インド各地やスリランカ料理に特化したエスニック料理店 : サンカリー

この日は藤沢でランチ。

やって来たのがこちらのエスニック料理店。

場所は、江ノ電鵠沼駅西口から徒歩2分ほどの住宅街の中。
生活道路からちょっと奥まったところにある一軒家のお店です。

インド各地やスリランカ料理に特化したエスニック料理店で、
以前は、小田急江ノ島線六会日大前駅から徒歩3分ほどのところで、
Natural kitchen Sanという店名で営業していましたが、
2018年6月3日にこちらの鵠沼で移転オープンしたものになります。

実は全くのノーマークだったのですが、湘南・鎌倉地区のタウン情報誌を読んでいると、
こちらのお店の情報をゲットした次第。

ぐぐってみるとちゃんと食べログにも登録されていました。口コミはゼロ件ながらも。

ということでヘルシーで美味しい料理に期待してやって来た次第。

開店時間となる11:30ちょうどに「OPEN」の札に変わります。

早速、店員さんと一緒にアプローチを歩き、一軒家を使った店内へ。

ドアを開けるとそこで靴を脱いでスリッパに履き替えます。
目の前にはセミテラス席として2名がけテーブルが1卓ありました。

上がって右手にダイニングエリアがあります。

カウンター3席、2名がけテーブル2卓、3名がけ円卓1卓、4名がけ円卓1卓というキャパ。

私は奥側の2名がけテーブルに座ることに。

メニューは、ベジタリアン向けの

・Veg　1250円

と、Vegにノンベジのカレーも加えた、

・Veg + Non-Veg　1500円

の2種類があります。

なお、メニューは週替わりのようで、この週は南インドのミールスでした。
ミールスは大好きなのでやったね（＾＾）/

ということで折角ですので、

・Veg + Non-Veg　1500円

をオーダーします。

お店は、女性店主ともう一人女性の2名で切り盛り。

店内の雰囲気はまさにエスニック調というか。ただし華美過ぎない感じの。
席間も広いですし、落ち着いた雰囲気です。

チャイルドチェアが1脚置いてあるということは、子供連れもOKなんでしょうね。

BGMは、洋楽インスト系が流れています。ちょっとスピリチュアルな雰囲気の。

3分ほどで食前茶、15分ほどでミールスの出来上がりです。

・食前茶
　　この日は、ジンジャーマテでした。ホットでのサーブ。

この日のVeg + Non-Vegのミールスの内容は以下になります。

・バスマティライス
　　ドーム状に盛られています。見た目には300gくらいの大盛に見えますが、
　　日本米と違ってサラサラと軽い米ですので実際のグラムはそんなに無いかも。
　　刻んだ大葉がトッピングされていました。
　　ちなみに大盛は+100円ですが、男性でも大食漢じゃ無ければデフォで十分かと。

・パパド
　　豆のせんべいです。ミールスでは必ずといっていいほど登場します。
　　それもこちらのはクッキーのように花形に成形したものが3枚、
　　バスマティライスに添えられています。
　　私はいつもせんべいのようにパリパリと食べちゃいます。
　　砕いてライスにかけてクリスピー感を楽しむのもいいですけどね。

・エリセリ
　　カボチャのエリセリです。
　　カボチャのすり流しのような感じです。豆も加えてペースト状にしたものではと。
　　塩気は控えめで、かぼちゃと豆の自然な味。

・ビーツのセサミポリヤル
　　ビーツと黒胡麻を炒めたものです。こちらも優しい味付け。

・コスマリ
　　キュウリと紫タマネギのサラダです。酸っぱい感じの。

・玉ねぎのアチャール
　　インド版漬物です。酸っぱ辛い味付け。

・夏野菜のトーレン
　　ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、ピーマンのスパイス蒸し焼きです。
　　こちらもスパイスは効いていますが、塩気は非常に穏やか。

・ゴーラのライタ
　　ゴーヤ入りヨーグルトです。
　　甘みは付いていませんので、デザートでは無くこちらもライスと混ぜ混ぜして頂きます。

・モロヘイヤラッサム
　　南インドを代表するサラサラのスープ。この日はモロヘイヤ入り。
　　独特の酸味とスパイスがしっかり効いています。

・サンバル
　　こちらも南インドを代表する野菜たっぷりの豆スープですが、
　　この日は豆よりもナスがメインになっていましたね。
　　さらさらのスープ状で、優しい味わいです。

・マラバールシュリンプカレー
　　こちらが唯一のNon-Veg料理。海老のカレーになります。
　　今までの料理は全て塩気が穏やかな優しい味わいばかりだったのですが、
　　こちらのカレーは、塩気、酸味、辛味、スパイスが効いています。
　　巻き海老は2尾入っており、尻尾も頂けました。
　　レモングラスは食べれないのでそれだけ取り除いて。
　　ちなみにカレーの大盛は+200円になります。

この内容で1500円。ミールスとしては高めの値段設定なのですが、
料理の種類もその分豊富でしたし、何より美味しかったので満足（＾＾）

一応、一つ一つの料理の味を書いては見ましたが実は意味のないことで、
ミールスはこれらを混ぜ合わせて混然一体となった味を楽しむ料理。
それぞれ単品で食べても味気ないとしか思いませんので。

なのでその人自身が味を完成させながら食べる料理なんです。
これとこれを混ぜて食べようとか、全部混ぜちゃえ！とか。

そして日本人好みのヘルシーな料理。野菜もたっぷり摂れますしね。
食べていてもこれって体にいいんだろうなと思いますもん。
罪悪感ゼロの料理ですわ。その上、美味しいと。

北インドやネパール系のカレーもいいんですけど、
もうちょい南インドのミールスも日本で流行ると嬉しいんですけどねえ。
あとスリランカ系とかも。

ただし味付けが大人しいのと、グチャグチャに混ぜて食べますので、
それらに抵抗がある方には合わないかも知れませんねえ。
そこら辺がインネパ系のカレー店のように大規模拡散しない要因かなあ。

ご馳走様です！（2018/9/11現在、ポイント無し）