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食べログ 定食 百名店 2021 選出店
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店名 |
三ちゃん食堂(さんちゃんしょくどう)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
定食 百名店 2021 選出店
食べログ 定食 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 食堂、中華料理、居酒屋 |
お問い合わせ |
044-722-2863 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
東急東横線・東急目黒線 新丸子駅 徒歩3分 新丸子駅から80m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
60席 (カウンター6席、テーブル54席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供不可 |
ドレスコード | なし |
オープン日 |
1967年 |
お店のPR |
やすい
メニューは豊富です |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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"三ちゃん"と聞いて私がまず思い浮かべるのは、「三ちゃん農業」という言葉です。
三ちゃん農業(さんちゃんのうぎょう)というのは、それまで農家の働き手であった男性が出稼ぎに出たり、農業以外の職業に従事したりして、老年男性と老年女性と主婦、すなわち「じいちゃん、ばあちゃん、かあちゃん」により農業が営まれることを指す言葉です。
兼業農家が増加の勢いを増した高度成長期の1960年代にクローズアップされ、1963年には国会でもこの言葉が使われて、この年の流行語にもなっています。
この日新丸子で訪問した当店は、まさに三ちゃん農業という言葉が盛んに言われたのと同時期にオープンした大衆食堂で、その名も三ちゃん食堂と言います。
店名を名乗るに際しては三ちゃん農業が念頭にあったであろうことは想像に難くないですね。
大衆食堂と書きましたが、オープン当初は中華食堂だったようで、この点は創業当初から使われていると言われている暖簾にもその名残りを見ることが出来ます。
いわゆる町中華から発展してきたお店ということも出来ると思います。
ところで、ひと口に町中華と言っても色んな形態があり、文字通り中華色の強い町中華もあれば、当店のように中華というより大衆食堂色の強い町中華もあります。それぞれの発展過程が関係しているのだとは思いますが、当店などは、町中華が飲食店の中でも勢いのあった昭和40年代あたりに守備範囲の拡大を目指して水平展開した結果として大衆食堂化したものと見られ、こういうタイプのお店は今なお頑張っている町中華の中でも典型的なパターンということが出来そうです。
当店は新丸子の街で地道に経営して来たお店ですが、一つの転機と言えるのは、何と言っても2012年に「孤独のグルメ」のSeason2の第一話で取り上げられたことが挙げられると思います。
やはり、マスコミで話題になると一気に人気店になることが多いですよね。
その場合、一過性で終わるケースもまま見られるのですが、当店の場合は、それを機に一躍名を上げたケースと言ってもよさそうです。
当店は、新丸子駅西口側の飲食店が立ち並ぶ路地(新丸子西口本通り新栄会)の一角にあります。
お隣りは、老舗の個店という意味では同類のとんかつ店「ふく屋」です。
昼は12時から営業のお店との情報でしたので、12時5分ほど前にお店に着いたのですが、まだお店はオープンしていませんでした。
お店のオープンは12時きっかり。
待っていた6〜7名の人達と一緒に入店します。
店内は、長テーブル席が3列のみ。
いかにも大衆食堂といった雰囲気ですが、入口にアルコール消毒液こそ置かれていましたが、席間の仕切板等は無く、感染防止対策はやや不十分な感じを受けました。
また、当店は、ランチタイムでも全面喫煙可です。
これも大衆食堂らしいと言えばそうなのかもしれませんが、そこそこキャパのあるお店ですし、ホール係だけでも若い女性が2名働いていましたので、特例の受けられる「雇用無し」に該当するのかは疑問がありますね。
文字通りの"三ちゃん"であれば問題無いのかもしれませんが。
卓上にはメニューが置かれています。
一品料理がズラッと並ぶメニューで、定食メニューは無く、定食にするには、料理の他に、ライス@200円、味噌汁@100円を別に注文する必要があります。
メニューは、卓上メニューのほか壁に貼られているメニューもあります。
ランチメニューがあるとの情報も無かったので、期待はしていなかったのですが、ぐるっとメニューを見渡していると店の一番奥の貼り紙に混ざって小さなホワイトボードがかけられており、そこに「本日のランチ」と書かれているのを見つけました。
この日はしゃけフライ&ハムカツ定食@550円とカツライス@500円の2種類のメニューが書かれています。
一品料理にライス、味噌汁を付けると、例えば、野菜炒めの場合@850円、コロッケでも@600円になりますので、ランチメニューのお得さは疑い無いところです。
実は、あらかじめメニュー写真をチェックして、メンコロミックス@350円とワンタン@550円を頼む予定だったのですが、ランチメニューを見て気が変わり、その一つであるしゃけフライ&ハムカツ定食を注文しました。
いつもの通りごはんは少なめでオーダーです。
提供までの待ち時間は6分ほどかかりましたが、この6分の間に次々と後続客が訪れ、私の周りにも客が座り始めます。
多少、密が心配になりますね。
提供されたしゃけフライ&ハムカツ定食ですが、メイン料理のプレートのほか、漬物、味噌汁、ごはんがセットされています。
@550円の定食にしてはなかなか豪華な感じですね。
メインのしゃけフライ&ハムカツには千切りキャベツと少量ながらポテサラも添えられます。
しゃけフライもハムカツも2カットづつですが、それぞれが揚げたての熱々です。
プレートに添えられたマヨネーズと卓上のとんかつソースの両方でいただきましたが、なかなか美味しかったですね。
素材そのものはありきたりのものかもしれませんが、やはり、サービスメニューであっても揚げたてを提供するオペレーションは評価すべきだと思います。
味噌汁は豆腐とわかめでなかなかしっかりした具が入ってましたし、漬物(白菜の浅漬け)も手作り風でとても美味しかったです。
この内容で@550円は、やはり破格のサービスメニューと言っていいでしょう。
特に単品注文と比べると、ランチのサービスメニューのお得度は際立ちますね。
当店は、ランチ客と昼呑み客が混在しているお店で、かつ喫煙店でランチタイムでも紫煙が漂うこと、さらにはやや密の懸念もあるなど、禁煙派かつ感染防止を重視する人のランチユースには色々と問題もありますが、それを覚悟しても人を惹きつける魅力もあるお店だと思います。
いかにも個店飲食店が多く残る新丸子らしいお店とも言え、今回は、いい経験が出来ました。