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食べログ イタリアン EAST 百名店 2023 選出店
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店名 |
イル・リフージョ・ハヤマ(IL Rifugio Hayama)
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受賞・選出歴 |
イタリアン 百名店 2023 選出店
食べログ イタリアン EAST 百名店 2023 選出店
イタリアン 百名店 2021 選出店
食べログ イタリアン EAST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | イタリアン |
予約・ お問い合わせ |
046-875-1515 |
予約可否 |
完全予約制 予約は1か月前の同日10:30から受付。 |
住所 | |
交通手段 |
JR逗子駅 バス停留所(海回り葉山行き)一色海岸バス停で降り、徒歩2分 逗子・葉山駅から3,332m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥8,000~¥9,999
¥6,000~¥7,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 |
席数 |
33席 (個室4席、カウンター3席、テラス8席) |
---|---|
個室 |
有 (4人可) |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 店の前に普通車2台と軽2台分。 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、オープンテラスあり |
ドリンク | ワインあり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | ペット可 |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2010年6月8日 |
備考 |
テラスのみペット可 |
お店のPR |
葉山一色海岸近くの築百年の古民家で上品系イタリアン
佐島にあがる新鮮な海の幸、三浦の滋味たっぷりの野菜! 庭で採れる柑橘類やハーブ!そして海と緑と美味しい空気!トスカーナやヴェネトの海辺の町やサルデーニャ島で合わせて3年半程修行したシェフが作るマンマの味 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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何年来か、長い宿題だった葉山の古民家イタリアンである。あまりの人気とグルメな人々の出入りに尻込みしていた私だが、もうそろそろ落ち着いただろうと言うことで訪ねてみた。
11月の平日。当日の午前中に予約できるか電話すると12:30の席は用意できると言う。天気も良いので森戸海岸から歩いて移動。真名瀬を裕次郎灯台と富士を横目に進み、芝崎を回って三ヶ下海岸の明るい陽光を浴び、久しぶりに一色海岸の波打ち際を歩きつつ、打鯖(うっさば)の松林を抜けてこちらへ。思いがけず気持ち良い海辺の散歩となった。葉山の空気感を楽しめるこのアプローチは皆様にもオススメ。
到着すると、正に葉山らしい海辺の古民家。手が入った懐かしい感じの庭。玄関を入るとマダムがお出迎え。日本家屋だが靴のまま上がる。
店内は正に海辺の懐かしい古民家。それもちょっといい感じの佇まい。昔の祖母の家を思い出して思い出に浸っているとメニューが。
こちらのお店は撮影禁止なんですね。あの久留米指向氏をはじめ先行レビュアーさんが撮影してるのは何で?と思いつつ、お店の主張を尊重しぐっと我慢。このため、今回は残念ですが外観の写真しかありません。
この日は前菜、パスタ、メイン、ドルチェ、カフェのランチコースをオーダー。
ワインはまずハウスの白、カタラットをグラスで。果実味豊かで十分美味い。
アンティパスト。
赤海老のプディーノ(洋風茶碗蒸し)、湘南豚の自家製ハムと三浦産ヤーコン、葉山シラスと生海苔のアランチーニ(小さなライスコロッケ)。
自家製ハムも美味いし、三浦のヤーコンの歯ごたえも面白いが、私が驚いたのはプディーノとアランチーニだ。
磯の香りが抜群に良い。抜群に良いと言うのは、香りが強いと言う意味では無い。強いだけなら磯臭いだけだ。しかし、磯の風味の良いところだけがエンハンスされた味わい。こちらのシェフの真髄では無いか。前菜から普通のイタリアンとの違いを見せつけられ、ちょっとした感動が。分からないが、もしかしたらこの違いこそサルデーニャ料理の流れたる所以なのかもしれない。
パーネは黒ごまびっしりのフォカッチャ。ゴマがあんまりびっしりでフォカッチャに見えなくて「コレは何つーパンすか?」と聞き、呆れ顔でフォカッチャですとマダムに言われてしまいますたw 黒ごま風味が口の中で爆発するが、オリーブオイルは殆ど感じないタイプ。
プリモピアット。パスタはシチリア産生ウニを使ったパスタ。この日4種類のパスタからセレクトしたのだが、どれも美味そうで決められずマダムに相談したところ、このウニパスタがこちらのスペシャリテと言うことと、比較的ガーリックを多めに使った味と言うことで選んでみた。
コレが美味くないわけないでしょう。
1.6mmぐらいのやや太めのスパゲッティーニは100g超か、この手の店としては割合満足な量だ。ウニもケチらずしっかり入っている。
オリーブオイルに控えめに香るガーリック、そこに刻んだズッキーニが食感のアクセントを加え、塩漬ドライトマトの軽やかな酸味が実に良い。正に絶妙なバランス。お見事。
おいしくチュルチュル食べてたら案の定シャツにソースが跳ねた!ああ私の大事なノースのシャツがw と思ってたら、マダムが黙ってささっとシミ取りを持ってきてくれた。どちらかと言うと飄々とした感じのサービスだが、こう言う気遣いをしてくれるのは流石である。
ここでグラスが空く。もう一杯カタラット白を頼む。普段フランスかチリか県産ワインしか飲まない私はイタリアワインの知識が無いのだが、割と好きだなこのワイン。
セコンドピアット。魚を選んだ。
佐島産ヒイカ、海老のフリットミスト、魚介のポルぺッティ
フリットなのでそれほどオリジナリティが出る料理では無かったが普通に美味しかった
ヒイカはイイダコの様な食感の小さなイカ。海老は輸入海老でしたが美味しかった。魚介のポルペッティは洋風魚のすり身団子。これはよく覚えている、ドイヒーな例えをすると、すっごく美味い高級たこ焼きっぽい味w こんな例えしか出来ない庶民でシェフすみません…
ドルチェ。トスカーナ風自家製イチヂクの赤ワイン煮とバニラジェラート。
コレがですね、絶品でしたわ。シナモンの効いたイチヂクの赤ワイン煮は、私が今まで食べた中で一番美味しかった。あんまり美味いのでマダムに言ったら、「シェフの修業先の90歳のオババからの直伝レシピ」との事。いやはや、マンマの味ですか、美味かったです。
カフェはエスプレッソを。
ちょっと好みでは無かったが普通に美味しくいただきました。底に残ったお砂糖は勿体無いので匙で掬ってナメナメw
テーブルでお会計すると可愛らしいミントキャンディを一つ。玄関を出るとき、優しい笑顔のシェフがお見送りしてくださいました。嬉しいですね。ありがとうございます。また来ますよ。
気持ちよく店を後にしたワタスは、県立美術館の脇の小道から波打ち際に出て、午後の陽光を浴びながらもう一度海辺散歩を楽しんだ。
トンビの声を聞きながら、口の中でミントキャンディを転がしながら…