やっぱり逗子ではこちらがNo.1中華ですね！！ : チャイナダイニング 喰う 喰う

チャイナダイニング 喰う 喰う

ランチの充実度は群を抜いて素晴らしい！！

2022年2月21日現在　食べログ評価　3.53

我が家の冬のルーティン。
ペレットストーブの燃料調達と母の一週間分のお遣いをまとめてド～ン！で逗子・葉山へ。
妻も一緒で、もちろん車で向かいましたよ。
決してブラブラではありませんww

逗子なぎさ通りの”オーケーストア”にて母の買い物を済ませ、2時間分のパーキングサービスをゲットしてから、『チャイナダイニング 喰う 喰う』でランチしてみましたよ！！
今回で2度目になります♫

逗子にはなぜかレベルの高い中華料理の優良店が複数存在しています。
町中華とは一味も二味も違う、でもネイティヴ系ともべくトリガ異なる、個性的なこだわりの店たちです！
その中でもこちらがNo.1でしょう！！？

ただし、店内が狭いため、あっという間に満席になってしまうので、11:30の開店時間直前には到着しておきたいものです。
我が家は5分前に着いたものの、既に先客が1組待ち。
2番目なのでOKでしたが、その後2組が立て続けに訪れたため、速攻で満席に！！
更に食事中4組ほどが訪れるも、丁重にお断りされていました…
店内の席割は4・2・2・4システムなので、コロナ禍ゆえ最大4組までしか収容できないのがモドカシイ状況です…

前回来店時には存在した座席間の間仕切り衝立は無くなっていて、アクリル板に進化。
…なので全体が見通せるようになっただけでも圧迫感は多少改善。

さて、本日の定食は
A太刀魚と牡蠣のサクサク香味ソース掛け　1,500円
B海老と帆立のえびみそ炒め　1,500円
という内容です。
ぱっと見前回と変わり映えしないなァ、なんて思っちゃった私が大間違いでした！！！！！
これは失礼いたしましたm(__)m
これなら毎日でもOKです♫

こちらのランチは上記のメインに加え、「ごはん・スープ・サラダ・小鉢・漬物・デザート」が付くんです。
1,500円でも高くは感じない色とりどりな華やかさがあって実に素敵です♪
生き生きとしている野菜たちが躍動してます♪

サラダはボリューム的にも不足が無い上に、クラゲが載っていて嬉しくなりますよ。
味の濃いミニトマトもかなり美味しいものを使ってくれています。
ドレッシングも美味なオリジナル。

スープは定番の掻き玉コーンスープ。
相変わらず甘くどくなく、すっきりとした味わいで大好きなタイプ。
飲み飽きません！！

漬物は搾菜、今回の小鉢は大根と蓮根の酢漬けでした！
これが花椒でアクセントをつけていて甘酸っぱさのバランスも素晴らしく♫
小鉢は日によってガラリと内容が替わるのが素敵です♪

ご飯は3杯目からは有料ですがそれまでは無料です。
中華ではコメがイケてない店も少なくありませんが、こちらは◎♪
おかわりしないようにするのが難儀です。

海老と帆立のえびみそ炒め
前回食べたのは「えび、ホタテ、空心菜のえびみそ炒め」だったので被ってしまったわけですが、写真を見比べていただけるとお分かりの通り、全くの別物に感じられるくらい出来栄えが違っていました♪
空心菜のとろみが特長だった前回とは180度別物！
スナップえんどう、いんげん、さつまいも、ズッキーニ、椎茸、しめじ、パプリカ等の野菜類は全て素揚げされていてその元気な食感を活かし、帆立、海老と合わせ炒めてありました。
海老みその風味も前回の調理法より旨味が目立っていてよかったです♫
そして油っぽくないというキセキ！！

太刀魚と牡蠣のサクサク香味ソース掛け
フリッター状の大粒牡蠣と太刀魚！
そこに葱を中心とした香味野菜たっぷりのさっぱりとしたソースを絡めています。
こんなふわっふわの太刀魚って食べたの初めてかも♪
そしてプリップリの牡蠣！！
もちろん野菜もたっぷりな「喰う喰う」仕立てです。

食後は選べるデザートから、またまたマンゴープリンと杏仁豆腐のミックスで。
だって超美味しいのが2種類も味わえちゃうんですよ！！
豆乳入りの杏仁豆腐ももちろんですが、手作り感ばっちりなマンゴープリンがサイコー♪
他にも小豆入りココナッツミルク、愛玉子ゼリーハイビスカス風味なる摩訶不思議なものもあって、次回こそはそれにしてみようかなと！！

ポットで提供される美味しい烏龍茶の飲み放題が、毎度ながらホント、ありがたいです。
お金を取るところもある世知辛い世の中ですから。
藤沢の高評価点…
水では寂しいし。
こういう無言のサービスが実は凄く助かります。
そこもCPの高さに繋がるファクターの一つです。

