串焼きよりも一品料理がいい : 串焼 文福 武蔵小杉店

祝日の5時過ぎ、既に混んでいた。
私のあとにきた客は皆断わられていた。

前回にも書いたが、この店の串焼きはいまいちなものが多く、それ以外の一品料理がかなりいい。
最初に出るお通しの梅おろし220円がまずいい。

生ホッピー白 605円（税込）
やっぱり生ホッピーを頼んでしまう。
今日のジョッキはキンキンではないが、なんとか冷えてた。
だが、エアコンの暖房の風が直接あたるカウンター席の上では、ジョッキもすぐ冷えを失う。
生ビール中 550円
やっぱりここの生ビール（サッポロ黒）はうまい。
ホッピーというのはビールに似た味だが、ビールのほうが喉を通るときにピリッと炭酸の刺激が強いようだ。
瓶白ホッピー 473円
もちろん氷なし。生もいいけど、瓶もいいな。
カレー煮込み 495円
以前は串のセット（カレー煮込み付）をよく注文していたが、カレー煮込みの単品を頼んだほうがいいことがわかった。ここの串焼きはあまりよくないからだ。
文福サラダ 528円
サラダを先に出してもらいたかったが、やっぱり煮込みが先に出た。
酎ハイ 385円
レモンなし。
しらすと大葉のトマトサラダ 473円
これが絶品。串焼きなど頼まなくても、このような一品料理だけで満足できる。
梅酒ソーダ 473円
炭酸が効いててうまい。

生ホッピー白 605円（税込）
やっぱりジョッキがキンキンではない。
従って生ぬるい味になっている。
生中 550円
サッポロ黒生。やっぱりこっちのほうがうまい。
シーザーサラダ480別528税込
いつも文福サラダだが、今日は初めてシーザーサラダを食べてみた。
シーザーサラダもなかなかいい。
冷しトマト330
もうちょっとだな。
梅酒ソーダ473円税込み
これが一番うまい。

６時半には満席。

連夜の文福。
生ホッピー白とサッポロ生どちらがいいか、再度確認しに行った。
結果、ジョッキがキンキンに凍ったナリマスの３冷ホッピーの方がうまいとわかった。

文福サラダと串焼きを同時に頼むと、串焼きのほうがが先に出るので、サラダだけ先に頼んでみた。
サラダを先に食べたいし、この店は串焼きよりもサラダのほうがうまい。
トマトがうまい、ドレッシングがいい。

白菜キムチ 385円（税込み）
ほのかな酸味というか適度な酸味でうまい。
これは最初に頼むべき一品。
じゃが丸 308円
うまい。
ねき 143円
太くてうまいネギ。
マカサワー 528円
濃くて美味しい。
旦だん（山梨）無濾過生原酒 770円
甘めでうまい。

やっぱりこの店は、串焼きよりもサイドメニューの一品料理ががうまい店だ。
串焼きはもう頼まなくていい。

私がこの店へ行く目的は、生ホッピーと３冷のホッピーである。
文福は常に満席で、何度行っても入り口で断わられた。
今はまんぼうで空いているかもしれない、と思い、行ってみた。
そのきっかけを作ってくれたのは、菊名のナリマスだ。
実はナリマスへ行ったら、「本日~3/6まで休業」と残酷な貼紙が貼ってあり、失意の中武蔵小杉まで飛んだというわけである。
入れるかどうかわからない。だが、この機会を逸しては、二度と文福のホッピーは飲めないかもしれないと思い、決断した。

午後５時半、やっぱりガラガラだった。
カウンター席にはアクリル版が設置されている。

氷入りのホッピーを飲んでいる客もいた。
文福といえば、生ホッピーか氷なしの３冷瓶ホッピーを飲むのが客の目当てだったのに、時代も変わったものだ。
私は当然生ホッピー白からいった。

生ホッピー白　（中）550円（605円）
ジョッキはキンキンではないがいい。
久しぶりに生ホッピーを堪能した。
次に瓶ホッピーだ。
瓶ホッピー白 430円（473円）
やっぱり瓶もいいなぁ。
でも、ジョッキはもうちょっと凍らせたほうがいいのではないか。
次は生ビールにしてみた。
文福では、ホッピーばかり飲んでしまい、生ビールを飲んだ記憶がなかったからだ。
しかし、この生ビールを飲んで驚いた。

パーフェクト黒ラベル（中）500円（550円）
メニューには、「パーフェクト黒ラベル」と書いてある、「生ビール」とは書いてない。
サッポロの黒のことだ。
これがホッピーよりもおいしくて、ぶっ飛んだ。　
この後の記憶が曖昧だ。
あとでレシートを見たら、生ビールは２杯飲んでいた。
次はホッピーではなく、生ビールをメインに文福へ行ってみたい。
いや、もう一度、生ホッピーと生ビールのどっちがおいしいのか、確認しに行かねばならない。

文福といえば、三冷ホッピーが飲める店として、ホッピー好きの間では有名な店だ。

移転後、何度も行ってみたが、常に満席で断られ続けてきた。
今日は夜間外出自粛要請が出ているし、特に酒場への出入りも自粛要請があり、「このチャンスを逃したら、文福へは二度と入れない」と思い、マスクをして電車に乗った。

５時過ぎ、カウンター席に2名の先客。
やっぱりガラガラだった。

この文福武蔵小杉店は、以前違う場所で文福南口店として営業していたが、再開発で建物が壊されることになり、現在の場所に移転してきた。

移転前の店には、何度も通った。狭い店だったが、キツネ顔の女性店長がいつも焼台の前にいて、満席でも「８時までならいいですよ」などと、予約席に誘導してくれた。キツネ顔だが気の利く女性だった。

こっちの店でも焼いているのかと思ったが、今日は知らないおにいちゃんが焼いていた。

生ホッピー 550円
白。ちょっと抜けたような味。久しぶりに生ホッピーを飲んだ。
酎ハイ 350円
カットレモンなしのインチキ系の手抜き酎ハイ。
おまかせ串セット5本 1,200円
セットには、ここの名物カレー煮込みが入っている。
特にこだわりのカレーといったわけでもない。辛くない。豆腐が入っている。
牛串
セットの串。ぜんぜんうまくない。ビーフジャーキーを焼いたような感じ。
バリキング 380円
メニューには、「さっぱりした飲み口と生姜・高麗人参・山椒の植物エキス配合による微かな苦味が特徴。ゆっくり飲み続けるには最適なドリンクです。」と書いてある。
そんなにクセはない。飲みやすいが、逆にもっとクセがあったほうがいいと思う。
たん 110円。
まあまあ
しろ 110円
タレ。かたい。
梅酒ソーダ 430円
いちばんうまい。
ピーコン 300円
まあまあ。
ピーマンの肉巻きチーズ 300円
まあまあ。
18:00ごろ、カウンター席の半分ほどが埋まった。約6名。
瓶ホッピー 430円
「氷入り入れますか？」ときいてくる。もちろん「なし」で。
ここにきたら「氷抜き」の「三冷ホッピー」を飲まないと、来た意味がない。
断然うまい。生ホッピーはすっきりし過ぎている。瓶の三冷のほうがやっぱりいい。