。』
プレートのそれは、一部がしっかりダマになっていて食感としては到底ホテルに及ばない出来
栄えです。
おかずを別々に食べるのが面倒になって、トーストに葉野菜、玉子、ベーコンとケチャップを
全部のせて、もう片方のパンで挟んでしまいました。
『大口開げたってぇ誰も見ないし・・・、えんだわ。』
心で言い訳しながら、自作ホットサンドにかぶりつきました。
これが、思った以上に美味しい!
『正解!』
自分で自分を褒めて、少し微笑みながらコーヒーを啜ります。
途中でナンチャッテ・フレッシュとシュガーも放り込んでスプーンでぐるぐるかき回します。
『ほんとは~、ブラック苦手なんだわ。』
楽ちゃんとのデートで一度もクリームや砂糖を使ってこなかった見栄は何なのか・・・。
都会の女を一生懸命演じる一つの場面に過ぎないとしても、もう楽ちゃんの前でつくりものの
人格を見せることをほとんど放棄したお園にとって、ブラックでコーヒーを飲むのはこれが最
後になるのでした。
約束の時間の1分前、交差点から白い新車のワゴンが進入して来ました。
『楽ちゃんだ、やっぱし時間ぴったり。』
当たり前のことが、自分にとっては信頼感の積み重ねなのかも知れないと思うのでした。
食べ終えたプレートとカップを棚に置き、店を飛び出してロータリーの歩道に向かうお園。
駆け足になりそうな前のめりの身体を引き戻してワゴンの運転席をのぞき込むと、笑顔の白い
歯がのぞく青年が自分を招き入れてくれます。
楽ちゃん 「寒かったか?」
お園 「ううん。コーヒー飲んでた。お砂糖もミルクも入れて・・・。」
楽ちゃん 「アハハ、いつも入れればいいのに。」
お園 「田舎くさくない?」
楽ちゃん 「なんで? いいじゃん。」
お園 「ほんと? 良かったぁ。」
ワゴン車は、横横の逗子インター目がけてUターンしました。
~~~~~ つづく ~~~~~