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食べログ フレンチ EAST 百名店 2023 選出店
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フィエルテのフレンチは日常食ではありません。人生へのご褒美なんです(* ̄∇ ̄*)b
毎度のことながら☆☆☆レストランのスペシャリテ級の皿を出してくるフィエルテ
2024年6月上旬に再訪です。
この日はかみさんとディナー。
やって来たのがこちらのフレンチ。
場所は、JR鎌倉駅西口の御成通りからちょいと脇道に入った建屋の2F。
ディナーは、14850円、19250円というコースがあるのですが、
我々はいつもさらなるグレードアップを求めて、
素材に応じてコース料金を設定願いますと伝えての予約になります。
なのでコース料金は時価になります。
階段を上がって手指消毒のセレモニーをしてからお店のドアを開けて店内へ。
我々は決まってカウンターの右端に案内されます。
ここがシェフの目の前になるので一番の特等席なんです (〃^▽^〃)
さて、いつもの通りにBGMはジャズの調べ。
席上にはこの日のメニューが印刷されて置かれています。
今宵もワクワクするような素材がズラッと並んでますぜ (* ̄∇ ̄*)b
こちらのお店は単品のドリンクもあるのですが、
・ワインペアリング 3杯 3850円
・ワインペアリング 5杯 7150円
・ワインペアリング 7杯 8800円
というものがありますので、その人の酒量に合わせてチョイス可能。
お店は、シェフとスーシェフのいつもの布陣。
そんなこんなで私は、
・ワインペアリング 概ね7杯コース 8800円
かみさんは、
・ワインペアリング 6杯ちょいコース 7920円
をオーダーです。これらは我々だけの専用メニューです (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
さて、この日のシェフおまかせコース(時価26000円)の内容は以下になります。
・Charles de Cazanove Tête de Cuvée Champagne
私とかみさんのワインペアリング1杯目。
シャンパンです。
ぶどうは、ピノ・ノワール 50%、シャルドネ 30%、ピノ・ムニエ 20%。
綺麗なシャンパンゴールドを形成。
相変わらずシトラス系の酸が心地良くて美味しいです。
・焼きナス/アーモンド/竹炭
竹炭エクレアで、焼きナスとアンチョビクリームをサンド。
アクセントに、生のアーモンドをスパイス&ハーブで煮含めて
香ばしくローストしたものも加えています。
これらのテイストやテクスチャーが複雑に組合わさって旨いなあ(〃^▽^〃)
アーモンドは本当におつまみ風味に仕上がっていましたよ。
カルディとかで売ってそう (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
・鳥取県産 鰯/仏産 キャビア
自家製フォカッチャの上に、炙った鰯、キャビア、シブレットを積み重ねたアミューズ。
これがアミューズなんですから贅沢なもんですよ(^^;
これらの組合せで美味しくないわけが無いでしょう (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
・Chanzy Bouzeron 'Les Trois 2021
私とかみさんのワインペアリング2杯目。
フランス・ブルゴーニュの白ワイン。
ぶどうは、アリゴテ。
骨太のニュアンスですが、酸のバランスが良くて、この後の皿の甘みを引き出す役割。
・新玉ねぎ/北海道産 雲丹/福島県産 ホワイトコーン
