友人とカミサンとパスタランチ : kurinoki

　春分の日。会社時代の友人とカミサンと３人でランチをということで久々に栗の木にやってきました。栗平は私の実家には近いのですが、自宅からは距離があってなかなか来る機会がなかったのです。でも「栗の木」さんには私の大好物「レッドカルボナーラ」があります。まだあるかなぁ？と、どきどきしながらカミサンの車でやってくると。CLOSE？変だと思ったら１１：３０からだったのでした。栗の木さんは人気のお店ですぐ満席になってしまうのでこの日は１１：１５頃来たのでした。それで入り口前のベンチで待つことに。入り口を眺めていると少し変わったなぁと思えます。何やら外国のお店の様な感じです。カミサンと友人は隣の本屋（何十年と本屋ですが）に。
　やがてお店の入り口が開いたので、私一人で入って奥の席を取りました。ものの１０分で若い方々や、小さいお子様を連れたご家族で満席に。やっぱり人気あるんだなぁと少しほっとしました。やがてカミサンと友人がやって来て着席。テーブルの上には紙のメニューではなくタッチパッドが。注文もここで入力する様です。なるほど若い方々が多いわけです。アジアン好きのカミサンは「サンバル・ゴレンウダン」を。友人と私は「レッドカルボナーラ」を注文。辛い物好きな友人は＋５０円で辛さ増しにしました。あと、以前あったピザがなくなっていました。パスタ専門店になっていたのですね。店内を見渡すとやはり雰囲気が外国の様です。栗の木は数年来ない間に進歩していました。
　やがてそれぞれのパスタがやってきました。レッドカルボナーラはかなり様子が変わっていました。以前はもっと白くてクリーミーでカルボナーラに近かったのですが、色が濃くなっていて美味しそうです。早速頂くと味に深みがありもちもちした生パスタの食感は同じでした。ベーコンのお味もグレードが上がっている感じでしたし、やはり美味しいです。と、以前より辛いかな？と感じました。喉の奥に入れて辛さゴホゴホとむせていたら、友人から「そっちの辛いの？」と聞かれたので「前より辛くなったかも」と答えたら、何と友人の方はあまり辛くないとのこと。少し食べさせてもらったら・・・あ・・・これは私と友人の注文が入れ替わっている！！辛さを増したのが私の所に来ていたのでした。ありゃーと思いましたが、もう遅いのでそのまま頂くことにしました。どうりで辛いはずです。でも辛いのでよかったかも。辛さ増しはとても美味しかったです。友人には気の毒でしたが。（＾＾；）
　ということでお腹が膨れた所で待っているお客さんもいるので早々に退散。このあと我々はセレサモスに買い物に行ったのでした。またうかがいます。どうも御馳走様でした。

　私の実家はこのお店から近い稲城市平尾にあったので、子供の頃から栗の木があるのを知っていました。隣の本屋には何千回と行ったことがあるほどです。それなのに栗の木で食事をしたことはありませんでした。（近くのラーメン信華には何度も行きましたが）スパゲッティ屋さんにあまり興味がなかったのです。それが実家を出てもう年齢も５０歳前になっている今日、たまたまうかがうことになりました。目的地は南大沢で途中でお昼を頂こうということになり、そういえば栗の木ってどうなんだろうと思ったのです。
　馴染みの駐車場に車を停めたのが１２時過ぎでしたが、店に入ると、もう満席。お～！とビックリ。名前を書いて待ちました。その間お客さんを眺めていると、ファミリーが圧倒的。地元の御家族に愛されるピザとパスタのお店なんだなぁと思いました。ボリュームもあるみたいで小さいお子様には御両親の注文した分で十分みたいな感じでした。また眺めていると圧倒的にスープスパゲティを食べている方が多いようでした。それで、私と妻が席に着く頃には注文は決まっていて、「ベーコンとほうれんそうのトマトスープスパゲティ」と「キノコのピザ、フンギ（だったかな？）」にしました。ほどなくして料理が運ばれてきましたが、一目見て美味しいと思いました。スパゲティはゴロゴロのベーコンが惜しげもなく入っていて、トマトスープも美味しいです。ピザ、フンギは本当は乾燥ポルチーニ茸を使うそうですが、日本人の口に合う様にブナシメジやエノキが使われていました。両方とも本当に美味しかったです。生麺パスタもドゥもとても美味しいです。イタリアンの妙な癖は全く感じません。日本人の舌に一直線というストレートな美味しさです。大満足です。結局長年お店が残るというのはこういう味の店なのかもしれないと思いました。グルメの方々には物足りないかなとも思いますが、庶民が何度も足を運ぶ店というのはこういうお店になるのではないでしょうか？今度は両親の家に行く時に栗の木のピザでもテイクアウトしようと思います。

２０１２年２月２４日に再訪してレッドカルボナーラを食しました。写真を追加しました。