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ぺろぺろキャンディさんの他のお店の口コミ
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店名 |
閉店
うな平(うなへい)
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受賞・選出歴 |
うなぎ 百名店 2022 選出店
食べログ うなぎ 百名店 2022 選出店
うなぎ 百名店 2019 選出店
食べログ うなぎ 百名店 2019 選出店
うなぎ 百名店 2018 選出店
食べログ うなぎ 百名店 2018 選出店 |
ジャンル | うなぎ |
住所 | |
交通手段 |
小田急線「鵠沼海岸駅」より徒歩20分 鵠沼海岸駅から1,236m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥4,000~¥4,999 ¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
有 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 店の前に7~8台分有り |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、座敷あり、掘りごたつあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
1959年 |
備考 |
モットーは備長炭を使い、裂きたて、焼きたて、御飯の炊きたてと3拍子揃っておいしいうな重を召し上がっていただきたいと思っておりますので、なるべく予約をしてくださいとのこと。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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以前から行きたい店リストに乗せていながら、営業時間が午前/午後それぞれ2時間限定とか、店への到着時刻を執拗に確認される等で、勝手に、気難しい店のイメージを抱いてしまい、訪問の機会が後回しになっていた「うな平」さん。
急に思い付き、駄目もとで当日の朝、9時頃に電話してみたところ、「昼ならば、ちょうど1件キャンセルが出たのでOK!」との返答。
もともと昼に伺おうと思っていたので、ラッキー!とばかり初訪を果たして参りました。
ちなみに、昼の営業時刻は12時からですが、自宅と店舗が一体化しているので、予約の電話は何時(早朝)に掛けてもOKだそうです。
そして、こちら、予約時にうな重の種類と価格を告げられ、オーダーを済ませるシステム。
内容は、上特上うな重(4300円)、上うな重(3700円)、中うな重(2900円)、肝吸(200円)のラインナップ。
真ん中の、上うな重×2、肝吸×2をお願いしました。
こちらでは、出来立てを食べて貰えるようにと、お客の入店時刻から逆算してご飯を炊き、鰻を調理するので、予約時刻10分前までに入店するように念を押されます。
オーダーを終えると、予想通り、予約時刻10分前までに入店するように念を押されました。笑
ただ、これを「うざい!」と思ってはいけません。
これは、一番美味しい状態で食べて貰えるようにとの、お店からの愛情の証と理解しなければなりません。
そして、「ナビをちゃんと入れて来て下さいね!場所はちょっと分かり難いけど、ナビを入れて来れば、辿り着けなかったお客さんは1人もいないから大丈夫!」とおかみさん。
その分かり難い場所とは、最寄り駅の鵠沼海岸駅から歩いたら20分前後は掛かると思われる住宅街の中。
住宅街の隠れ家レストランとか言っても、結構分かり易い場所にあったりしますが、こちらは、土地勘のない人にとっては、かなり分かり難いと思います。
車道を降り、車が擦れ違えないような住宅街の細い道をどんどん奥に進み、「こんなところに本当にあるの?」と思った時に、店の看板が見えました。
確かに、カーナビがなかったら辿り着くのが難しかったと思います。
ただ、道程は複雑ではないので、1度知ってしまえば、次に迷う事はないと思います。
遅れないように余裕を持って出掛けたので予約時刻の20分前に到着。
敷地内にある駐車場に車を留めると、開店前の時間でしたが、おかみさんが外へ出て来て、中へ招き入れてくれました。
駐車場に関しては、完全予約制なので留められなくなる心配はないようです。
店中に足を踏み入れると、広い土間があり、その左手に、ご主人の仕事ぶりが全て見て取れるオープンキッチンさながらの広い厨房があります。
客席は、小上がり、掘り炬燵の座敷、テーブル席がゆったりと配されており、小上がりは鯉が泳ぐ池を配した中庭の景色を眺めながら食事が出来る造りとなっています。
「どこでもお好きな席にお座り下さい」と言われ、雰囲気的には庭の見える小上がりが良かったのですが、靴を脱ぐのが面倒なので、テーブル席に座りました。
飲み物の注文を聞かれ、こちらのMENUは鰻重のみで、つまみ類はないと思っていたので、ビールのみを注文。
ビールと共に、ひじきが運ばれました。
ビールを飲みながら、何気なくMENUを裏返すと、若干ですが、つまみ類もある事が分かり、その中に、肝の佃煮(540円)なる魅力的な1品を発見。
既に、ビールがかなりいってしまった後でしたが、慌ててオーダー。
すると、これが目茶美味しい!
新鮮で臭みや嫌な苦味は皆無。
甘さを抑えた上品ながらしっかりした味付けの逸品でした。
山椒を塗すと、美味しさは更に倍増!
程なくして、うな重、肝吸、香の物が登場。
朱塗りの重箱の蓋をあけると、店名の「うな平」の文字と共に、えも言えぬ香ばしい香りが広がります。
そして、ご飯が全く見えないくらい、びっしり敷き詰められた鰻の美しいフォルム。
その色合いは上品で淡く、濃厚でぎとぎとしたタレを纏った鰻とは明らかに異なるルックス。
味わいも見た目と同様に、甘さを極限まで抑えた上品でさっぱりした薄味のタレと、鰻そのものが持つ美味しさが良い感じでバランスしており、これまで食べ慣れたうな重とはちょっと異なるタイプのものでした。
また、ご飯の炊き方も独特で、お米の芯を残したパスタで言うところのアルデンテ状態で炊き上げており、このご飯がとても美味しい。
そして、これが薄味のタレやふわとろの鰻と実に良く合っていました。
帰りの車中で、相方は、早川の「友栄」の方が断然美味しい!と言っていましたが、ヲイラは目指す方向性が異なっているように感じられ、比較出来ないと思いました。
確かに、一般的には「友栄」を支持する人数の方が多いかも知れませんが、「うな平」の支持者も負けていないと思います。
若者や女性は「友栄」、やや歳のいった男性、なかでも酒飲みは「うな平」なんて構図に分かれるかも知れません。
この日、我々と、ほぼ同じ時刻に店を訪れたにも拘わらず、入店出来ずに帰っていった家族連れがいました。
どうやら、予約なしで訪れたようでした。
帰り際、ご主人と女将さんと少し会話をする機会があり、「席が一杯空いているのに、何故、入店を断ったのか?」尋ねてみました。
すると、「ご飯を炊く事から、うなぎの調理までの一工程、一工程を全て1人で、一食ずつ全霊を込めて仕事しているので、予定外のお客さんに対応する事が体力的に叶わなくなっているんです。」と言う答えが返ってきました。
ご主人も高齢になり、満席になるまで客を取らないようにしているようです。
1959年から営業を続けている老舗のこちら。
高齢により体力が衰えても、調理プロセスには一切手を抜かず、客数を抑える事で乗り切ろうと頑張っているご主人。
いつまでも、ご主人の拘りが詰まった鰻が口に出来ると思ったら、大間違えかも知れません。
気になる方は、是非、早めの訪問をお勧めします。