底が深めの器に、新玉ねぎの冷製スープを注ぎ入れ、
フレッシュな雲丹とホワイトコーンを散りばめ、シブレットで仕上げたもの。
全ての素材の甘みを引き出していてこれもたまらん(〃^▽^〃)
・Marsanne Louis Cheze 2021
私とかみさんのワインペアリング3杯目。
フランス・ローヌの白ワイン。
ぶどうは、マルサンヌ100%。
綺麗な黄金色。丸みのあるニュアンスですが、口に含むと香りがぶわっと来ます。
トロピカルなフレーバーもありますが、後口にビター感もある美味しい白ワイン。
このタイプのテイストは珍しいと思いました。唯一無二のような。
・自家製ミルクパン
いつもながらに可愛らしい形状。
今回はレシピを見直したそうですが、本当にミルク感たっぷりのフレーバーに変身。
これだけで完結するくらいの美味しさに変わっていますね。
ソースを拭うのにちょうどいい、程よい柔らかさは健在で(* ̄∇ ̄*)b
皆さん、フィエルテの絶品ソースは残さんでくださいよ。
残されるとシェフは凹みますので (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
・愛知県産 鮎/水ナス
鮎の身はセモリナ粉をはたいて揚げ焼き風に仕立て、頭と骨はカリカリのせんべいに。
それらの間に隠れるように細切りの水ナスを忍ばせ、鮎のジェラート、鮎のソース、
ジャガイモのピューレ、抹茶の泡で仕上げた一皿。
抹茶の泡を合わせるアイデアが凄いんですけど鮎の苦味とベストマッチ(* ̄∇ ̄*)b
骨せんべいの香ばしい旨味に、鮎のジェラートのワタの凝縮した旨味。
これぞフレンチならではの鮎の食べ方でしょう(〃^▽^〃)
・Domaine Laffitte Colombard & Ugni Blanc
私とかみさんのワインペアリング4杯目。
フランス・シュッド・ウエストの白ワイン。
ぶどうは、コロンバール、ユニ・ブラン。
淡いレモンイエローの色味で、飲んでみるとむっちゃグレープフルーツのようなシトラス感。
これも旨いなあ。
・長崎県五島列島産 岩ガキ<椿>/アスパラソバージュ
椿というブランド岩ガキを本当にギリギリの火入れでポッシェし、
ブールブランソースを回しかけ、アスパラソバージュを添えた一皿。
岩ガキはレアという表現もそぐわないほどに全体的にギリギリに火が入っています。
これぞフレンチと言わんばかりの。
アスパラソバージュってつくしみたいな形をしていますが、
ヨーロッパに広く自生する山菜で、アスパラとは別分類に属します。
ユリ科オオアマナ属の多年草で、別名「アスペルジュ・ソバージュ」、
「アスパラガスソバージュ」ともいわれています。
でも穂先の部分はアスパラっぽさがあってコクがあるんです(〃^▽^〃)
・Montoya Chardonnay Monterey 2020
私とかみさんのワインペアリング5杯目。
アメリカ・カリフォルニアの白ワイン。
ぶどうは、シャルドネ100%。
フィエルテでは珍しいアメリカの白ワイン。
酒屋が是非試して欲しいとのことで持ってきたそうです。
トロピカルフルーツや黄桃などの甘い香りのニュアンス。
ボディはほどほどに果実味と酸味のバランスが良いですね。
・ブルゴーニュ産 オマールブルー/花ズッキーニ
出ました、オマールブルー(〃^▽^〃)
その上、花ズッキーニと来ましたのでこのメニューを見た瞬間にヤバいのではとの予想。
オマールブルーをバターでブレゼしたものにムースを合わせ、
花ズッキーニでそれらを包み込み、刻んだ野菜を炒めて、
オマールブルーの出汁と少量のクリームとバターで作ったソースで仕上げた一皿。
もうこれが旨いのなんの。なんちゅー旨味を出しまくっているのか。
オマールブルーの出汁でこれだけの旨味が出せるのか???
