鵠沼界隈グルメ達の求めるものが、全て此処に在り!! : ビストロ ラ ブリーズ

この近隣に住む人達には、日本で名立たる懐石料理店は勿論の事、NOMA（コペンハーゲン）、El Bulli
（カタルーニャ）、Le Normandie（バンコク）、天龍軒(香港)、AoBa（台北市）等の和洋中レストラン
にて食べ歩きし、気に入った食材は自ら海外から個人輸入しないと気が済まない様なグローバルな味覚を
持った鵠沼界隈のグルメ達が多く佇んでいます。

しかも土地柄、気取った事が大嫌いで、格式張ったスタイルは敬遠し家庭的な雰囲気を好みます。
そうかと言って、味覚には超こだわりを持ち、且つプライスもリーゾナブルでなければ
納得しないという人種なんです。

要するに、一口に言うと『気取らない実力者』が大好きな人達です。

そのような人達が大事にする一軒家レストランは、この界隈に幾つか有るのですが、
今回は、その内の ビストロ ラ ブリーズ を御紹介したいと思います。
（あえて地元の飲み仲間からの非難を受ける覚悟で……。）

私は、素晴らしいレストラン（万国共通で）には、五つの要素が有ると思っています。
① 空気　② 食材　③ シェフの技量　④ 雰囲気　⑤ プライス　です。

ここ、ラ ブリーズ　は、次の通りです。

① 空気：海辺の側ですので、酸素濃度、マイナスイオン共に十分です。
　　　　　（フードはもとより　ワイン、ビールには最高のコンディション！！）

② 食材：地産地消を是とし、魚介類は店舗より約100メートル先の片瀬海岸漁協より毎早朝、
　　　　 仕入れているので鮮度抜群。魚は早朝に相模湾を回遊していたものです。
　　　　 肉類は、五つ星ホテル御用達業者からの納入です。　　　　　

③ シェフの技量：オーナーシェフは帝国ホテルのレ・セゾンにて18年間修業の後、独立開業されています。
　　　　　　　　　（技量が有るので辞める時には、相当の引留めが有った模様）
　　　　　　　　 ここまでするのかと感心する程,丁寧な素材の下処理が成されており、味付けも、素材の味を
　　　　　　　　 消し去った上での調理では無く、全て『食材の持つ旨味』を生かした料理ばかりで流石！！
　　　　　　　　 と感服せざるを得ません。
　　　　　　　　 前菜を食べる状況を見ながら、作り置きでない、作り立ての料理がタイミング良く目の前に
　　　　　　　　 サーブされるので、2席有るカウンター席で食べていると、銀座の高級寿司店に来た様な
　　　　　　　　 感覚になります。

④ 雰囲気： オーナーシェフ御夫妻でやられているので、とても家庭的です。
　　　　　　3人の小さな御子さん達が居られるようで、時折、カトラリーを拭くなど 御手伝いをされている姿を
　　　　　　見受けます。少子化の御時世ですから応援したくなりますよね。

⑤ プライス： とてもリーゾナブルなプライスです。
　　　　　　　（☆念の為ですが、内容は東京五つ星ホテルと同等です。決して引けを取りません。）　

　　　　　　　一例を挙げますと、

　　　　　　　限定ランチ　　　￥1,300.-　（内税）
　　　　　　　　☆1日 5食のみ:　 スープ、限定メイン料理、コーヒー　or 紅茶

　　　　　　　Ａランチ　　　　￥1,600.-　（内税）
　　　　　　　　　　　　　　　　 スープ、メイン料理（肉 or 魚）、コーヒー　or 紅茶

　　　　　　　Ｂランチ　　　　￥2,100.-　（内税）
　　　　　　　　　　　　　　　　 前菜、メイン料理（肉 or 魚）、コーヒー　or 紅茶

　　　　　　　Ｃランチ　　　　￥2,600.-　（内税）
　　　　　　　　　　　　　　　　 スープ、肉料理、魚料理、コーヒー　or 紅茶

　　　　 ＜★全て、消費税込みの内税価格。サービス料名目の様な後出しジャンケンの類は
　　　　　　　　　一切、有りません。これポッキリ！！ってやつですね。＞


私は、昼には1人ですが、夜には家族5人で御世話になっており、家族も皆、とても美味しいと大ファンです。
特に、アラカルトの「キノコのマリネ」は、家族の大好物で、いつもお店のストックを空にしてしまいます。
近隣在住の、某メガバンク頭取夫妻も気軽に通われていたビストロです。

もし、東京に出向き、五つ星ホテルのディナーを食べたら、How much ? と考えると…、
その予算でこちらには4回程、来ることが可能な訳ですから、絶対に御薦めです。
（実際に、東京から小田急ロマンスカーで初めて来られた方々は、お会計の際に、あまりの
　リーゾナブルプライスに驚かれるようですよ。）

事前に電話連絡すれば、お店の前には、小さなドッグスペースも有る様です。