追加　茅ヶ崎にホップマンあり : ビアカフェ ホップマン

2021年3月現在、クラフトビールの醸造所は。全国に497ヶ所あるという。いわゆるマイクロブルワリー。そして醸造所を併設した。ブルワリーバブももちろん急増。我が神奈川県も35ヶ所。有名なのが、湘南ビール、サンクトガーレン、スプリングバレーなどなど。

この茅ヶ崎のビヤ・レストラン。長く全国各地のクラフトビール。多種、多彩に取りそろえている。開店して早や10年。クラフトビールがまだブームに。なっていない時期で先駆け的存在だった。いまではすっかり茅ヶ崎で。ファンを惹きつける存在に。

この火は下記の2種類で。全国各地さまざまなビールが誕生。もうすっかり根付いている。これから巣ごもり消費で。さらなる発展が見込めるが。私はお店にきてプロのつまみとともに。ゆっくり寛いで楽しみたい。パクチーキクラゲは出色！

○のぼりべつビール、ペールエール　鬼伝説
全国的にも人気の地ビール・鬼伝説。北海道内に人気のクラフトビール。多数あるが。日本有数の温泉街・登別の。地ビール「鬼伝説」。全国的にもファンの多い逸品。

すっきりとした味わいの「青鬼ピルスナー」。フルーティーながらも濃厚な「赤鬼レッドエール」など。麦芽とホップのみを使用した本格派。そんな「鬼伝説」が造られるのは。意外にも菓子製造会社「わかさいも本舗　登別東店」の中。

○志賀高原ビール　DＰA　　ペールエール
志賀高原ビールの樽生専用のペールエール。イギリス産の最高級モルト "マリスオッター"。 を100%つかった、クリーンでありながらも。みずみずしい飲み味。アメリカ、NZに加えて。自家栽培の「信州早生」の。華やかな香りが特徴。


●パクチーキクラゲ
●フィッシュ&チップス

このビアハウス。常時30銘柄提供するが。実は料理もかなりの水準。おそらくオーナーの田代さんの経営方針だろう。本当に器用な方だ。下の階の一房一献では串揚、たこ焼き、ラーメンなど多彩な料理を展開。

この日は珍しいビールが。あの伊勢神宮のおかげ横町。そこで牡蠣料理を提供している伊勢角屋。冬は地元鳥羽・浦村産の牡蠣を。夏は岩牡蠣も。そして店頭では伊勢の地ビール、伊勢角屋麦酒。

実はオイスタースタウトは実際に19世紀の英国で飲まれていたそうだ。こちらは牡蠣の産地、三重県浦村町で。水揚げされた新鮮な牡蠣を投入してつくられた。
若干スモーキーな燻製香り。さらに牡蠣の風味でまさに地ビールの面目躍如。

○シェラネバダ、ペールエール　300ml　790円
○伊勢角屋麦酒　津村牡蠣スタウト 300ml　700円

●鶏レバー、ドライフルーツのバルサミコ酢サラダ　680円
●鶏の炭火炙り焼き、ハツ　580円

最近は湘南にもかなりの数のクラフトビール専門店が登場している。そして、その扱うクラフトビールも北は北海道から南は九州まで。日本にこんなにクラフトビールがあるなんて。という具合に生産者も急増しているようだ。しかも、器具などにも拘っており、客に最良の状態でビールを提供する。日本各地のビールが美味しく飲めるなんて有難いことだ。

例えば、最近この店が行った4周年感謝祭で取り扱ったビール。北は「鬼伝説 金鬼ペールエール （わかさいも本舗/北海道）、南は宮崎日向夏ラガー　（宮崎ひでじビール/宮崎）まで20以上にも及ぶ生産者。もちろん地元神奈川の熊澤酒造（湘南ビール）やサンクトガーレン（超湘南ゴールド）も含まれる。私の好きな山梨のアウトサイダーは「HOPMAN四周年記念ビール・グレープフルーツサイダー」を造っている。

茅ヶ崎駅（北口）から十軒坂方面に歩いて10分くらい。繁華街から少し離れるので私にもあまり馴染みのない辺り。しかし、この店を目指して湘南のクラフトビールファンが続々と訪れる。失礼ながらあまり目立たないビルの2階。扉を開けて目に入るのがカウンターの背後の風景。ハンドポンプ２つを含むTAPが目に入る。最大で30種類のクラフトビールが飲めるという。

メニューを見ればビールのつまみが豊富。ソーセージがたくさんあるのはあたりまえか。しかし湘南らしく刺身類、貝類、ポークやチキン、牛などの肉類など
多彩。これに鮎の天ぷらなど季節の一品も加わるのでかなり腹を満たす。夏以外の季節、例えば冬季にもそれなりに楽しめるだろう。独りでフラっときて、ビールを飲みながら食事を済ませる客も多いだろう。

今回のビールはビル⒉種類と料理２種類

○志賀高原ビール・ペールエール（玉村本店）
やや柑橘系のホップで飲みやすい。正統派のエールのようで
飽きないだろう。

○ノースアイランドビールスタウト北海道
黒ビールのクラフトビール。ロースト麦芽の焙煎香りが効いてか
コクとともに複雑な味わい。濃厚なビールでソーセージに合う。

○鮎の唐揚げ
5匹も登場。カリっとサクサクでなかなか満足出来る。今年は、鮎は
自宅で養殖もの。鎌倉の田楽、東京のフレンチ⒉店で天然ものを食べたが
まだまだ食べたいのだ。

○ヴァイスブルスト（独、バイエルン州）
白いソーセージが茹でて登場。それにレタスなどが添えられて。
少し切りにくいが、しかしソフトで美味しい。これは私の食べ方が
おかしいのだ。ソーセージの皮にだけ横に裂け目を入れ、肉をフォークで出して食べるべきだった。
以前、フランクフルトで現地の手作りソーセージをたくさん食べたが。やはりドイツソーセージが好み。