年の瀬にロールケーキを : フランス菓子 葦 茅ヶ崎海岸店

明けましておめでとうございます。本日からレビューを始めます。（昨年のレビューが2本ほど続
きますが）今年もよろしくお願いします。

青木屋さんにお正月用の日本酒を買いに行く。毎年お正月は宮城の綿屋の純米吟醸に決めている。
一升瓶で4,000円くらい。日常に飲むにはちょっと高いのでお正月にいただくことにしている。今
年も堪能しました。

帰りにおやつのケーキを買おうと考えるが、腰の状態が思わしく無いので駐車場付きのお店となる
と限られてくる。メゾンボングゥもオベイサンも駐車場が無い。と言うことで久し振りにこちらに。

秋口にケーキ屋さんの新規開拓は諦めて美味しい所だけに行こうと決めたのだが、残念ながら葦は
選から漏れた。こちらのおみせのキャッチコピーはShonan Creative Gateau。焼き菓子はかなり
いいと思うんだけど、ケーキ類は正直かなり凡庸というか洗練されていない印象。Creative（創造
的）ではなくてありきたりかなぁ。まぁキュイソンとかCALVAと比べちゃうとどうしたってそうな
るんだけど。

ただロールケーキはそれなりに美味しかった記憶がある。ロールケーキはあんまり洗練されていな
い方が好みに合うのだ。明日（大晦日）はお節を作る（といっても煮ものばかりだが）ので外出し
ない予定。ロールケーキであれば明日の分もという思惑がある。

年末のせいもあっていつもは人が少ないこちらのお店も混雑している。お客さんは年配の方が多く
て年始のご挨拶用の焼き菓子と、多分家に来たお孫さん家族用のケーキなど大量に購入している。

子供もいないし特に挨拶もない我が家はロールケーキのみの購入。季節のロールケーキと栗のロー
ルケーキがあったが季節の方を購入。イチゴとフルーツのケーキだ。1,800円。

家に帰って食する。

葦の生クリームや生地は昔ながらのやや重ためのスタイルだが、そういうのはこういうロールケー
キにはよくマッチする。ロールケーキに洗練とかはあんまり求めないし。30日も大晦日も美味しく
いただきました。

今年の年末年始は寒波の影響で寒い。そうなると我が家のニャンズは寝ていることが多くなる。伝
次郎だけケーキの気配を感じて起きて来て、大好きな生クリームを堪能して再び眠りにつきました。
平和な年の瀬です。

雨の土曜日。ウォーキングができないので車で出かけて買い物等の用事を済ませる。雨なので駐車
場が遠いケーキ屋さんに行くのは面倒なことから久し振りにこちらに。湘南西側では知らない人が
いない有名店。

健康診断も終わり2年続きの痛み分けで心置きなくケーキが食べられる。今年は例年とは違い麺類
中心のランチ生活からご飯もの中心に切り替えたせいか体重の増加が少なく、その分気合もあまり
入らなかった。もう年も年だしなぁというのもあるんだけど ( ´艸｀)

こちらは割と見た目が派手で丸っこいケーキが多い。そういうお店の方針なのだろうか。前も買っ
たような気がするけど。タルトフリュイとシブーストを購入する。どちらも500円くらい。お値段
もリーズナブルだ。

家に帰って食する。

奥さんがタルトを選ぶかと思ったらシブーストに行っちゃたので伝次郎共々ちょっと焦る。

タルトは伝次郎が苦手なフルーツ系だけど中がカスタードクリームだったので伝次郎もOK。よかっ
たよかった。（一体ケーキのレビューなのかしらw）カスタードクリームも昔風のゼラチン多めの
タイプでした。こういうところが年配の地元のお客さんに受けるのだろう。

シブーストはちょっとびっくりしたんだけど、中のクリームがタルトと同じ。上に載ったオレンジ
（シブーストなのにオレンジw）と周りのアーモンドが違うくらいで味的には同じでした。

湘南西部は鎌倉に比べればパティスリーの競争は厳しくないけど、Creative Gateauxを名乗る以上
もうちょっと頑張って欲しいなぁ。

青木屋さんに日本酒を買いに行った帰り、お気に入りの「メゾンボングウ」は1,500円以上購入しないと駐車券をもらえないことから、駐車場のあるこちらに寄ることにした。湘南（除く鎌倉・逗子・葉山）の雄と言っても過言ではない、地元では知らない人がいないパティスリーだ。主要駅には店舗があるが、こちらはロードサイド店。今まで藤沢や大船のお店で買い物をしたことがあるが、レビューをするのは今回が初めてとなる。また今まではロールケーキや焼き菓子が多く、こちらで生ケーキを購入するのも初めてかもしれない。

湘南の雄を裏付けるように、華やかなホールケーキや生ケーキが並ぶショーケースはさすがだ。今まで値段が高いイメージがあったが、税込みで500円以下と結構リーズナブルな湘南価格だ。鎌倉と違い、藤沢以西では、東京の価格レベルはなかなか受け入れられない土壌だ。ちょっと迷ったけれど、お勧めのサインがあるマロンのケーキ（すいません名前を忘れました）とシブーストを選ぶ。家に帰って箱を開けてみると、包装と言うかケーキの詰め方もすごく丁寧だ。

家に帰って早速食べてみる。味は割と平均的と言うか、あまり洗練されていない昔ながらの感じがする。かつてのラシェットブランシュのケーキを思わせる味だ。見た目の華やかさと比べるとちょっと残念感がある。とはいえ、年配の方々には安心できる味なのかもしれない。

昨今、鎌倉を中心に洗練された洋菓子店がどんどんできている。藤沢のラシェットブランシュも急激に進化中だ。湘南では押しも押されぬ存在も、うかうかできなくなってきているのではないだろうか。