味覇(ウェイパー)使ってないよねというくらい (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
毎度のことながら☆☆☆レストランのスペシャリテ級の皿を出してくるフィエルテ。
そのどれもが一期一会のその場限りの料理というのが凄いんです(* ̄∇ ̄*)b
シェフも二度と同じものを作れんのです (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
・自家製ライ麦パン
このタイミングで2個目のパンのサーブ。
自家製ミルクパンがリニューアルしたことで
より一層ライ麦パンとの違いが克明になりました。
・Château Coulane Madiran 2018
私とかみさんのワインペアリング6杯目。かみさんはお試しでほんの少量。
フランス・シュッド・ウエストの赤ワイン。
ぶどうは、タナ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン。
スモーキーなフレーバーが印象的。ヒノキのような感じもあります。
飲むとドライフルーツ系のテイストでフルボディのわりには飲みやすいかも。
次なる鰻とフォアグラに合わせた1杯。
・愛知県産 鰻/仏産 フォアグラ
まずはパイ包み焼きの状態でのプレゼンテーション。
その上部には「うなぎパイ」と書かれていて (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
それから切り分けていきます。
鰻を蒸し焼きにしてから皮目を香ばしく焼き上げたもので、
フォアグラをサンドし、パイ包み焼きにしたもの。
そこに、鰻の骨から取った赤ワインとポルト酒の甘いソースで仕上げています。
トロトロのフォアグラに、香ばしく焼き上がった鰻の旨味と香り。
それらを纏め上げるパイ生地に甘酸っぱいソース。
くはあっ。これぞ、ザ・クラシックな一皿でしょう(* ̄∇ ̄*)b
・Miraval Rose Provence 2022
私とかみさんのワインペアリング7杯目。
フランス・プロヴァンスのロゼワイン。
ぶどうは、サンソー、グルナッシュ、シラー、ロール。
フレッシュなシトラス系のアロマ。
口に含むとリッチでフルーティーなテイストが広がり、
その後にミネラルや酸も感じますね。これも美味しい。
・長崎県五島列島産 13日熟成 スジアラ
フィエルテお得意の熟成技です。
13日間熟成したスジアラは皮目を香ばしく焼き上げ、
スジアラのシャンパンフリット、グリーンアスパラ、スナップエンドウを添えて、
ビネグレットソース、エストラゴンで爽やかに仕上げた一皿。
しっとりとして味の凝縮したスジアラの身に、皮目の香ばしさ、
そこにビネグレットソースなどの爽やかな酸味が心地良く。
・Famille Perrin Gigondas La Gille 2020
私とかみさんのワインペアリング8杯目。かみさんはお試しでほんの少量。
フランス・ローヌの赤ワイン。
ぶどうは、グルナッシュ80%、シラー20%。
グルナッシュらしい果実味と、シラーらしいスパイシーさ。
ボディはフルボディ。この後の小鴨をこちらで迎え撃ちます。
・鹿児島県産 小鴨/愛知県産 無花果
無花果の文字が期待をさせてくれます(〃^▽^〃)
ニンニクとタイムを詰めてローストした小鴨を切り分け、
ローストした無花果、もも肉、むね肉、ささみ、舞茸を積み重ね、
小鴨のジュ、フォンドヴォー、赤ワインなどのソースで仕上げ。
期待通りにじっくりと焼かれた無花果の甘みが小鴨の味をさらに昇華。
骨付きもも肉はむしゃぶるように食べ進め。
・Héritage du Temps Muscat de Rivesaltes 2020
私のワインペアリング9杯目。かみさんはギブアップ。
フランス・ラングドックの酒精強化ワイン。
ぶどうは、ミュスカ・ド・リヴァルテ。
マスカットフレーバーでデザートワインらしい甘みを持っていますが癖は無いです。
・スペイン産 塩/スペイン産 オリーブオイル
陶器の中には、真っ白なスペイン産 塩のジェラート。
そこに、スペイン・アンダルシア州コルドバに根付いた品種、ピクアル100%の
エキストラ・ヴァージン・オリーブオイル ALEXIS MUNOZをかけて完成。
