ニボ度170％！ : 煮干しらーめん 田中にぼる

「すごい」さんが肉食系煮干し(何だそりゃ？)なら、コチラは、差し詰め『草食系』？
煮干しスイッチ、略して『ニボッチ』が入ってしまった小生、連日の煮干し摂取であります！

本日は、純煮干しスープを味わうため、一杯のスープに百尾の煮干しを使った『百尾煮干醤油らーめん』を注文であります！

濃厚煮干しのスープは、ニボ銀煌めき煮干し油揺らめく香り高いスープ♪
エグ味もなく、煮干しの旨味が〜
丼を覆うトッピングも岩海苔は、磯の強い香りでニボスープと合わさると『母なる海』を感じずにはいられないのでありまして〜
煮干し天かすは、煮干し油だけでは物足りないスープに重厚感を〜
太めなメンマは、大地の優しい味わい。
もも肉チャーシューは、豚の脂分控えめ、煮干しスープを引き立てる役に徹した配慮。
刻みタマネギが一服の清涼感を〜

麺を半分食したところで、田中にぼるさん名物！ニボニボ追加トッピング〜♪
『ニボ7分、お願いしまーす！』と丼をカウンターへ上げれば、丼面にニボ銀光るグレーなペースト状の物体！
これこそが煮干しスープを取った煮干しガラをすり潰した代物！
好みで、一分から十分まで無料で！追加できるのであります。
7部ニボが溶かし込まれたスープは、粘度が増して麺に絡みつき、煮干しの濃厚さがより一層増すのであります！
デフォルトで煮干し百尾の純煮干しスープ。
そこへ7部の追加ニボ！
言ってみれば『ニボ度170％！』
丼底に残るニボもキレイに食し、次は、『ニボ度200％』に挑戦したくなった小生であります。

ボクは『ニボイチ』ママは『ニボニ』
小生は『ニボサ～ン♪』

『ニボイチ』では物足りない。
『ニボゴ』までの勇気は、・・・まだない。
『ニボサン』が丁度良いニボニボ具合い～(笑)

本日は、前回初訪問で気になった夏限定『冷しらーめん』を～
『濃ゆい煮干し』の文言が気になって気になって～
それに前回、何故か勝手に｢売り切れ？｣判断(単に金額不足でボタンが点灯しなかった!?)で食せなかった『にぼるのわさび丼』をば！

釣り銭不足でカウンター越しに直接金銭受け渡し～
釣り銭は、全て50円玉で(笑)
注文より5分程で先着は、にぼるのわさび丼♪
シンプルわさびトッピングかと思いきや!?
おかかに岩海苔、煮干しの特製ふりかけ？
いや、コレにスープだけでも小生的には、お腹一杯!?
そうこうするうち『濃ゆい煮干しのピリ辛冷し胡麻つけ麺』の丼着であります♪

おお！濃厚そうな胡麻ダレ？スープ。
『ピリ辛』と言うことでありますので、｢唐がらし系｣の赤を想像していたのでありますが・・・
スープ中央に盛られしは？
『青唐がらし』？
成る程～これが『ピリ辛』の元のようであります。

麺は、平打ちっぽい細麺。
チャーシュー、メンマ、岩海苔、味玉、追加の揚げ玉と豪華ラインナップのトッピングであります♪

麺を手繰って啜れば～
胡麻と濃ゆい煮干しのスープが～♪
麺もツルぷりっ！と～
この時点では、然程『ピリ辛』感を感じないのでありますが・・・
センターの青唐がらしをば溶かし麺を手繰ると・・・

ビリビリビリっ！

口中に稲妻が走るが如くの衝撃～
青唐がらしの辛さが炸裂するのであります！

一方のにぼるのわさび丼～
ふりかけ、岩海苔、おかかを適度に混ぜつつわさびをちょんからのパクり！
モグモグ・・・

こちらも、ガツ～ン！と鼻に抜ける衝撃の辛さであります！
余りの衝撃に噎せてしまう小生であります～

麺は、青唐がらしのビリビリ～
わさび丼は、ガツ～ン！と鼻をぶん殴られる衝撃～

暑さに参った身体に『喝』を入れてくれる爽快感！
カップじゃないヌードルは、｢青春の味｣ではなく、ガツン！と『青い夏』を体感させてくれる一杯なのでありました。

飲食店で時たま遭遇するのが、入れ替わりの激しい店（場所）
ここもそんな場所の一つだったりするのであります・・・

乗っけから何を不吉で不遜な事を～

小生が知っている限りでも３店のラーメン屋さんが数年で入れ替わっているのであります。
武蔵新城周辺は、ラーメン激戦区でありまして、個性豊かなラーメン店が犇めき合っているのであります！
そんな中で生き残るのは、大変なのであります～
「ここも一度行っておかないと～」と思っていた「味噌系」のお店、悲しいかなあまりにも早い撤退だったのであります。

ほぼほぼ居抜き？で新たなお店（またもやラーメン店）！？
おお！小生の大好きな『煮干し系』ではありませんか～♪
駅前に魚介＆動物系のお店がありますが、真っ向勝負？
店名に某女性タレントさんの名前と語感が似ているのであります。(笑)
そこまで、強烈に『にぼし』推し！
新宿の有名人気店をも彷彿としてしまうのであります。
果たしてその『にぼし』への拘り具合いや如何に!?
シンプルに『煮干し醤油』に『煮干し天かす』をトッピング！
待つこと暫し！

丼着すれば一見何ともシンプルな麺相であります。
これで｢煮干し｣系？
ガッツリワイルドな麺相を想像していた小生、少し拍子抜けなのでありましたが！
なんのなんのスープをひと口啜れば口中に広がる上品な『煮干し』の味と香り～♪

そしてカウンターには、何やら『特製にぼる』とは？のアナウンス・・・
にぼり一分から始まり十分まで!?
お店的には、三分、七分、十分でにぼるのがオススメな様子であります。

うん！小生も非常ににぼりたいのであります！
でもどうすれば・・・
券売機には、追加のにぼり券のボタンはなかったでありますし～
答は簡単でありました～
自分の好きなタイミングで好きな濃度のにぼりをコールすればよいのであります♪

因みに『にぼり』とは、いわし煮干しetcをどろどろになるまで煮込みペーストにしたものだそうであります。
デフォルトのスープもスッキリかつ濃厚な煮干しの出汁を味わえるのでありますが～
味変や煮干し独特の『エグさ』が足りない！と感じる向きには、是非もののトッピングアイテムなのであります！

小生も麺を半分程食べ進んだ辺りで『にぼり』コール♪
先ずは、ニボリの濃度がどの程度なのかを学習するために『ニボリサンブ』から～
一旦丼をカウンターへ戻すと件の『ニボリ』をトッピングし戻してくれるのであります。
どろりと茶褐色のペースト状の物体(笑)
恐る恐るスープにペーストを溶かし込むと・・・

ガツン！と煮干し度ア～ップ！
エグさ激増～
上品な味わいから一転してのワイルド煮干し♪
う～ん！かの有名店にも負けない煮干し度合いであります！
これは、サイドメニューのわさび飯にこの濃厚煮干しスープを掛けてお茶漬け風にすれば良かったと後悔しきり！
(何故か白飯にしていたのであります。)
スープを飲み干しぷっはぁ～と煮干しの余韻に浸れば、次回は、幾つニボろうかどのタイミングでニボろうか、もう思案する小生なのであります。