一年ぶりのモンブラン : リリエンベルグ

友人が先月お誕生日だったので、我が家で友人と私と猫でプチ女子会開催です。
なのでとびきりのケーキが必要。
となれば車で小一時間かけてでも参りますよリリエンベルグ。

自分の食べログ見てびっくり。見事にジャスト一年前の同じ日に行ってた···。というか同じ川崎市内でも百合ヶ丘方面ってリリエンベルグくらいにしか用事がないので滅多に行かないのです。通りがかりに寄りましたということがほぼない場所。だからこそずっと特別な場所でもあるのかも。

開店から30分くらい後に到着すると車はスムーズに駐車場に停められ、入店規制の列も一組待ちというところ。それが私の後ろにはあっという間に待ち列が出来て、帰るときには階段下まで行列。平日なのに。相変わらず人気ですねぇ。

モンブラン、ありました。一応お店のHPでは9、10月の販売となっているので、販売されていない可能性もあるわけで。ラッキーです。

一年ぶりのモンブランを頂いてみて思ったのは「あれ？こんなに繊細だったかな、何だか美味しくなってる気がする···」。舌触り口触りが今までと何かが違う。一年前の写真を見てみると上にかかっている栗のペーストが昨年までのものより細くなってるような、なってないような(苦笑)。
栗の種類やペーストにするときのクリームの配合とか、何か変わったのですかね？はたまた私の気のせいなのか···。正解はわかりませんが、兎に角うっとりする美味しいモンブランでした。

さて、折角のお誕生日会ですから、もうひとつ頂きましょう( *´艸｀)
フルーツのタルト。お誕生日会にふさわしい華やかさに友人と二人テンション上がります。
てっぺんに鎮座するいちじくを食べて二人して「美味し～い(*´∇｀*)」。そこからお互いの実家にいちじくの木があった話から展開してしばし懐かしい話(彼女は小学校からの友人なのです)に花咲かせて。それはそれは楽しい女子会になりました。

特別な時に気持ちを盛り上げてくれる、ここのお菓子なら間違いない！というお店があるのは幸せなことです。

写真を撮るのを忘れてしまいましたが、焼菓子シェルとリーフパイをダンナにお土産にしました。今回初購入のリーフパイはとても香ばしくカリッカリサックサク。やっぱり焼菓子美味しいわぁ。
それから実家の弟にもモンブランを。一年前は忘れた仏壇の両親にも供えました。みんなで大満足な、秋のお楽しみでした。

この度はお使いものとして焼菓子ちょっとまとめた量をお願いしまして。リリエンベルグさんには大変お世話になりました。
前回訪問時は週末で激混みだったので発注だけしてケーキ買ってくるには至らず。
今回は発注分受け取りに平日伺ったので、大荷物にも関わらずケーキをしっかり買ってきました。

モンブランの時期なら迷わずモンブラン買うのですが、春先にはモンブランないですからね、ケースの前でしばし悩んで選んだのは苺のケーキ。
「苺のカーディナルシュニッテン」と、定番「ザッハトルテ」を購入。

カーディナルシュニッテンとは何ぞや？
帰ってきてからウィキさんに訊いたら「メレンゲと卵黄の生地を交互に絞った生地で、コーヒー風味のクリームを挟んだもの」というようなことが。
見た目からして軽そうな生地に惹かれ苺に惹かれたのよー。

フォークを入れた時点で、このケーキ買ったの正解！とニンマリ。
いやーん、なにこのサクサクでホワワワーンな気持ちになるメレンゲ生地(*^^*)
そして並んだ卵の風味の優しい生地(*^^*)
そしてスライスながらも存在感ある甘酸っぱい苺。
幸せ～(*￣∇￣*)←まさにこんな顔しながらペロッと食べ終えてしまいました。

やっぱりリリエンベルグのケーキ・お菓子は、幸せ。焼菓子贈った人たちにも幸せな気持ちになってもらえたかな。もらえたでしょう、きっと。

翌日頂いたザッハトルテも勿論幸せでした。

録りためてあった「マツコの知らない世界」の栗の話を見て「久しぶりにリリエンベルグのモンブラン食べたいぞ」と気が合った我が夫婦(単純極まりない 笑)。そういやここのモンブランが大好きだった母が亡くなってから食べてなかったかもー。とすると4年振りくらいになるかな…。

土曜日、開店から15分ほど過ぎた頃お店に着くと、一番客が捌けた後なのか、すんなり店舗隣の駐車場に停めることが出来ました。ですがお店自体はまだ入り口で入場制限中。店員さんがドアの前で丁寧に誘導なさってました。
ほどなくして店内に。今日は奮発してひとり2個食べちゃうぞっ！勿論夕飯は控え目にしてねっ！笑
ということでモンブランふたつ、ザッハトルテとぶどうのミルフィーユひとつずつ購入。

いやはや、ここのケーキは変わらない。美味しい。
変わらない美味しさに感動です。4年ほどのブランクを忘れる、いや昨日も食べたが如くの美味しさの記憶を呼び起こします。上品な甘味の栗ペースト。生地の風味・軽さ。重くなく軽すぎないクリーム。ああ、どれをとっても安心感が詰まってます。

ケーキの箱詰めを待つ間、焼菓子を眺めてみました。軽そうなクッキー「シェル」、珍しくクッキー食べたいと言っていたダンナにおみやげです。
ダンナ食べるなり唸りましたよ、こりゃ美味しいよ、焼き菓子今まで買わなくて勿体なかった、と。
ひとつ貰いました。ホロッと口溶けるクッキー。お店近所じゃなくて良かった～、あったら頻繁に買っちゃうもの。

何度行っても、久しぶりに行っても、感激してしまう、尚且つ安定した美味しさのケーキや焼菓子を提供してくれるお店。こういうお店を知っていることは幸せなことだと思うのです。

あ、母の分買うの忘れた。またモンブラン買いに行かなきゃ！笑