相変わらず超シンプルですが旨いです。塩もオリーブオイルも素晴らしい。
そう思わせる、その加減が凄いんだと思います(* ̄∇ ̄*)b
・Capitain Gagnerot Fine de Bourgogne Grande Reserve 2860円
ワインペアリングは終わりましたが、私の場合はデザートに合わせた
食後酒もサーブされるようになっています。
今回は6種類の食後酒の中から新顔のこちらをチョイス。
ブルゴーニュのブランデー。
赤・白ワインを仕込んだ際に生じる、樽の底にたまった澱から造る
フィーノというブランデーらしいです。
45度の度数がありますが、ぶどうの搾りかすから造るマールよりもアタック感が強いかも。
特に芳香の強さを感じます。
かみさんが眠そうにしていたので匂いを嗅がせると飛び起きました (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
・長崎県産 リュバーブ/キウイ/クレームダンジュ
クレームダンジュ、リュバーブアイス、リュバーブのソースの上から、
仕上げにシェフ自らフローズンルビーキウイをスライスしながらかけて完成。
甘酸っぱいクレームダンジュに、これまた甘酸っぱいリュバーブ、ルビーキウイの協演。
・お茶菓子
ミニャルディーズです。
1つ目はミニパフェ。
カルダモンやシナモンのスパイスパンナコッタ、ブルーベリームース、
シャルトリューズのジェルなどを積み重ねたパフェ。
焼菓子は、燻製したクルミっ子オマージュの煙っ子、デュカクッキー、
紅茶のケーキ アーモンドプラリネ添えになります。
デュカクッキーはこれまた酒が欲しくなる味わいですよ。
・ハーブティー
かみさんのオーダーです。
・ホットコーヒー
私のオーダーです。
これで〆て71580円。一人当たり約35790円。タッチレスのPayPayでのお支払い。
最後には恒例の印象に残った一皿を選ぶのですが、
私もかみさんもこの皿の感動を超えることは出来ずに意見は一致。
ということで、
・ブルゴーニュ産 オマールブルー/花ズッキーニ
を選出しました。
もはや有り得ないくらいのオマールブルーの旨味が出まくっていて、
その旨味を吸いまくった野菜が天国で育てられたような極上の美味しさに昇華。
毎度のことながら☆☆☆レストランのスペシャリテ級の皿を出してくるフィエルテ。
そのどれもが一期一会のその場限りの料理というはかなさ。
次回の訪問は8月になりますが、超意外なことに4年振りの8月訪問になるんです(*゚Д゚*)
夏真っ盛りの8月上旬になるのですがどんな食材に出会えるのか楽しみ(〃^▽^〃)
ご馳走様です!(2024/6現在、3.79ポイント)
イノベーティブな皿も出せますが、フィエルテの真骨頂はクラシカルな皿(* ̄∇ ̄*)b
2024年4月上旬に再訪です。
この日はかみさんとディナー。
やって来たのがこちらのフレンチ。
場所は、JR鎌倉駅西口の御成通りからちょいと脇道に入った建屋の2F。
ディナーは、14850円、19250円というコースがあるのですが、
我々はいつもさらなるグレードアップを求めて、
素材に応じてコース料金を設定願いますと伝えての予約になります。
なのでコース料金は時価になります。
階段を上がって手指消毒のセレモニーをしてからお店のドアを開けて店内へ。
我々は決まってカウンターの右端に案内されます。
ここがシェフの目の前になるので一番の特等席なんです (〃^▽^〃)
さて、いつもの通りにBGMはジャズの調べ。
席上にはこの日のメニューが印刷されて置かれています。
今宵もワクワクするような素材がズラッと並んでますぜ (* ̄∇ ̄*)b
こちらのお店は単品のドリンクもあるのですが、
・ワインペアリング 3杯 3850円
・ワインペアリング 5杯 7150円
・ワインペアリング 7杯 8800円
というものがありますので、その人の酒量に合わせてチョイス可能。
お店は、シェフとスーシェフのいつもの布陣。
そんなこんなで私は、
・ワインペアリング 7杯コース 8800円
かみさんは、
・ワインペアリング 5杯コース 7150円
をオーダーです。
さて、この日のシェフおまかせコース(時価26000円)の内容は以下になります。
