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Y・Tパラディーソ
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店名 |
オランジュ・ブルー(ORANGE BLEUE)
|
---|---|
ジャンル | ヨーロッパ料理、喫茶店、カフェ |
お問い合わせ |
046-875-0919 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
【車】横浜横須賀道路の場合 逗子・葉山駅から3,330m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
32席 ( テラス 3テーブル 店内 7テーブル ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 神奈川県立近代美術館駐車場利用ショップレストラン2000円以上利用で1時間無料 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、オープンテラスあり |
ドリンク | ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、海が見える |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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[メニュー価格に間違いがありましたので自主的に訂正しました。]
1970年代の前半に「死刑台のメロディ」という伊仏合作の映画が日本で公開されました。
当時、高校生だった私メはこの映画の「サッコ&バンゼッティ事件」の史実ストーリーもさることながら、
音楽(エンニオ・モリコーネ)や主題歌を歌ったジョーン・バエズのシンプルな繰り返しメロディが耳から離れず
かなりの長きに渡って映画を反芻するように味わっていたのでした。
他方、ベン・シャーンというアメリカの画家がそれまで私が見慣れ、親しんだヨーロッパ系の画家の系譜
とはまったく異なる個性と主題で作品を大衆に向けて発表していたこと、そして彼が「サッコ&バンゼッ
ティ」事件に取材して、二人の肖像画を描いていたことを知るに及び強い興味を持つこととなったのでした。
その肖像画は、主役を演じたニコラ・サッコ=リッカルド・クッチョーラ、やバルトロメオ・バンゼッティ=ジャン・マリア・
ボロンテにも似て、若かった私の脳裏にイメージが焼きついたのでした。
他にもフランス陸軍の「ドレフュス事件」(ユダヤ系フランス軍人のスパイ冤罪事件)の関連作品もあり
現代史と絡めると彼の絵に興味は尽きません。
残念ながら、今回の企画展に「サッコ&バンゼッティ」肖像作品は来日していませんでしたが事件関連
で二人を有罪に導いた検事達の肖像作品はありました。
『冤罪にした側の肖像が美術作品として永遠化されるのって、どうなんだろう。歴史的な不名誉をずっと
背負っていくことになる彼らの名前・・・』
展覧会の作品から、ユダヤ人の移民だったシャーンがアメリカ社会の底辺に暮らす人々に共感的な眼
差しを向けていたことがよく分かります。
20世紀初頭のアメリカ社会における有色人種のみならず白人マイノリティ(=イタリア、ヒスパニック、アイリッシュ、
ユダヤ…)の社会的地位についても改めて学ぶことができる機会でありました。
さて、一通りシャーンの版画、写真、デザインなど鑑賞して後、外に出ますと風が冷たく薄曇りの南東
方向から弱い日差しが相模湾の海を照らしております。
ランチには早かったけど暖かいコーヒーがほしくなりました。
そこで美術館に付属する眺めの良い『オランジュ・ブルー』さんにお邪魔します。
コーヒーを、と言いかけてランチはまだだが軽食ができることがわかり、オリジナルのカレーライスを一つ
と合わせて注文いたしました。
南側に開けた大きな窓からは、海に向かう芝生の傾斜地と低樹木の庭木、そして松の木が並びます。
その松の幹の合間から相模湾の海を南西方向に見ながら食事やお茶ができるロケーションです。
この美術館の南側すぐの場所は「御用邸」ですから冬場は特に静かなビーチが湾曲して見えるのです。
大きな白いお皿にライス、銀のソースポットにトロトロのビーフカレーのルーがたっぷり入っています。
欧風カレーがお好きなら、ここのカレーはまぁまぁ美味しいと思っていただけるでしょう。
よく煮込まれたお肉も不足感なく入っております。
この店でこれを褒めたものかどうか、と思いますがライスが大変美味しいのでした。
きっと良いお米をいい炊飯器で炊いておられるのでしょう。
適度な粘りと粒立ちが欧風カレーのルーとよくマッチングしております。
「30分後に入店してればランチのコースをいただくことができたのに・・・」と思ったのですが、美味しい
ライスに当たったことで満足いたしました。
こちら、これまでも何度か利用しましたが場所は抜群なのですがCPはよろしくありません。
カレーライス¥1200 コーヒー¥700(セットにもなりませんので合計¥1900です。)
まぁ営業時間も開館時間に合わせているので仕方がないのでしょうが、リーズナブルではないのです。
土曜日のお昼時ですがレストランは空いていました。
気候のせいなのか、ベン・シャーンという画家の知名度が今の時代、それほどないからなのか・・・。
デート向け? の如何にも葉山なロケーションに免じて存在意義はあると申し上げておきましょう。
次回はしっかりコース組みしたお料理を味わいたいですね。