住まいと暮らしの総合生活産業が母体の焼鳥店 : 鎌倉だるま

この日は鎌倉ウォーキング。

やって来たのがこちらの焼鳥店。

場所は、鎌倉市佐助という閑静な住宅街で、JR鎌倉駅西口から
市役所の通りをまっすぐ徒歩12分ほどのところにあります。

2019年11月7日にオープンした、住まいと暮らしの総合生活産業、
株式会社三春情報センターの運営する、ろばた焼き 楽市楽座の姉妹店の位置づけ。

同グループは、暮らしに関わる多種多様な事業を展開しており、
飲食事業もその一つということで今回は焼鳥店をオープンした次第。

ろばた焼き 楽市楽座のオープンと同時期に、
こちらの焼鳥店のオープン情報も得ていたのですが、
その後のコロナ禍の影響からか一向にオープンの気配がないまま数か月が経ち。
やっとこさ、2020年7月17日にオープンしたものです。

オープン当初はランチ営業をしておらず、検討中とのことでしたので、
しばらく様子を見ていると、2020年10月12日にランチ営業も始めましたね（＾＾）
同時に営業時間と定休日も2020年10月から変わったようで。
超珍しく店舗情報に反映されていますがｗ

公式FBに掲載されているランチメニューは、

・焼き鳥屋さんのガパオ風ライス　880円（税抜）
・やみつきキーマカレー　880円（税抜）
・大将の日替りごはん　780円（税抜）

の3種類のみ。かなり絞ってきていますね。

日中は焼鳥の仕込みを行っている関係上、ランチのみの提供で、
残念ながら焼鳥をつまみに昼飲みというのは出来ないんです・・・

ということで普通にランチ利用で訪問してみました。

住まいと暮らしの総合生活産業が母体なだけに、黒壁のシックな印象のファサード。
この閑静な鎌倉の住宅街に上手く溶け込んでいると思います。

店頭に掲示されているランチメニューは公式FBと同じでしたので、
すぐに暖簾をくぐって店内へと進みます。

入るとすぐに手指消毒のセレモニー。

店内は厨房に沿ってカウンター8席有りますが、6席分のみ利用可能に。
そして窓に沿って、2名掛けテーブル3卓、4名掛けテーブル1卓。

カウンター、テーブルどちらでもどうぞと促されましたが、
カウンター手前に座ることにしました。

卓上には同じ内容のランチメニュー。
日替りの内容を伺うとから揚げとのことでしたので、当初の予定通り、

・やみつきキーマカレー　880円（税抜）
・消費税10％　88円
合計：968円

を注文することにしました。

お店は、男性2名、女性1名の計3名で切り盛り。

店長さんらしき男性の方は焼鳥の串打ち中です。
何でもそうですが、仕込みって地味で大変ですよねえ。

なので実際のランチ営業は若い男性スタッフと女性スタッフで回している感じ。
とは言ってもお客さんは私しか居ないんですけどね（＾＾；

店内もダークグレー主体の壁に、ナチュラルな色合いの木目カウンター。
高い天井となかなか大人の雰囲気漂う落ち着いた空間になっています。

BGMは、洋楽ポップス系。

お冷を飲みながら出来上がりを待ちます。

5分ほどで出来上がりました。

やみつきキーマカレーの内容は以下になります。

・鶏出汁
　　青ねぎを浮かべた鶏出汁。
　　やや済んだ色合いで、すっきりとした鶏出汁です。
　　なかなか美味しいですよ。

・やみつきキーマカレー
　　横長の渋い皿でのサーブ。
　　中央にドーム状に盛られたライス。200g前後のカレーとしてはやや少なめ。
　　炊き加減はやや固めでこちらはカレー仕様。米自体ももちもちと美味しいです。
　　我家では新潟の親戚からコシヒカリを送ってもらっている関係上、
　　普段から新潟産コシヒカリを食べているのですが、それに近い印象。
　　違ったとしても何かしらのブランド米なんだろうなというクオリティ。
　　そこに半熟玉子が丸々1個添えられています。こういう提供方法は珍しいですが、
　　オペレーションは楽になりますし、こちらも割る楽しみもあるしね（＾＾）
　　割ってみると若干黄身が固まりかけている部分もありました。
　　かかっているカレーソースはそのものズバリのキーマカレー。
　　甘みがベースで癖も無くてコクもあり、万人受けするものですね。
　　このままでも美味しいのですが、私の場合は辛さも欲しいので、
　　卓上の七味を途中から加えて味変しました。
　　添えられたサラダは、ミニトマト、レタスミックス、水菜のサラダ。
　　玉ねぎの風味が印象的な野菜ドレッシングが掛かっていました。
　　このドレッシングは好みで美味しかったです（＾＾）

この内容で968円。
場所柄、お値段なりかなと。贅沢をいえばドリンク付きであれば良かったのですが。

観光名所の一つである銭洗弁財天に向かう途中の観光客が、こちらまで
足を向けてくれるかが、ランチ営業の成功のポイントでは無いかと思いました。

地元客は昼はここで食べ無いかなあとも思いましたので。
逆に夜は地元客しか来ないような立地でもありますけどね。

箱もいいですし料理に関しても、ろばた焼き 楽市楽座の
姉妹店であることを考えるとイケているのは予想できます。

炭火で丁寧に焼き上げる大山鶏の焼鳥を食ってナンボなんでしょうけど、
なかなかこのロケーションで夜に訪問する機会は無いかなと。

16時からであればテイクアウトは出来ますので、
可能性としてはテイクアウトをして家で焼鳥を楽しむしか無いかなあ。

ご馳走様です！（2020/10現在、3.04ポイント）