・Champagne Charles Montaine Brut
私とかみさんのワインペアリング1杯目。
シャンパンです。
ぶどうは、ピノ・ノワール63%、シャルドネ22%、ピノ・ムニエ15%。
ピノ・ノワールが多めですが綺麗なシャンパンゴールドを形成。
甘酸っぱいニュアンスで、余韻はスッと抜けていく印象。
いずれにせよ旨いですよ(〃^▽^〃)
・トースト/デュカ/フルムダンベール
黒胡椒、レーズン、デュカの香り。
フルムダンベールという青カビチーズを使ったエクレア。
・仏産コンテ
コンテチーズのドーナツです。揚げ立てなので温かいです。
・Château du Moulin 2021
私のワインペアリング2杯目。ほぼ1杯目と同時にサーブ。
フランス・ボルドーの赤ワイン。
ぶどうは、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー。
ミディアムボディくらいの重さでスパイシー。
マッコウクジラのハツに合わせた1杯。
・マッコウクジラ ハツ/イベリコ豚/胡桃
カリッと焼いたパンの上に、マッコウクジラのハツのコンフィ、
イベリコ豚のチョリソー、刻み野菜などを盛り付けたアミューズ。
マッコウクジラは初めて食べますね。貴重な経験ですよ。
・Audacia Chenin Blanc 2022
私のワインペアリング3杯目、かみさんの2杯目。
南アフリカの白ワイン。
ぶどうは、シュナンブラン。
酸化防止剤の代わりにルイボスを使ったワイン。
白桃のニュアンスがあり果実味がしっかり。
・北海道産 雲丹/新玉ねぎ
雲丹のフラン、フレッシュな雲丹、新玉ねぎのブルーテ、シブレット。
新玉ねぎの甘みと雲丹のコクと旨味が出ています。シブレットがきりッと締めてくれて。
・自家製ミルクパン
程よい柔らかさで、ソースを拭うのにちょうどいいんです(* ̄∇ ̄*)b
なのでこれで新玉ねぎのブルーテを綺麗に拭って完食。
・Saint Vincent Muscadet 2022
私のワインペアリング4杯目、かみさんの3杯目。
フランス・ロワールの白ワイン。
ぶどうは、ミュスカデ。
ミュスカデらしい爽やかで青々とした印象ですが、ミネラルのある骨格も併せ持ちます。
・鹿児島県産 そら豆/富山県産 蛍烏賊/三陸産 帆立
これはメニューを見たときに好みだろうなと直感(〃^▽^〃)
そら豆のソテー、そら豆のニョッキ、蛍烏賊のコンフィ、レアに仕上げた帆立。
そこにパセリのソースをまとわせて。
青々としたそら豆の美味しさに蛍烏賊のワタの濃厚な旨味。
それらをまとめるパセリの爽やかさ。これは旨いねえ(〃^▽^〃)
・Montagny 1er Cru Aladame 2021
私のワインペアリング5杯目、かみさんの4杯目。
フランス・ブルゴーニュの白ワイン。
ぶどうは、シャルドネ。
果実味とその旨味が強いです。余韻に残る酸味もしっかりと。
・Chateau Haut Grelot Selection Blanc Blaye Cotes de Bordeaux 2021
私のワインペアリング6杯目、かみさんの5杯目。
フランス・ボルドーの白ワイン。
ぶどうは、ソーヴィニヨン・ブラン。
ドライアプリコットのニュアンスで果実味しっかり。
温度が上がるとトーステッドな香ばしさも。
・仏産 ホワイトアスパラ/愛知県産 手長海老
これもメニューを見たときに好みだろうなと直感(〃^▽^〃)
ホワイトアスパラのピューレに押し麦のリゾットを加え、
ホワイトアスパラのムニエル、4尾分の手長海老のミソを詰めた頭、そして卵。
これは期待通りに秀逸(〃^▽^〃)
ホワイトアスパラガスのコクに、手長海老のミソを主体とした旨味。
頭の殻の部分は香ばしさと旨味の結晶ですよ。
かみさんは頭の殻を残したので私がもらって成仏(* ̄∇ ̄*)b
・Rosé d'Emraude Domaine de Saint-Guilhem 2019
私のワインペアリング7杯目、かみさんの6杯目。
フランス・フロントンのロゼワイン。
ぶどうは、ネグレット、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー。
苺のフレーバーをビシバシ感じます。
