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店名 |
カレーハウスデリー
|
---|---|
ジャンル | カレー、食堂 |
お問い合わせ |
044-833-0058 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
東急田園都市線 溝の口駅 徒歩2分 溝の口駅から23m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
11席 (カウンター11席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
備考 |
現在店内は禁煙、入り口の外側に灰皿が置いてあり、 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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酒好きなら知らない人はいない溝の口西口商店街。
お店がある場所は正確に言うと溝の口西商店街。
どちらにせよ西であるには違いない、ここはドヤ街の面影を活きた形で残す貴重なところ。
〈カレーハウス デリー〉
過去、不審火による火災で随分規模が小さくなってしまったのは残念だが、平成も終わりに向けてカウントダウンに入った今、こうした街が残っている奇跡に感謝したい。
今週、このレビューを下書きしているさなかに西城秀樹さんの訃報が届いた。
わたくしのレビューでも度々引用させていただく秀樹感激!の名CM
追悼レビューを兼ねて、思い出の街のカレー店をレビューしたい、レビューが重ねがさねである。
指折り数えてみた、それは昭和49年のことだ。
秀樹がデビューして2年後。
その少し前にわたくしはこの街に生まれた、すぐに離れてまた戻り、2年ほど過ごしたのち地方へと離れた。
南武線では茶色の旧型国電が最期の活躍をし、青梅の山を降りて来た石灰貨物列車が轟音を響かせる。
高架駅になったばかりの田園都市線にはまだ緑色の電車が走り、対向2面しかなかった短いプラットホームは子供心にいつもガラガラに空いていた。
東急ストア内の亀屋万年堂には、王貞治が菓子を手にし「ナボナはお菓子のホームラン王です!」そんなポスターが貼られていたと思う。
毎日この西口商店街を歩いた。
駅前のヤストモマーケットを通り抜け、久本小学校へ通う日々、当時は光化学スモッグ警報なんてのがあって、警報が出たら校庭に出られなかった記憶がある。
現在、たまい西口店のある辺りには南武線を南側へ渡る小さな踏み切りがあった、今は階段が遺構として残っている。
少し先の今や渋滞著しい大山街道の踏切、そこは踏切警手が人力手回しで遮断機を上げ下げしていたものだ、長閑な風景だった。
当時の西口商店街に今みたいな飲み屋は少なくて、むしろ普段の生活を支える様々なお店が軒を連ねていたと記憶している。
そんな中で焼き鳥と酒の匂いを振りまいていたいろは。
こちらが今なお現役なのは凄い事だ。
小学生の記憶なんてのは怪しいものだが、でもたしかに当時この焼き鳥の匂いを嗅ぎながら育った。
飲兵衛になる為のイロハをその頃から既に叩き込まれていたとすれば恐ろしい。
今やしっかり飲兵衛になっちゃった訳だし。
さて、現在デリーさんのある場所はまさに大火事の難があった場所。
通りの下はドブ川を埋めた暗渠の上で、法令的に見れば道でも無ければ住所もない場所と聞く。
わたくしがガキの頃、ここにデリーさんがあったのか?
というと、実のところ定かでは無い。
むしろキッチンハセガワという洋食店の記憶が強い。
そこは祖母に連れられて行くたまの外食、子供心に美味しかった、いや、多分嬉しかったから強く心に残っているんだろうと思う。
◯カツカレー ¥880
◯カキフライカレー¥780
壁に貼られた当時の駅前の写真。
おっさんになった今、あらためて頂くデリーさんのカレーは独特な旨味を持った欧風チープカレーという位置づけだ。
けしてリッチな欧風ではない、チープな欧風カレー。
トッピングの揚げものは注文が入ってから揚げるアツアツ、かなり美味い、カツは乱切りされてもはや配置もバラバラだけど、それでも美味いものは美味い。
ルーは小麦粉感バッチリ、でも不思議とクドくない。
胃もたれしないキレの良さと、鍋を焦がしたものとは違う良い意味での苦味、ビターな味わいだ。
これが解らないうちは子供舌だ、そんな大人の為の洋食屋さんのカレー、人によっては辛さも結構強めに感じると思う。
こちらには先々週も食べにきた、もう今更写真なんか撮る気も起き無いよな。
そう思ったとき、ご主人とご常連さんとの短い会話を耳にする。
「俺ももう長いしさ、そろそろ店を畳んじまおうかなって思うんだよ(笑)」
祖父祖母もとっくに鬼籍に入り、わたくしはもはや溝の口には縁のない部外者。
ですがまだまだ秀樹感激させて頂きたい、たぶん2週間くらいしたらまた来ます。
あの頃の溝の口に漂っていたもの、それをカレーの香りと供に。
傷だらけの老ラが悔しいけれどお前に夢中…よくわからないけれど後はあなたが歌い繋いで欲しい、秀樹感激。
(終)