ご主人は、すぐ近くにあったモグラ食堂の夜を担当されていた方 : ノラヤ

この日は鎌倉ウォーキング。

やって来たのがこちらのカフェ＆バル。

場所は、鎌倉の観光スポットである浄妙寺の手前。
鎌倉駅から歩くと25分ほど掛かりますので普通の方は駅から京急バスに乗って
浄明寺で下車するとすぐ近くになります。

ややこしいのがお寺は浄妙寺で、住所やバス停は浄明寺。
絶対に間違えそう。

以前は、レコードの制作・発売、旅に関するコンテンツの発信などを手掛ける、
スタジオイオタが運営するイオタ デリアンドカフェだったのですが、
2019年12月20日からNORAYAとしての新たなスタートを切りました。

実はこちらのお店のご主人は、すぐ近くにあったモグラ食堂の
店主さんのご子息で、モグラ食堂の夜を担当されていた方。

この度、モグラ食堂の閉店に伴い、
夜担当だったご子息がこちらのお店を昼も含めて切り盛りすることに。

カフェ＆バルですので昼飲みも出来るんだろうなと考えて、
いつものごとく昼飲みをしに参上した次第。

まずは店頭掲示のメニューを眺めますが、これはランチメニューでした。

まあ、何かは出来るだろうと考えてドアを開けて店内へ。

厨房に沿って、カウンター4席。4名掛けテーブル2卓というキャパ。

意外と言っては失礼ですが、テーブルは満席でした。
なので私はカウンター左端に座ることにします。

お店は、ご主人お一人で切り盛り。比較的にお若い方ですね。
私よりは余裕で若いです。

店内は、イオタ デリアンドカフェをそのまま活用。
白い壁を基調として、ウッディな造りに。

BGMは、洋楽ポップス系が流れていました。

メニューを渡され、眺めてみるとランチでも余裕でおつまみがあります（＾＾）

ということで、この日は以下を頂くことにしました。

・ビール L　700円
　　400ml前後のボリュームだと思います。
　　注ぎ方も上手で美味しいです。

・おそうざいプレート　1000円
　　内容を伺うとこの日は肉だらけとのことでしたが、
　　どうせ赤ワインも飲むのでそれで全然OKと（＾＾）
　　この日の内容は、鶏ハム、霧島豚のハム、ラムレーズンのパテ、
　　ドライパテ、安納芋、大根、葉物サラダの盛合せ。
　　そこに珍しいのですが、生胡椒ペーストを添えています。
　　鶏ハムはむね肉の部位であっさりと美味しく。
　　霧島豚のハムはロースの部位と思われますが、
　　肉の味が濃いですね。脂身も甘くて。
　　ラムレーズンのパテは緩めのパテ・ド・カンパーニュのような味わい。
　　そこにラムレーズンの香りが加わって。
　　ドライパテは大きな円筒形のものをスライスした模様。
　　スパイシーでドライですのでやや固めの食感。
　　安納芋と大根はボイルされており、葉物系はソルト＆オリーブオイル。
　　そこに生胡椒ペーストのアクセントがいい味を出してくれますよ。
　　それぞれ異なる味わいですので、肉のオンパレードですが飽きることも無く。
　　それもこれ全てが自家製ですからね。

・Augment Cabernet Sauvignon Aged in Bourbon Barrels　750円
　　重めでスパイシーなものをお願いすると、こちらを抜栓してくれました。
　　カルフォルニアの赤ワイン。
　　ぶどうは、カベルネ・ソーヴィニヨン。
　　第一印象は、果実味がたっぷり。
　　タンニンはほどよく、酸味は穏やかな感じに。
　　ミディアムよりもフルボディに近い印象を受けました。
　　いずれにせよ旨いですよ（＾＾）

・大分産ひがた美人の蒸し牡蠣　0円 ※サービス
　　常連さんが大量に送ってくれたとのことで如何ですか？
　　という神のようなご提案が（＾＾）/
　　大分産ひがた美人とは初めて聞くのですが、
　　日本三大干潟である、大分県の中津干潟で、
　　最先端の技術により養殖をされた小粒の牡蠣のこと。
　　生でもいいんですが、蒸した方が美味しいのでと蒸し牡蠣に。
　　なんと3個もサービスしてくれて。
　　ビジュアルとしては日本でよく見かける平たい岩ガキタイプではなく、
　　海外産とかでよく見かける小粒だけどぷっくりと厚みのある貝殻。
　　小ぶりなのですが、身はびっしりと詰まっていますよ。
　　殻だけデカくて身は痩せ細ったものもありますからね。
　　食べてみると味が濃いんです。旨味もしっかりと。
　　食感も柔らかく無くて噛み応えもありますね。
　　いやあ、素晴らしい常連さんでは？
　　これを箱でたんまりと送ってくれるなんて。

これで〆て2450円。なんと税込の明朗会計。

飲み食いしている間は時折ご主人とも会話をさせて頂きましたが、
いわゆるナイスガイという感じで楽しかったですよ（＾＾）

一見なのにこんなに美味しい蒸し牡蠣をサービスしてくれたり。

現在はイートインのみなのですが、デリカテッセンのように
テイクアウトやランチボックスのようなものも始めようかなと仰っていました。

ご主人は、イオタ デリアンドカフェも手伝っていましたし、
モグラ食堂の夜の部を担当していましたので、
既に常連さんの固定客で溢れている印象でした。

想像以上に満足な昼飲みが出来て良かったです（＾＾）

ご馳走様です！（2020/2現在、ポイント無し）