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春陽を浴びて烏帽子岩を眺める
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Y・Tパラディーソ
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店名 |
閉店
ジタン
|
---|---|
ジャンル | カフェ |
住所 | |
交通手段 |
◾️お車でお越しの場合 茅ケ崎駅から1,582m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、iD、QUICPay) QRコード決済不可 |
席数 |
40席 (テラス約22席、店内約18席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
分煙 店内は完全禁煙です。 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 サザンビーチヒルズに有料駐車場がございます。 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、オープンテラスあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 海が見える |
サービス | テイクアウト |
オープン日 |
2012年 |
備考 |
ペットはテラス席のみ可 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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個人的に、この茅ヶ崎港に面した海岸通りが好きですね。
お隣のカフェはもっと規模が大きいし設備も整っていますが、このカフェ「ジタン」の趣味が
嫌いじゃないので、出張の折などに愛用させてもらっています。
~~~~~ 湘南パラダイス物語 第4楽章展開部Ⅷ ~~~~~
楽ちゃん 「このあたり、久しぶりだね。」
お園 「寒い冬じゃった。」
楽ちゃん 「初めてドライブした頃かな?」
お園 「んだ。」
まだ、開店しない10:45に車をこちらに寄せて楽ちゃんはテラス席から中の女性スタッフに
待たせてもらっていいか尋ねました。
OKの返事をもらって、二人はパラソルのある海寄りの席に腰かけました。
お園 「眩しい、あったかいなぁ。もう春。」
楽ちゃん 「あっちのビーチ、以前二人で歩いたね。」
お園 「うん。」
心地よい日差しの中、お園の頬がほんのり赤らんでいます。
かつて冷たい風が吹く中、楽ちゃんがお園の身体を引き寄せ額に口づけるというスキンシップ
をしかけたのがサザンビーチでした。
この記憶は、今でもお園をときめかせる出来事で、思い出す度に自分の頬が紅潮していること
を悟られまいと上目遣いになるのでした。
やがて11:00になる少し前、先ほどの女性スタッフが「ご注文大丈夫ですよ」と席に来てくれ
ました。
楽ちゃん 「ベーコンとソーセージのワッフル、それにコーヒーで。」
お園 「カフェオレ。」
スタッフ 「温かい方でよろしいか?」
お園 「はい。」
二人が以前来たときは、ここでランチのハンバーグやサーモングリルを食べました。
ポーションンはともかく、盛り付けはお洒落で綺麗だったように思いました。
店の内側には、レトロな家具調度品が置かれていて、BGMもクラシックテイストなCDをエン
ドレスに流しているようでした。
これらがプロデュースされたデザイナーズカフェとは異なるオーナーの趣味丸出しの趣となっ
ている良さなのかも知れません。
楽ちゃん 「半分あげるよ。先に齧ってて。」
お園 「さっき朝ご飯食べたから、少しでいい。」
楽ちゃん 「そこにメープルのカップあるだろ。それかけていいよ。」
お園 「うん、・・・表面パリっと焼けてて美味しい。」
楽ちゃん 「ソーセージも取って。」
葉野菜のサラダ、ベーコン1枚を半分に切ったソテー、シャウエッセンらしきものが2本と
粒辛子、四角いワッフルとシロップがワンプレートののせられています。
浜に吹く風も、打ち寄せる波の音も穏やかで、こんな日のテラス席の居心地の良さは何物にも
代えがたいものに思われます。
楽ちゃん 「5月に福島に行く。」
お園 「うん。」
その意味するところは、二人の正式な婚約に違いないのですが、今日の海のように何も心配の
要らない平穏な流れで進行して行くのか若干の不安がありました。
コーヒーを口に含み、茅ヶ崎港方面を眺めながら楽ちゃんが一言呟いた言葉はお園の気持ちを
揺さぶるものでした。
楽ちゃん 「いずれにしても、俺は当分と言うか今後もと言うか東北には住めないけど、
お園の故郷を大事にする為のプランは実現化する。」
お園 「事業化するってこと?」
楽ちゃん 「そうだな。このプランを納得してもらうこととセットなのかもしれない。」
土地・家屋・山の相続人候補としての婿取りを考えて来たお園の父親の考えを当面保留させる
手立ては他にないのでした。
コーヒーを飲み干していた楽ちゃんは、会計を済ませ化粧室から戻ったお園の手をひいて車に
戻りました。
楽ちゃん 「気持ちいいから、このまま西に走ろう。」
お園 「うん、ドライブ・ドライブ―!」
~~~~~ つづく ~~~~~