これで1,500円は素晴らしいです。
はす向かいのライバル店よりワンランク上であることで間違いなさそうです。
本当は池田通りのイタリアンに行きたいという願望もあったのですが、気が付くとこちらに来てしまったという…
まあ、私は新店開拓だけが食べログではないと思っていますので！
飲食店は生き物です。
時が店を成長させたり、逆に貶めたり…
それらをリアルに体験することも楽しみの一つだと思っております。
1回だけじゃ分からない魅力もあるし。
せっかく行っても1年後、2年後にレビューをアップする人の気持ちが私にはさっぱりわかりません…
双方にとってどんなメリットがあるというのでしょう？
まあ、ご本人の勝手ですが、賞味期限切れレビューでは、店にプラスになるとは絶対に思えません…

※チャイナダイニング 喰う 喰うの「太刀魚と牡蠣のサクサク香味ソース掛け」を音楽で表現すると？
The Cure 「Boys Don't Cry」
https://www.youtube.com/watch?v=9GkVhgIeGJQ
繊細な躍動♪

味偏差値　67
居心地度　59
食べログ評価＜体験判断

常連向き　□■□□□　一見向き
男性向き　□□□■□　女性向き
庶民向き　□□■□□　高級志向
ハイＣＰ　□■□□□　ローＣＰ

チャイナダイニング 喰う 喰う

逗子って中華系のイイ店が多いのはなぜ？

2021年12月16日現在　食べログ評価　3.59

この日は葉山へ、ペレットストーブの燃料の調達に出かけました。
母のお遣いも兼ねて！
一石二鳥ってやつです。
で、清々しい逗子・葉山。
その行動スケジュールですが…
逗子OKストア（母のお遣い）➡昼食（喰う喰う 3.59）➡葉山（フラワーラボ 3.06）でペレット調達）➡葉山ステーション➡長谷（銘菓 華正楼 鎌倉店 3.03）で肉まんゲット➡帰宅というスケジュール。

OKは3,000円以上の買い物で2時間のパーキングサービスが受けられるので、その間に『チャイナダイニング 喰う 喰う』でランチです。
清々しいはずの逗子・葉山ですが、こちらは…(*_*;

私は逗子という街がけっこう好きで。
その理由は駅前の商店街が大手チェーンに比較的占拠されておらず、昔ながらの街の個人商店が数多く生き残り、住民の生活感が伝わってくる古き良き昭和のエスプリが感じられるからです。
『チャイナダイニング 喰う 喰う』のあるなぎさ通りも例外ではなく♪

それと、なぜか、大陸系ではない小ぢんまりとした個性的でレベルの高い中華料理レストランが何軒もあって興味深いんです。
私の知っている限りでも
当店のはす向かいにある四川をベースにした「せろりや 3.50」は我が家が何度も訪れている名店だし、中国家庭料理の趣のある「MAO 3.15」も移転前は3.5以上の評価を受けていて、どちらも誠実な体にやさしい中華を提供していただける私がおススメする良店。
加えて、こちらもそれ以上に地元民から根強い支持を受けている店として有名で、もっと早くに訪問すべきでしたが、ランチ営業のタイミングが合わなかったり、満席で断られたりと、縁の薄さが仇となり、過去はどうしても「せろりや」へと流れていく傾向にあったのですが、今回やっとご縁があったという訳です。

11時半の開店時間直後に辿り着くと一番客でした。
入口に一番近い席に促され妻と着席。
席はコロナ対策と思われる衝立でのパーテーションが施されていて、狭い上に更なる圧迫感があるという。
でもこのご時世なので、安心感はありましたが。
テーブル席を4つに区切り、満席でも10数人しか入れないであろう狭いフロア。
これじゃあすぐに満席になるわけで、この日もあっという間に席は埋まり、後に続々とやって来たフリーの客はお断りされていました。
一番奥は予約の女子会席で、マダムのお知り合いっぽい4人組が占拠。
アットホームな雰囲気のある「店」ですね♪

ボードには美味しそうなアラカルトメニューが書き連ねられています。
タラバガニの葱生姜炒め　2,400円
カサゴの唐揚げ甘酢醤油掛け　2,400円
ソフトシェルクラブのサクサク揚げ　一匹900円
などなど、魚介系が充実していて！
地魚などを利用した炒め物がお得意みたいです。
食材にこだわっている部分もあり、お値段は安さ重視という店ではなく、そういう点では上記の「MAO」や「せろりや」あたりと被っている印象があります。
これら単品メニューは「ごはんセット」にできるようなので、ランチメニュー以外の選択肢もあり、目移りしてしまいますね♪

