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マスターの日本酒談義を聞きながら杯を傾ける、いい時間が過ごせるお店
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denji-papa
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店名 |
閉店
和酒食房 而今
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、日本料理、日本酒バー |
住所 | |
交通手段 |
JR藤沢駅より徒歩4分 藤沢駅から235m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥4,000~¥4,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
15席 (カウンター9席、テーブル6席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可 |
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
2013年4月9日 |
備考 | |
初投稿者 |
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マスターが、全国から自分が気に入ったこだわりのお酒を置いてあるお店。実際に飲んだり、たまに仕込みを手伝ったりしながら蔵を回るそうだ。
多分3回目の訪問。前回訪れたのは1年くらい前になると思うが、料理のレベルがかなり上がってきている。スナックを譲り受けたというか、居抜きで出店した風のお店なので(今回その辺りが明らかになった)、調理場が充分でないハンデを抱える中で、かなりがんばっている。
このお店は6年ちょっと前に、前の経営者がスナックをやっていたのを、依頼を受けて譲り受けたとのこと。当初は、マスターが興味があった、こだわり焼酎のお店だったが、そのうちマスターの興味が、焼酎から日本酒に移り、それと同時に店名も変えて、今年で3年目だそうだ。焼酎に比べて、日本酒は味のバリエーションが豊富なところが気に入って、全国の蔵を回って、お気に入りを探しているらしい。
いつものように生ビールをもらってメニューを眺める。前から変わらず地鶏のメニューは充実している。明日は法事で、鎌倉山倶楽部に行くので、できるだけかぶりそうもないメニューをオーダーする。鶏刺しの盛り合わせ、もも肉の溶岩焼き、豆腐ステーキ、銀杏翡翠揚げの4品。
最初にお通しが届く。以前とスタイルは変わらないが、味のレベルは随分と上がっている。充分小料理屋風の味になっている。チーズ風味の豆腐、鶏と水菜のサラダ、レバーの煮もの、カブを炊いたもののイクラがけの4品が小皿に載っている。ビールにも合うし、日本酒にもという趣向。
日本酒は、まず「田酒」からいただく。先週「昇」で懲りた妻は、マスターに尋ねて作戦を練っている。最初は「貴」の特別純米を。どちらも有名なお酒なので、多くは語りませんが、銀杏の味も消さず、チーズを載せた豆腐ステーキのややしつこい味にも負けない、相変わらず見事なできでした。
続いて私は三重の「酒屋八兵衛」を、妻は最初に飲もうとして、止められた新潟の「山間(やんま)」を。「酒屋八兵衛」は、旨口で酸味も効いた、いいお酒でした。地元の消費が多く、県外にはあまり出回らないお酒とのこと。そして「山間」。これは今日の大ヒット。淡麗なものが多い新潟の酒とは思えない、お米の味が強く、甘味と酸味の効いたしっかりしたお酒だった。「やんま」というネーミングの由来が大変印象に残った。同じ新潟の超有名酒「久保田」に対抗できるよう、かと言って同じ味の志向ではなく、別の路線を行くお酒を造りたいということで、農機具クボタのライバルのヤンマーから、名前を取ったとのこと。その気概や良し、機知にとんだアイデアや良しと言う感じ、応援したくなるお酒でした。
明日もあるので、そろそろ切り上げようかと、最後に私は「貴」の濃醇を、妻はマスターに聞いた、広島の「星乃海」を。「貴」は名前の通り旨口の米の味が濃いいいお酒でした。「星乃海」というのがまた、いわくつきのお酒で、星海社新書の本『白熱日本酒教室』の中の、日本酒のラベル(日本酒度などの表示)の説明のための架空のお酒「星乃海」を実際に作ってしまったというもの。無濾過生で、いいお酒でした。
この2種で切り上げる予定のところが、瓶の残りだったことから、グラス1杯に満たず、半額にしていただけるということで、私は更に「風の森」を。ところがこれはグラスに半分程度しか残っていなかったので、サービスと言うことになり。すでに7種類飲んだので、もう、あまりしっかりしたお酒は残っていないだろうと思って尋ねると、妻には「山形正宗」の「酒未来」を、私には神奈川の「残草蓬莱(ざるそうほうらい)」を勧めていただく。「蓬莱」はたまに飲むのだが、「残草蓬莱」はその中でもかなり甘味と酸味が強いお酒だった。「山形正宗」は、「田酒」系統の風味で、これも〇。
そして更に、妻は別のお客さんが飲んでいた、「刈穂」がずっと気になっていて、それも追加する。(一体この夫婦は何杯飲むのだろう)「刈穂」はすっきりしたイメージだったのでが、これは「秋 かわせみ」という銘柄で。ラベルはかわせみが紅葉を咥えている。旨口のおいしいお酒でした。春には、梅の枝を咥えた春バージョンが出るとのこと。
お客さんが2組だけだったので、マスターにずっと日本酒の話を聞きながら、杯を傾けた。こういう時間は本当にいいものだ。原料米による味の仕上がりの違いとか、酵母のこととか、いろいろ教えてもらった。マスターは月に一度、地元のFMで、日本酒の時間を持っているとのこと。
日本酒好きの方は、是非行ってください。いいお店です。