京鴨だし 特製塩らぁ麺 : 鴨だしらぁ麺 轟

2021年8月22日（日）：京鴨だし 特製塩らぁ麺（1150円）
こちらは、2020年12月27日開店。お店の場所は、東急田園都市線・溝の口駅南口改札およびJR南武線・武蔵溝ノ口駅改札から、南口ロータリー越しに100mほどにあるSKIPSビルの地下2F（お店曰く地下1Fとのことですが実質は地下2Fですね）。地下1F（半地下階）にある同業の和蔵の入口手前から、階段をさらに降りたフロアにある新店です。

開店直後以来、7ヶ月振り2回目の訪問。この日の到着は正午過ぎ。前回初訪問の時は開店時刻直後で先客無しだったこともありうっかり油断していたのですが、溝の口駅前に美味しい淡麗系ラーメン屋さんがあることは、既に好感を持って広く受け止められているらしく、店内は満席。外待ちの先客1名、後客2名。いったん店内で食券を購入してから入口前の椅子に座って待機。（なお退店時の外待ち客は、地下1Fへ上る階段に沿って7名に増えていました…）

しばし待って、退店客と入れ替わりで案内され、食券をスタッフに渡してから着席。前回のような細麺か太麺の選択は問われませんでした。店内左奥が厨房、これを囲うカウンター7席。席間にはアクリル板あり。厨房内に男性スタッフ1名、フロア担当の女性スタッフ1名の計2人体制。卓上の調味料は、柚子胡椒、黒七味（原了郭）、柚子七味。前回あった粉胡椒は無くなっていました。着席から間もなく、水菜とキャベツのサラダ小鉢がサービスで提供されました。改訂された食材等の説明書きをゆっくりと読んでいるうちにようやく着丼。

「京鴨だし 特製塩らぁ麺」は、国産小麦粉の全粒粉を用いた加水率低めのパツッとした細ストレート麺に、京鴨の鴨ガラと数種類の香味野菜で丁寧に炊き出された和出汁と、鹿児島トカラ列島のミネラル豊富な天然塩と昆布を熟成させて黒トリュフオイルで香り付けされた塩ダレとを合わせた、あっさりしつつもコクと旨味のある淡麗塩ダレスープ。
具は、低温調理の鴨ロース叉焼4枚（なお前回は豚肩ロース叉焼と鴨叉焼が各2枚でした）、大ぶりの鶏つみれ2コ、マキシマムこい卵の半熟味玉、メンマ、とろりとした食感の焼白葱、刻み白葱、三つ葉。
まずはスープの味見から。前回開店直後の醤油らぁ麺より、鴨ダシがずっと良く効いた和出汁塩ダレスープ。塩らぁ麺だからなのか、開店時よりも味が向上したのかは分かりません。続いて博多ラーメンのごとくザクザクした食感の低加水率の細麺をスープに絡めて頂きます。
特製だけあって上記の種類豊富な具の数々も楽しませてもらいました。特に鴨ロース叉焼は京鴨ロースの皮目を強火でさっと焼いてからタレに浸して低温調理されたもので、野趣溢れる旨味が秀逸。個性が強い分、あっさり甘辛味付けされた焼葱が良いコンビ。鴨と葱の相性はやはり抜群ですね。

すると飲食から1～2分経ったところで、フロア担当の女性スタッフから「生柚子皮の振り柚子サービスはいかがですか？」とのお声がけあり。よろしくお願いしたところ、おろし金を用いて丼の上に柚子皮をザザザッと直接すりおろしかけてくれます。これで野趣溢れる鴨ロース叉焼におろし柚子の風味が加わり、清涼感が出ました。給仕の際にサービスするべきところを遅れての声がけだったのか、あえて食事途中のタイミングを狙っての声がけだったのかは分かりませんが、ちょうど良い味変になったので、とても良かったです。

続いて他の具について。マキシマムこい卵の半熟味玉は相変わらずの濃厚風味で美味、鶏つみれは生姜風味が良く効いており、大ぶりで食べ応えあり。というわけで、特製だけに具だくさんで、終盤は柚子胡椒、黒七味、柚子七味での味変も試しつつ、最後の一滴まで大変堪能できました。

基本の醤油と塩以外の麺メニューは、開店時から入れ替わっており、京鴨だしとろろ昆布らぁ麺、京鴨だしあおさ海苔らぁ麺、さらに限定らぁ麺として鴨白湯のワンタン麺、本日限定スペシャルらぁ麺があります。またサイドメニューは、京鴨とろマヨ丼、めんまラー油丼、温玉おかか丼、温玉なめこ丼、梅茶漬け、半ライス、京鴨チャーハンなど多種の丼ものが用意されています。

2021年1月15日（金）：京鴨だし 特製醤油らぁ麺（1150円）
こちらは、2020年12月27日開店。お店の場所は、東急田園都市線・溝の口駅南口改札およびJR南武線・武蔵溝ノ口駅改札から、南口ロータリー越しに100mほどにあるSKIPSビルの地下2F（お店曰く地下1Fとのことですが実質は地下2Fですね）。地下1F（半地下階）にある同業の和蔵の入口手前から、階段をさらに降りたフロアにある新店です。
この日の到着は開店直後の午前11時半。先客無し、後客1名。店内入り口に券売機。店内左奥が厨房、これを囲うカウンター7席。厨房内には男性スタッフ2名体制。食券をスタッフに渡し、細麺と太麺を問われて、お薦めの細麺を選択。
卓上の調味料は、柚子胡椒、黒煎り七味、柚子七味、粉胡椒。食材等の説明書きを読んでいるうちに着丼。

「京鴨だし 特製醤油らぁ麺」は、国産小麦粉全粒粉を用いた加水率低めのパツッとした細ストレート麺に、京鴨の鴨ガラを炊き出したとありますがそれ以外のダシも多く含まれた感じの和出汁と大豆多めの伊勢醤油ダレとを合わせた、比較的淡い色のすっきりした味わいの醤油スープ。
具は、低温調理の薄切り豚肩ロース叉焼2枚、鴨ロース2枚、マキシマムこい卵の半熟味玉1/2x2個、細メンマ、三つ葉、青葱、白髪葱、焼白葱。
良い塩梅に足し合わされた和出汁醤油スープを、噛み心地の良い細麺と共に楽しみました。特製だけあって上記の種類豊富な具の数々も楽しませてもらいました。

他の麺メニューは、京鴨だし塩らぁ麺、特製湯麺（京鴨だし）、限定らぁ麺。特製轟丼（日替）等の丼ものもあります。