【ランチメニュー】
日替わりの定食スタイルで種類は2つ
どちらも税込1,500円
A）カキとあじの豆鼓炒め
B）えび、ホタテ、空心菜のえびみそ炒め
上記メインに、ごはん・スープ・サラダ・小鉢・デザートが付きます。
やはり魚介が中心！
夫婦でAB一つずつ頼みシェアすることにしました。

ちなみにデザートは選択肢がありお好みで。
一番人気はマンゴープリンと杏仁豆腐のMIX！
もちろんそれでしょうww

まずはポットであったかい中国茶のサービスが！
美味しい烏龍茶が飲み放題なのはホントありがたいことです。
押しつけがましくない丁寧な応対も加え、サービスは3.5確定。

調理をする姿を確認できる距離の近さ。
黙々と鍋を振り全てをお一人で調理していくシェフ。
香りも伝わってくる臨場感が魅力でしょうか。
これも狭い故逆手にとった演出のひとつと解釈しましょう。
雰囲気3.4

そうこうしているとトレーに載ってほぼ同時に料理が到着しました！
黒いトレーに載った充実の6点セットです！！
見るからに1,500円は高くないぞと主張してきます♪

妻の担当は（A）宇宙は（B）ということで。

カキとあじの豆鼓炒め
薄衣を叩いてある大ぶりの牡蠣と竜田揚げのような鰺に多品種な野菜と炒め和えしてあります。
舞茸、しめじ、ヤングコーン、いんげん、ミニトマト等々。
どの野菜も食感をちゃんと残したベタッとさせない仕上げなのがイイですね♪
そして味は甘辛仕上げではなく、キリッとしていました。
甘さを特に控えてあり、飽きのこない味わい。
人によってはその点に物足りなさを感じる場合があるのかもしれません。
パンチが無い？
でも、油っぽくなく、素材の良さを活かした誠実感のある逸品だなと我が家には感じられました！
妻も◎！！

えび、ホタテ、空心菜のえびみそ炒め
こちらも野菜が多く充実の内容です！！
プリプリの海老に旨味のある帆立、そして火を通し滑りの出た空心菜の葉と茎に、こちらも舞茸、しめじ、椎茸、パプリカなど具沢山！！
えびみそ炒めとのことで、もっとこってり甲殻類の出汁かなと思っていたものの、意外やさっぱりめ。
こちらも同様に甘さ控えめの仕上げでした。
やはりヘルシーに感じられたのは油の使用が控えめなのかもしれません。
そのあたりも「せろりや」あたりと共通点がありますね。
メインはどちらも甲乙つけがたく！
もちろん妻は気に入ったようで。

サラダ
葉野菜にクラゲが載っているのが嬉しいですよね♪
あとはカットトマト。
さっぱりめに仕上げてありました。

スープ
溶き卵の入ったコーンスープです。
特長的だったのは甘味が押さえられていたこと。
コーンスープは得てして甘いものが多いのですが、凄くスッキリとしていました。
飽きのこないもの。
メインも含め、こちらの味の傾向かもしれません。
大人の味♪

小鉢
蒸し鶏の載った葱、胡瓜とワカメなどの中華風和え物。
生姜が効いてました。
この蒸し鶏が美味！

漬物
搾菜ですが塩味は穏やかで食べやすいものでした。

ご飯
ふっくらお米がおいしく！
いくらでも食べられそうなww

デザート
これが絶品でした！！！
マンゴープリンと杏仁豆腐どちらもかなりのレベル！
一緒に味わっても個別に食べてもイケてる♪
カット苺がアクセントの酸味。

ヤバいですね。
充実の内容！！
これで1,500円はCPイイと思いましたもん。
野菜が多く使われているし、油っぽくなくヘルシーな内容が女性に強く支持されているのでしょうね。
コテコテの大衆中華とは一線を画した路線は、本格中国料理ともまた違う独自のスタイルを築き上げているように感じられました。
「聘珍楼 3.68」で修業をされていたそうですが、その呪縛に囚われることなくノビノビとした個性が感じられるのも◎！
私は町中華も本格中国料理も好きですが、こういう独自の進化路線も好みなので、今後も「せろりや」とともに足げなく通うことになりそうです。
ペレットストーブの燃料調達の際の細やかなお楽しみということでww

※チャイナダイニング 喰う 喰うの「ランチセット」を音楽で表現すると？
PIL「Public Image」
https://www.youtube.com/watch?v=ylOCIP54PIQ
New Wave進化系、これぞAlternative！！

味偏差値　66
居心地度　59
食べログ評価＝体験判断

常連向き　□■□□□　一見向き
男性向き　□□□■□　女性向き
庶民向き　□□■□□　高級志向
ハイＣＰ　□■□□□　ローＣＰ