ＺＡＲＵＢＡＫＵ【湘南茅ヶ崎発：刺身や串揚げ、おでんにも力を入れる蕎麦系ダイニングバーとは？】 | kazuyaの取扱い説明書 : 地肴 酒 手打蕎麦 ZARUBAKU Chigasaki

◆◆湘南かずやのＳＮＳ情報◆◆]
Twitter　Instagram
ブログ

◆◆レビュー内容はこちらから◆◆]

平日仕事帰りの食べ歩き
※7月中旬の食べ歩きレビュー

最近、地元レビューが多くなってしまい
茅ヶ崎付近のレビューが少なくなってます。

食べログレビュアー名に『湘南』を
冠しているからにはこの辺りもたまには
攻略していかないといけませんね。

という訳で茅ヶ崎駅へ途中下車しました。

特に行くお店を何も決めてないままに
電車を降りましたがとりあえずＢＭしていた
お店に行ってみるとしましょう。

まずは何度かトライしてふられている
『オッタヴォ』に伺ってみましたが
臨時休業！！。。。
ここのピッツァを食べてみたかったのに残念。

早速暗雲が立ち込めてきましたね。

近くにあるのは『HOPMAN』や『一房一献』。
『一房一献』はこの日は串揚げ営業かな～。
久々に『HOPMAN』にも行ってみたいけど
どうせなら誰かと一緒の方が良いかな。

『一房一献』は前回訪問したのが
昨年の5月で1年以上経っているのか。
う～ん、どうしよう。。。

やっぱり今日は久しぶりの茅ヶ崎だから
新規開拓にする事にしたいなぁ。
こういう時のためにキープしておいた
あのお店へ伺ってみましょうか。

やって来たのはJR東海道線茅ヶ崎駅北口から
北西へ向かい徒歩5分ほどの場所にあるお店
『ZARUBAKU Chigasaki』さん

藤沢にある創業13年の蕎麦ダイニング
『ZARUBAKU(笊麦)』の姉妹店として
2017年10月25日にオープンしたお店です。

藤沢の『ZARUBAKU(笊麦)』にも行った事が
無かったのですがお店の名前は覚えてました。
テレビで観たのが印象的だったのです。

それは徳光さんが出演している
『路線バスで寄り道の旅』で湘南を巡った際
しらす丼を食べる目的でお店を探してた所
『なお吉』の店員さんからこちらのお店を
紹介されていました。

結局、隣にあった今は亡き老舗酒場『久昇』
でしらす丼を食べる事となりました。
しらす丼が目的だったので仕方ないのですが
徳光さんが食べに来たというステータスを
得られず可哀相だなと思った次第です。

