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トントンマンさんの他のお店の口コミ
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店名 |
閉店
高級食パン専門店 嵜本 ららテラス 武蔵小杉店(SAKImoto bakery)
|
---|---|
ジャンル | パン |
住所 | |
交通手段 |
武蔵小杉駅改札出てすぐ 武蔵小杉駅から61m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (VISA) 電子マネー可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | オシャレな空間 |
利用シーン |
|
---|---|
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
オープン日 |
2020年3月6日 |
関連店舗情報 | 高級食パン専門店 嵜本の店舗一覧を見る |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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高級食パンブームは予想以上に長続きしています。
私は、せいぜいブームが続くのは数年と見ていたのですが、先駆けと言われる大阪の「乃が美」が2013年10月に大阪上本町に総本店をオープンしてから既に8年近くになろうとしています。
しかし、一向にそのブームは衰える気配がありませんね。
乃が美は現在も出店拡大を続けており、2021年3月末現在では、全都道府県に213店舗を展開しています。
7年半で213店ということは、ならすと月2店を大きく上回る出店ペースということですから凄いですよね。
また、2年ほど前に名古屋に出張した時には、たまたまその日に名古屋の伏見に2店の高級食パン店が同時オープンしていたのに接し、驚いたことがあります。
その2店というのは、東京・銀座の「に志かわ」(名古屋伏見店)と地元資本の「い志かわ」(広小路伏見店)だったわけですが、名前が似ていたので、この点にもびっくり。
高級食パン戦争をまざまざと目の当たりにした思いがしました。
食パンと言えば、量産パンの世界でも平成5年にフジパンが「もっちりおいしい食パン」を標ぼうして「本仕込」を発売。
それを追いかけるようにパスコ・敷島製パンが「吟選」(平成7年)に次いで平成10年に量産パンの世界では不可能と言われていた「湯種製法」を採用した「超熟」を発売。
負けじと山崎製パンも平成9年に「新食感宣言」を投入するなど、食パンというのは、業態の違いこそあれ、競合の表舞台に立ちやすい商品と言えると思います。
カレーパン、メロンパン、あんぱんなどの伝統的な惣菜パン、菓子パンと比べても、固定客が多く、圧倒的に占有率が高い商材であるということもそれを後押ししているのでしょうね。
ただ、今次の食パンブームは、「生食パン」という新たなジャンルを確立したとの見方もあって、ブランド店の増加とともに、個人オーナーによる食パン専門店も増えてきている点で一過性のブームとはちょっと違った様相を見せているようにも思います。
忙しい時にワンハンドで食べやすい、携帯しやすいといった一般的なパンが人気を得る理由に加えて、素材や食感にもこだわって作られた柔らかく食べやすい高級生食パンの登場は、高品質なものを求める高齢者(経済的にも比較的豊か)に受け入れられることになり、新たな顧客層を開拓した感があります。
高級食パンを売りにする各ブランドがしのぎを削る中で、クオリティが向上し、さらに消費者を魅了するという好循環になっていることも、昨今の高級食パンブームの理由の一つという見方もありますね。
この日は、グランツリー武蔵小杉の「原宿餃子樓 グランツリー武蔵小杉店」でランチをとった後の帰路、当店に立ち寄って、翌日の朝食用パンを調達することとしました。
嵜本は、大阪市西区江戸堀に本社を置く株式会社ドロキア・オラシイタが展開している高級食パン専門店です。
ドロキア・オラシイタ社は、平成16年に設立した会社で、チーズタルトの「パブロ」ブランドで名が知られています。
パブロは、国内だけでなく海外進出も熱心に進めており、直営店舗は、国内13店舗(西日本7店舗、東日本6店舗)のほか、香港や上海、台湾、ベトナムなどの海外にも14店舗を展開しています。
また、ロッテのチョコパイとのコラボ商品を展開したり、ガリガリ君でおなじみの赤城乳業からアイスシリーズを発売したりなど大手企業とのコラボ商品も多く手掛けるなど斬新な経営展開でも知られています。
当店=嵜本ブランドについては、ドロキア・オラシイタ社の創業者(嵜本将光氏)の名前を取ったブランドです。
2017年11月大阪難波に1号店(嵜本 大阪初號本店)をOPENした後、高級食パンブームに乗る形で積極果敢に全国展開を進めており、東京には2018年12月に田園調布に1号店を出店しました(嵜本 田園調布店)。
現在は、北は札幌から南は鹿児島まで全国に26店舗を展開するほか、海外も台湾と香港に計4店舗を出店しています。
当店は、2020年3月6日に神奈川県の1号店としてオープンしたお店です。
この日は、ランチを武蔵小杉でとりましたので、そのついで訪問で当店に立ち寄った形になりました。
東急南改札を出て、ららテラスに入っていくとエスカレーター脇に当店があります。
とてもよく目立ちますね。
店構えは広めに見せているのですが、実店舗面積は狭いです。
テイクアウト専門店ですからこんなものでしょうね。
食パンは、極美”ナチュラル”食パン 900円/2斤と極生”ミルクバター”食パン 950円/斤の2種類がメインですが、期間限定販売商品(4月は紅茶の食パン 800円/1斤)もあり、また食パンにつけるジャム(フルーツジャム、ミルクジャムなど)も販売されています。
極生”ミルクバター”食パンを購入し、持ち帰って、翌日の朝食に供しました。
こちらの食パンの最大の特徴は無添加ということです。
無添加と言っても、ショートニングは使用しているのですが、そのショートニングについては、無水素添加製法という特殊な製法を用いているため、トランス脂肪酸は100gあたり1g未満、そしてその1g未満は自然由来のものです。
ただ、やや古い考え方だと無添加=美味しくないというイメージもあり、私もそんな印象が皆無と言うと嘘になるので、そのあたりも確かめたいと考えました。
高級食パンはそのまま生で食べるのが一番美味しいと主張するお店も多いのですが、私は過去の経験からやはりトーストした方が美味しく感じた口なので、今回は、生食はせず、スライスして軽くトーストしてマーガリンを塗っていただきました。
ほんのり甘い食パンで、バターとミルクの香りが漂い美味しいのですが、正直、これだけ高級食パン専門店が増殖してくると、どこのパンが気にいるかは、パン自体の味というよりも他の要因で決まるような気がします。
例えば、こだわりアピールで、当店はその点では無添加というのがウリになっていると思います。
ただ、無添加だからこの味というわけではないですよね。
他店では国産小麦使用をPRしているところや(当店は輸入小麦の可能性高し。)、小豆や抹茶などのアレンジ食パンで差別化しているお店もあり、まさに一長一短ですね。
たまに食べると美味しいとは思いますが、値段からしても毎日食べられるものでもないし、そのうち飽きられるような気がしてなりません。
冒頭書いたように予想以上に長続きしている高級食パンブームですが、やはり私はそろそろピークアウトするのではないかと予想します。
その時に、各店がどういう戦略を取っていくのか、見ものだと思います。