混ぜ込みタイプのねぎ焼きとは違って、かさね焼きタイプも旨いね（＾＾） : へっちゃらや

この日は湘南ウォーキング。

やって来たのがこちらの広島風お好み焼き店。

場所は、茅ヶ崎市菱沼というエリアの住宅街の一角。
茅ヶ崎ですが最寄駅はJR辻堂駅で西口から徒歩15分ほど。

1999年4月18日にオープンしたなかなかの歴史を刻むお店。

なんでも開店当初はこの周辺は住宅街では無く夜は明かりも少なかったそうで。

そんな中、不安もあったでしょうが20年以上も商売が続いているのは
ご主人の実力と努力のたまものなんでしょうね（＾＾）

そんな歴史のあるお店ですし、お好み焼きは広島風も関西風も
どっちのタイプも大好物ですので、昼飲みにやって参りました（＾＾）/

開店時間を少し過ぎたあたりに入店します。

店内は、入って左手に鉄板に沿ったカウンター5席。
その奥にちょっと間を開けてカウンター2席。
右手に2名掛けテーブル2卓、小上りの4名掛け座卓3卓。

先客は居ません。
カウンターにどうぞと案内されましたので奥の方に座りました。

お店はご主人お一人で切り盛り。
途中から女性スタッフも加わったようです。

BGMは、サザンオールスターズがずっと掛かっていますね。ファンなのかな？

しばらく卓上のメニューを眺めながら〆も含めて検討をします。

ということで、この日は以下を頂くことにしました。

頼んだ後に、柱に貼られたオススメメニューを発見（T▽T）ノ＿彡☆ばんばん！
こういうのがあるから店内も見渡さないといけないんだよなあ・・・
この日は失敗しましたが、頼んだメニューも全て美味しかったけどね（＾＾）

・瓶ビール（中）　650円(税抜)
　　キリンラガービール中瓶です。
　　キリンの場合は一番搾りよりも断然こっち派！
　　こっちの方がホップの苦味が効いている感じがして好みなんですよ。

・広島菜漬　400円(税抜)
　　これは関東ではなかなか食えませんからね。
　　広島菜は地域特有の野菜として、長野県の野沢菜、九州の高菜と共に、
　　日本三大漬菜と呼ばれ 「西に広島菜あり」と言われているそうです。
　　白菜と同じアブラナ科に属していて、形も緑色した白菜にも近いです。
　　それを漬けて細かく刻んだもの。
　　味の傾向としては野沢菜にも似ていますが、癖が無くて辛みも少なく、
　　万人受けする漬物なんですよ。ご飯と混ぜておにぎりにしてもいいでしょうね。

・ふわふわ山トロ焼き　550円(税抜)
　　ご主人が鉄板でお好み焼きを作るように焼いてくれました。
　　それをピザのようにカットして刻み海苔をトッピングして。
　　味は付いていますのでそのままで頂きます。
　　具はねぎのみとシンプル。醤油ベースの下味ですね。
　　熱いうちはふわふわなのですが、冷めて来るとモチモチ感が増してきます。
　　とろろは大好物なのでこれにしましたが、わりと腹に溜まるんだなあ、これが。

・ほろにがビターズ（ジンジャー）　500円(税抜)
　　キリンチューハイ ビターズです。
　　フレーバーは、ジンジャー、レモン、ライムから選べますのでジンジャーで。
　　飲んでみるとイメージよりも甘かったです。ビター感もありましたけど。
　　ジンジャーよりもレモンの方が良かったのかなあ。

・特製ねぎ焼き　1000円(税抜)
　　これを〆に食べたかったので、それを逆算してオーダーしたんです。
　　広島風のお店ですので、ねぎ焼きもクレープを作ってから、
　　削り粉を振りかけ、その上にたっぷりの京都産九条ねぎを乗せ、
　　さらにその上に、牛スジとコンニャクを甘辛く煮込んだすじコンを乗せて。
　　ひっくり返しながら焼いていき、仕上げに醤油、刻み海苔、紅生姜。
　　こちらも焼き上がったものをカットをして皿に乗せてのサーブです。
　　本来であれば鉄板の上から直接コテで食べるのが醍醐味なのですが、
　　コロナ禍の昨今ではそのようなワガママは申せませんしね（＾＾；
　　食べてみるとウンマイ（＾＾）/
　　まずは牛すじが旨いんですよねえ。食感は残してあり、甘辛くて、
　　牛すじのコクと旨みが出ていて、それがクレープ生地などにも移っていて。
　　そして九条ねぎのシャキシャキ感が残っているんです。
　　すじコンの旨味、九条ねぎの香りとシャキシャキ食感、
　　刻み海苔の香り、紅生姜の辛味と酸味が混然一体となって。
　　混ぜ込みタイプのねぎ焼きとは違って、かさね焼きタイプも旨いね（＾＾）

これで〆て3100円。まさかの税込の明朗会計。

最初はすぐに常連さんが来店したので、お話が出来なかったのですが、
途中からはお話をすることが出来ました。

想像通りの広島ご出身らしくて。
関東のお好み焼き事情などで話に花が咲きましたね（＾＾）

ねぎ焼きが美味しかったことを伝えると、京都のねぎ焼きも
こういうクレープ生地を作るタイプが多いとのお話でした。

京都って関西風しかないと思いきや、そんなこともないみたいね？
ググって画像を見てみると、かさね焼きタイプのねぎ焼きの方が多いようです。

食べログの評価もこのエリアにしては高評価なのですが、
その評価通りの美味しさを享受出来ましたし、ご主人もいい方で良かったです（＾＾）

ご馳走様です！（2023/9現在、3.33ポイント）