ここでも自分が食べに行かないと
可哀相だなと思って寄ってみました(笑)
※徳光さんほど影響力無くてスミマセン。

平屋一戸建て？みたいなお店の構造。
以前は別の用途で使用されてたのでしょうか。

2017年10月から営業しているようですが
造りは結構新し目に感じました。
お店のオープンに合わせて造ったのかな？
ちょっと経緯は不明です。


早速入店しました。

先客1名、後客2名。
お店は店主さんと高校生の女性店員さんの
2名体制となっていました。

先客1名はカウンター席に着席しており
どうやら常連さんのようです。
『お好きな席へどうぞ』との事だったので
入口脇にあったテーブル席に着席しました。

店内は明るくてスタイリッシュです。
4人テーブルが沢山あるので
4人までの少人数グループで利用するのは
ちょうど良さそうなお店ですね。


・メニュー表

お蕎麦を扱っているお店で貼りますが
蕎麦前としてのツマミのラインナップも
なかなかしっかりと用意されているようです。

串揚げやおでんなどもやっているのも嬉しい。
まずは酒とツマミを試してみる事にします。


●生ビール

まずは揚げ物を頼むとしてビールを注文。
銘柄はサッポロ黒ラベルです。


●お通し

太巻きの寿司が出てきたのにはびっくり。

酒を飲むときにご飯はいらないという人も
いるので賛否両論ありそうですが
お店の個性が感じられる点は良いですね。


●大根とキュウリのカクテキ

ポテサラをお願いしてみたところ
今日は仕込みがされていないようです。

仕方なくこちらに変更。
浅漬けに少し辛みがのったような仕上がり。
辛味過ぎないので〆の漬物替わりにも
なりそうなメニューでした。


●串揚げ

マグロ赤身、角切りベーコン、モチと明太子、
ウズラの卵、玉ねぎを頂きました。

薄衣でサクサクの串揚げを、コクのある
味噌ベースの特製ソースや塩、マヨネーズ等
好みに合わせて食べられるのが良いですね！


●刺身3点盛り

ケンサキイカ、ムロアジ、イナダでした。

イカはムッチリと少し粘り気があり柔らかく
アジやイナダはしっかりエッジが効いていて
まずまず鮮度の良さが感じられました。


●黒龍純米吟醸
　福井県吉田郡永平寺町の黒龍酒造

普段あまり飲む事の少ない黒龍を頂きました。
キレよく香り高くて美味しいですね。


自分が社会人になって間もない頃
都内では日本酒ブームがありました。
職場の先輩方に日本酒のお店に連れていって
もらってお酒を楽しんだことを覚えています。

2000年代は有名だった杜氏が高齢化し
若い杜氏への転換期だったと認識してます。

とはいえ有名杜氏のネームバリューは絶大で
特に『高橋貞実』氏が関わった『黒龍』は
今も尚人気の銘柄ではありますが
当時人気の絶頂を誇っていたと記憶してます。

2010年代に入り、若手の台頭や杜氏制の廃止
など様々な歴史の変遷がありました。
杜氏制を廃止した蔵元『獺祭』や
海外へいち早く進出した『醸し人九平次』
その他『新政』等も頭角を現しました。

ラベルのデザインに凝るようになったのも
この辺りになるかもしれません。
またスパークリングワイン的な発泡酒
『すず音』や洋酒のような味わいの
日本酒まで出てくるようになり
その可能性は無限に広がっています。

日本酒も楽しくなってきましたね。


●ごまだれ

お店で手打ちしたざる蕎麦を
濃厚なごまだれで頂く一杯です。

『どのくらいの量ですか？』
と女性店員さんに尋ねると
『あまり量は多くないと思います』
との回答だったので大盛りで注文しました。

まずは串揚げについていた塩を使って
蕎麦の風味を確認してみましょう。
うん、まぁまぁの感じかな。

タレは粘度が強い仕上がりなので
麺にごまだれがしっかり絡みます。
ゴマの風味が口一杯に広がるので
ゴマ好きな人には堪らない蕎麦ですね。

最後に蕎麦湯をもらって〆ました。


普段あまりごまだれを頂く事は少ないですが
たまにはという事で注文しました。
本来の蕎麦の味わいを楽しむならば
やっぱりザルで頂いた方が良いですね。

朝獲れの地魚の刺身、幅広いラインナップの
串揚げ、おでん、その他のツマミなど、
国産最高級のそば粉をしようした
手打ち蕎麦等が楽しめるお店でした。

店の造りは少人数グループ向けで
大人数の宴会が出来るような造りでは無く
料理も少人数向けに用意されているようです。

人通りの多いエメロード沿いと比較すると
国道1号線とエメロードに挟まれている
この通りは人通りがあまり多くは無いので
条件的には厳しい立地にあると言えます。

今回は週の前半の訪問だったので
営業自体は落ち着いていましたが
週末の状況が気になるところですね。

年配の客層にウケそうな蕎麦、蕎麦前と酒、
若者にウケそうな雰囲気を併せ持っていて
悪くはなさそうな気はしました。

暫くした頃に状況を見てみたいと思います。


【ZARUBAKU Chigasaki】
茅ヶ崎市新栄町6-3
TEL050-5594-5895
17:00～22:00
日曜定休
　※月曜祝日の場合は翌月曜が休み