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ここは手練のリゾートフレンチ
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ぴせ
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店名 |
掲載保留
ル・ボ・リバージュ
|
---|---|
ジャンル | フレンチ |
住所 | |
交通手段 |
京急急行本線「馬堀海岸駅」より観音崎行きバス10分 浦賀駅から2,340m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥8,000~¥9,999
¥4,000~¥4,999
|
支払い方法 |
カード可 |
席数 |
42席 |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | バリアフリー |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる、ワインにこだわる、カクテルにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、夜景が見える、海が見える |
サービス | お祝い・サプライズ可 |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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横須賀美術館で開催中の「正岡子規と美術」展に行くため、
横須賀は観音崎までやってきました。
日帰りでもなんとか行けないことはないのですが、
珍しく連休がとれたし、ちょっとしたお祝い事もあったので、
観音崎京急ホテルに泊まることにして、
そのホテルの中にある「ル・ボ・リバージュ」さんで、
ディナーを頂くことにしました。
さてこのホテル、東京湾に面したリゾートホテルで、
東京湾に面しているというよりも、
むしろ海岸の水際に建っていると言った方が適当なほど、
海の近くに建てられています。
東京湾なんて、油膜の貼った汚い海、と思っていたのですが、
このあたりは水が本当にきれいに澄んでいて、まるで冬の沖縄のよう。
まさか、横須賀でリゾート気分を味わえるとは思ってもいなかったので、
思いもかけぬ幸運に巡り合いました。
この「リ・ボ・リバージュ」さんも、目の前がすぐ海、
夜の海、灯りをともしながら航行する大型船を眺めつつ、
フレンチを頂くことができます。
この規模のホテルにしては、
こちらはそんなに席数があるわけではありません。
しかも海側の席をとるのでしたら、予約をした方がいいかもしれません。
青いじゅうたんが敷き詰められており、リゾート感を演出していますが、
ちょっとやぼったいといえば、やぼったい。
でもおかげで、リラックスした雰囲気も醸し出されているので、
やぼったさも含めて、いい感じです。
さて、四十にもなると、さすがフルコースは厳しいかな、と思い、
頼んだのは以下のコース。
ディナーAコース(6000円)
野菜のゼリー寄せ
海の幸のクープスタイル 赤ピーマンのムースを添えて
ポタージュ
妻は、相模湾で獲れた伊勢海老のポアレ(+1800円)
私は、和牛フィレ肉のポアレ(+1800円)
パン、デザート、コーヒー
これがデザートに添えられたオレンジにまで神経の行き届いた
素晴らしいコースだったのです。
メインの伊勢海老のポワレ、牛フィレのポワレは
実に真正直でしかも繊細、
伊勢海老には変な臭みが全くなく、
牛フィレは表面が香ばしく、中はやわらか、
言葉にすると、ごくあたりまえのことなのですが、
そのごくあたりまえのことを、ストレートに実現しているのです。
まるで、コントロールのいい投手のよう。
腕の確かさを感じます。
今回のメニューで特に驚き、楽しかったのは、「海の幸のクープスタイル」。
カリフラワーの冷製ポタージュ、
このポタージュの上に赤ピーマンのムースとイクラが添えられていて、
さらにポタージュの中に海は老や鮑などの海の幸が隠れているのです。
ですから、今、ポタージュと一緒に口の中に入ってきたのはなんだろう、
あ、あわびだ!というような感じで、
ちょっとした闇鍋のような驚きを感じられるのです。
オーソドックスだけれども決して古臭くなく、
しかも遊び心のあるメニューを忍び込ませる、
まさに手練のフレンチ。
ワインもたくさんあって、
相談すると、料理と気分にふさわしいものを選んでもらえます。
ディナーの時間を素晴らしいものにしようという気概にあふれています。
おかげでいい時間を過ごすことができました。
おすすめのフレンチです!