一福
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店舗基本情報
| 店名 |
一福（イチフク）
|
|---|---|
| ジャンル | 食堂、居酒屋 |
|
予約・ お問い合わせ |
046-822-3881 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
京浜急行汐入駅より徒歩3分 汐入駅から141m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
￥1,000～￥1,999 ～￥999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
50席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| オープン日 |
1947年 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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東京出張のついでに、横浜で別件の用事を済ませた。
その関係で横須賀まで足をのばすことになった。（京浜急行線だと、横浜から 30分かからないです）
京浜急行本線、汐入駅（横須賀中央駅のひとつ横浜寄り）でランチとなり、検索して決めた。
一福（いちふく）
汐入駅を北側、駅前ロータリーの方へ出て、メルキュールホテル横須賀の手前（南側）を北東に道なりに進むと、150m ほど行った右手にある。駅から徒歩 3分くらい。
「ラーメン」の赤いのぼりが出ているものの、入り口には濃紺の暖簾がかかっている。白抜きの文字は、「和洋食 中華 一福」。
中華だけでなく、というか何でもありだな。
レトロ食堂という雰囲気。面白そう。入ってみよう。
中は、テーブルといい、椅子といい、昔、駅前によくあった昭和の食堂そのもの。
ということは、このお店も地元民に愛されてきたお店に違いない。当たりだったかも。
とりあえず、中華丼 530円（！） をオーダー。
（今日は、ラーメンじゃないんです。えへへ…
（＾＾；）
値段も昭和で、うれしい。
人柄のよさそうなおばあちゃんが料理を出してくれた。
四角いトレーの上に、丸いカレーライス皿のような皿が置かれていて、中華丼が盛られている。その他には、小さい奴と漬物、そしてわかめスープ。
中華丼には、豚肉、うずら、タコ、キクラゲ、シイタケ、ニンジン、白菜、ネギ、タケノコなどの具材が入っていて、美味しそう。
さっそくパクリ。
醤油味の濃いめの餡に具材の味が溶け込み、どの具材とも合う感じで美味しい。
横須賀あたりも、横浜から近いので、おそらく横浜中華料理の影響が及んでいるのだろうか。
実際、一福さんがそうなのかどうかは知らないが、美味しい中華丼だ。
さっきから気になっていたが、昼間から飲んでいるオジサンたちがいる。
いかにも昭和の食堂なのだが、不思議と違和感がない。まあ、いいか、ですむ感じ。
よくみると、酒の肴になりそうなメニューもたくさんある。
枝豆、もろきゅー、チーズ、明太子、ゲソ揚げといった、ちょっとしたつまみから、ブリかま焼き、アジ・サンマ干物、おでん、ホルモン、ギョーザなどの一品物もそろっている。
ふらっとやってきて、ちょっと一杯、といった利用も可能だし、居酒屋風に「飲むぞー」的な使い方もできる。（それも昼間から）
不思議に居心地のいい空間だ。今度は飲めるときに来てみたい気がする。
ふと壁に貼られたメニューを見ると、「”ヒデ”がこよなく愛した牛すじ煮込み、中華丼、ホッピー」とある。
X-Japan の hide が、かつて通っていた店なのだとか。さすが横須賀ですねぇ。
ごちそうさまでした。
後書き
横須賀は、旧日本海軍はおろか、江戸幕府の時代から、首都を守る重要な軍港として機能してきた。
現在でも海上自衛隊の重要な基地機能が置かれている。
もっとも土地の大半は、米海軍横須賀基地に占められている。
米第７艦隊の母港の１つとして、空母「ロナルド・レーガン」やミサイル巡洋艦、イージス艦などが配備されている。
（米本土以外で、米空母の母港となっているのは、世界中でも横須賀だけらしい）
日米安全保障条約に基づき、日本防衛の任務を、海上自衛隊と共に果たしているのだ。
アメリカ合衆国は、日本の同盟国なのだ。
一福さんのお店の北の方には、横須賀港が入り込み、その先には海上自衛隊の横須賀基地（の一部）や米軍施設などが広がる。
自衛官がこの店に来ることはあるかもしれない。米軍の兵隊さんは来ないだろうな、と思っていたら、何と一福さんは、元は米軍基地の組合食堂だったそうだ。
オー！このジャパニーズ・チューカドン、オイシデスネ！ なんてことになるかも……いやないか。