シンプルなかけ蕎麦や天丼にオリジナリティが加わった斬新さと面白さを感じながら舌鼓^^ : 手打そば 志ん蕎

再訪
15時過ぎとまたもや難民タイム…さあ店選びが難しい。通し営業だと思っていた店に行くと14時半ラストオーダーとな。。。
食べログ情報更新しておいて欲しいな。

ということで、比較的近場だった此方へ。新蕎麦も気になりますしね。

先客1組2名。いつもながら、静かに時間が流れる空間です。店の佇まいもさながらです。

ちょっとお腹が空き気味ということもあって、初の丼も一緒にということで、海老野菜天丼せいろ¥1400なるメニューをリクエスト。せいろはかけ蕎麦に変更もできるとの事でたまには良いかなとかけ蕎麦でお願い。

しかし改めてメニューを見ると豊富な蕎麦前といい、蕎麦の種類といい、ご主人の誠実で熱心な姿勢が垣間見れますね。
今日もこの時間はお一人で仕事をされていました。

10分程で提供、思ったより早いですね。

なるほど、天丼は小丼ですね。
海老、茄子、大葉、南瓜、それに蕎麦がきの天ぷら。これは珍しい。
天つゆは淡く優しい味わい。
天ぷらは薄めの揚げ感、白っぽい衣ですね。カラッといった感じではなく、柔らかいというか、ちょっと揚げ立て感が薄いかな。
そしてザクザクとした食感の硬く揚げた揚げ玉ものり、これが食感に変化をつけて面白い。蕎麦がきのネタといい、この揚げ玉といい、小さな丼ながら、なかなか面白さを味わえます。

蕎麦は三つ葉のみとシンプル、でも擦った柚子も入っていて、風味は良い。
薬味はネギ、そして鰹のフレーク？生の鰹節ふりかけみたいなものも小皿に。
これを入れると鰹の香りがふわっと漂い、汁に溶け込んで風味と香ばしさが広がり、淡くシンプルな甘汁が一変。シンプルなかけ蕎麦がまた違った側面を醸し出し、これもなかなか面白いです。

ボリューム的にはそこまでの量ではないものの、満足感はとても高いメニューだと思いました。
45件 3.56

再訪
久々の訪店。数年ぶりかな、と思って前回レビュー見てみたら、なんと6年ぶり。そんなに来てなかったか…。休日の14時過ぎ、先客後客無しです。これは意外。いつもながら此方の立地は心配になりますが、きちんと駐車場もありますし、何より蕎麦の質で繁盛できる店だと思います。たまたまかな？

注文は二色そばと迷いましたが、折角なら今日は蕎麦を堪能するべく、蕎麦を2枚頼もうかと。二八せいろ¥700+T、その後に手挽きそばのお替りそば¥600+Tを。

冷たいお冷が出て来たあと、5分程で二八せいろが提供。
淡めのグレーな色合い、程よく黒っぽい星が見られる綺麗な蕎麦ですね。水切りもちょうどよい。手繰って口に一口運んで噛みしめると、相当なコシです。かみごたえと共に喉越しも良く、音威子府産の蕎麦は風味もそこそこ強めに感じる香ばしい蕎麦です。これは美味いな。前回の記憶が定かではありませんが、久々に質の高い蕎麦を食した印象です。

最後の2口程度になったところで、手挽き蕎麦を注文。さほど待たずにやや濃いめグレーの手挽き蕎麦が登場。こちらは二八の比じゃないくらいに星が多く並びます。味わいはまずとても甘い。そして香ばしい。これも良い蕎麦ですね。つなぎは一割程度入られているらしいです。二八も手挽きも、それぞれの特徴、良さを感じて甲乙つけがたいですね。
前回の印象を遥かに上回る印象です。

汁はしっかり取られた出汁が前面に感じられ、返しの辛味と甘味のバランスが良い汁です。
もう少し辛味前面なら良かったのですが、そこまでではない為、汁量がやや少なめなのはとても残念。2枚の蕎麦を食す程度は問題無かったですが。

蕎麦湯は以前と違うかな。茹で湯で取ったサラサラタイプ。濁り加減も程よい感じ。前はとろみのあるタイプだったような気はするけど、記憶違いかな。

久々に良い蕎麦を食べて、やはり蕎麦は美味いなぁと思い直す良い訪店になりました。
44件 3.55

111026

二度目の訪店。
平塚の食べログ蕎麦屋ランキング№１！

その期待も過ぎたのか、前回はちょっと肩すかしをくらった感が強かったですが・・・今回は？

前回は二八蕎麦の天せいろをいただきました。普通に良いレベルだとは思ったのですが、この点数を獲得するほどか？と疑問を持っておりました。

今回は生粉打ち（十割）の蕎麦にして、海老天せいろを注文。
スーパーの地下という立地もあるのですが、やはりお店の雰囲気というか、明るさというか。
何となく暗い雰囲気が好きになれないところではあります。決してお店の造りとか、内装・装飾は悪くはないと思いますが。

そんなことを思いながら待っているうちに、運ばれてきました。
蕎麦は全体太めで、程よく角が立った印象。色は程よいグレーで、星等はあまり見られません。
二八では供されなかった（と記憶しています）、塩も付け添えられています。
まずはそのまま手繰り口に運ぶとその時点で蕎麦の香りが強く感じられます。
歯触り、歯ごたえ良し、コシは非常に優れたものを感じました。
噛むと、蕎麦本来の風味と甘みが前面に感じられます。

塩で食すと余計に甘みが強まり、美味。
こちらの志ん蕎さんも、先日訪れた箱根の彦さんと同じ、蕎麦は北海道音威子府産の蕎麦。
しかも新蕎麦です。良い訳にもうなずけます。前回より格段に良いような気がしてなりませんでした。

蕎麦汁も、前回とダンチに違う印象がしました。
蕎麦の風味を引き出す、出汁の良さがでているように感じました。

そして天麩羅は海老、茄子、しし唐、南瓜、さつま芋、そして牛蒡がサクッとした薄めの衣で揚がっています。
この牛蒡のように、ちょっと変わったネタが入ると何か嬉しさを覚えますね。他の食材も全て良。茄子とさつま芋は特に美味しかったな。これで天汁を別に添えてもらったら尚良かったですね。

そして雰囲気のある器で出される蕎麦湯。
このジャグのような陶器の器はちょっと特別感を提供してくれますね。
蕎麦湯の器もその店のこだわりが感じられる重要なポイントですね。

今日は前回のような期待をして行かなかったのですが、生粉打ちの蕎麦は美味でしたねぇ。
やはり１回の訪店で、簡単に判別をしてしまってはいけないなと反省する機会を今回は得られました。