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044-951-1744
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辣油は飲み物さんの他のお店の口コミ
店名 |
楠本(くすもと)
|
---|---|
ジャンル | 寿司 |
予約・ お問い合わせ |
044-951-1744 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
小田急小田原線 百合ヶ丘駅 南口 徒歩3分 百合ケ丘駅から127m |
営業時間 |
|
予算 |
¥15,000~¥19,999 ¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
¥15,000~¥19,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master) 電子マネー不可 |
席数 |
16席 (テーブル席:4名席×1卓、2名席×1卓/カウンター席 10席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 店内全面禁煙 |
駐車場 |
有 専用無料2台 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
オープン日 |
2000年 |
備考 |
ランチは現金のみ対応としております。 |
お店のPR |
にぎりをメインに楽しめる寿司屋 楠本 お酒の種類も豊富。お食事に合わせたお酒もお楽しみください
料理人として新しい事に挑戦をしている店主 |
初投稿者 |
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新百合ヶ丘ではなく百合ヶ丘にある鮨店です(笑)
ロマンスカーは言うまでもなく、
快速急行など非常に速い電車が走る小田急線ですが、
百合ヶ丘は停まる電車も街の雰囲気もスローで、
それが良い味を出しております。
こちらのお店は駅から近い小高い丘の上にあります。
住宅街の手前にありつつ、店内は落ち着ける上品な空間。
それでいて肩肘張らずに頂けるのは、街の空気感を反映してでしょうか。
店内に漂う匂いは良く、美味しそうな予感を感じさせてくれます。
ランチの3,900円のコースの内容は、酒肴が3つに握り7貫、巻物。
酒肴はシンプルに季節感を感じさせてくれる良き品々。
シャリは酢が強めでキリッとしており、塩気はそこまで強く感じません。
炊き加減は必ずしも硬めではありませんが、ほどけは良い。
親方は正確な手返しで、手数は少なく四手で握られております。
シャリの完成度と技術は、街場のそれではありません。
【辛子高菜ととびっ子の巻物】には意表を突かれましたが(笑)、
全般的にタネの切りつけも大きく、満足度が非常に高いランチ鮨だと感じました。
最後に小鰭を追加しましたが、旬前の小鰭の魅力を巧く引き出される〆加減であり、
これを頂いて夜に再訪しタネ質の高い(=お値段が上の)握りを頂いてみたいと思いました。
頂いた酒肴
ゴールドラッシュ
茹でた後に醤油を塗り炙っている。
気が利いた一品目。
鱧の竜田揚げ
肉厚な鱧をふっくらしっとり揚げている。
付け合せは大根おろしに長芋を加えたもの。
長芋の食感が加わり、飽きを感じさせぬ工夫。
鰯
〆の塩梅が良い。
手前の赤い調味料は柚子胡椒。
ガリ
甘みが強めだが、嫌みは無い。
辛味はじんわりと広がる程度。
旨味も強めなので赤酢を用いているのだろうか?
べったら漬け
真子鰈
寝かせており、旨味が高まっている上に、
肝を噛ませて風味と旨味が穏やかに広がってゆく。
香りの余韻も強い。
工夫されており、印象に残る一貫目。
鮪赤身
軽い漬け。夏の鮪の酸味を楽しませてくれる。
帆立
軽く湯に通しているため、食感が凝縮されている。
用いる煮ツメが濃厚なのが嬉しい。
食感と味わい、これは良い仕事。
蛸
塩、山椒粉、錦胡麻。
やや装飾過剰に見えるが、味わいは良く、
蛸の生っぽさを残した素敵な火入れ。
歯切れは良好。
山椒の香りも程良く、足し算が奏功している。
いくら
程良くプチプチ。
時期、味わい的に恐らく初物。
鮪トロ、長芋千切りの手巻き
鮪の脂を長芋のとろみと風味が包み込む面白い手巻き。
穴子
ふっくらと良い煮加減。
浅蜊の味噌汁
巻物、出汁巻玉子
これが辛子高菜ととびっ子の巻物(笑)
まあ、確かにこの組み合わせは美味しいですよね。
余りにも江戸前離れしておりますが(笑)
小鰭(新子2枚) 追加
これは冒頭の通り追加して良かった!
身を凝縮させつつ、しっとり感もある良い〆の塩梅。
特に、この時期の小鰭の「柔らかい皮の食感」を楽しませる点に妙アリ。
もちろん旨味はこれからだが、時期の小鰭の楽しさを引き出している印象を抱く。
小鰭を追加して4,700円。
錦胡麻の使用、鮪×長芋、辛子高菜ととびっ子の巻物(しつこくてすいません)など、
少々垢抜けないものもありましたが、味わいには文句の付け所がありません。
真骨頂は夜なのかも知れませんが、街場にこのレヴェルのお店があるのは素晴らしい事です。
本記事は下記のブログをベースに投稿しております。
すしログ:https://sushi-blog.com/