飲むとサクランボのような甘酸っぱさがありますが、決して甘いのではなくて美味しいです。
・仏産 リードヴォー/仏産 黒トリュフ/広島県産 牡蠣
仏産リードヴォーと広島県産牡蠣のヴォロヴァンです。
ヴォロヴァンとは、フランスのクラシカルな料理の一つで、
パイをくり抜いて今回の場合は、リードヴォー、牡蠣、玉ねぎ、ベーコン、
トリュフなどをこれでもかと詰め込んだもの。
もはや溢れまくっていますが (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
リードヴォーと牡蠣をどのように組み合わせるんだろうと思いましたが、
ここまでど直球に濃厚なソースとパイ生地で合わせてくるとは思いませんでした。
なるほど。これであれば確かにリードヴォーと牡蠣が融合しますね(* ̄∇ ̄*)b
ちなみにフランス産黒トリュフは旬の時期に仕入れたものを冷凍保存していたものです。
フレッシュな状態のまま保存していますので香りが飛んでいなかったですね。
・自家製ライ麦パン
このタイミングで2個目のパンのサーブ。
・CHATEAU DE BOIS BRINCON ANJOU BLANC TERRE DE GRES 2020
私のワインペアリング8杯目、かみさんの7杯目。
フランス・ロワールの白ワイン。
ぶどうは、シュナン・ブラン。
白桃の蜜のニュアンスを感じますね。同時にミネラル感も。
・島根県産 9日間熟成 甘鯛
9日間熟成した甘鯛松笠焼きをアサリの出汁とほうれん草も使った春菊のスープに浮かべ、
ベルガモットオイルで香りづけをしたものです。
熟成した甘鯛は程良く水分が抜けて旨味が凝縮。パリパリの鱗もたまらんです(〃^▽^〃)
そこに春菊などの爽やかな香りに追い打ちをかけるのがベルガモットオイル。
これはかなりのアクセントになっていましたよ。
この前の皿が超濃厚でしたので、今度は柑橘系の爽やかさを出したのかも知れません。
・Domaine des Ronze Les Charmes Morgon 2019
私のワインペアリング9杯目。
フランス・ボジョレーの赤ワイン。
ぶどうは、ガメイ。
酸味とタンニンがしっかりとあります。それを生かすために温度は低めに。
飲み進めると甘みも感じます。この後の乳飲み仔牛にはジャストフィット(〃^▽^〃)
・仏産 乳飲み仔牛
フランス産乳飲み仔牛のロースをグリエールチーズを混ぜ込んだパン粉でバターソテー。
そこに茨城県産グリーンアスパラ、熊本県産筍、モリーユ茸を添え、
エシャロットとマデラ酒のマデラソースで仕上げた一皿。
乳飲み仔牛は相変わらずミルキーな香りとテイスト。幼い命を大事に頂きます。
グリーンアスパラ、筍、モリーユ茸と脇役も豪華キャストで、
エシャロットの辛みと酸味でどんどんと胃の中に納まっていきます。
これも旨いなあ。
・BELLEVOYE BLANC 2200円
私のオーダーです。
ワインペアリングは終わりましたが、私の場合はデザートに合わせた
食後酒もサーブされるようになっています。
今回は5種類の食後酒の中から久しぶりにこちらをチョイス。
ソーテルヌ プルミエクリュクラッセの樽の樽で熟成した
100%メイドインフランスのトリプルモルトウィスキー。
フレーバーは普通のウイスキーに思えるのですが、
飲んでみると上品な甘さを感じるんです。
次回は、これも久しぶりとなるBELLEVOYE PRUNEを頂こうかなあと(〃^▽^〃)
・HINEMOS SANJI 純米酒 0円
なんとサービス(〃^▽^〃)/ 少しだけ飲ませてくれました。
神奈川県小田原市に蔵を構える、株式会社RiceWineの造る純米酒。
燻製や穀物、杉の木を連想する香りがしますね。
しっかりとした酸味もありますので白ワインのニュアンスも感じます。
なるほど。これなら洋食にも合いますね。
同じく鎌倉のイタリアンであるイルノードでも出してたんですよ。
・五島列島産 塩/シチリア産 オリーブオイル
器の中には、真っ白な五島列島産の塩のジェラート。
そこに、シチリア産 Terrazzino オーガニック エキストラバージン
オリーブオイルをかけて完成。
相変わらず超シンプルですが旨いです。塩もオリーブオイルも素晴らしい。
・愛知県産 せとか/サフラン/DITA
ザクザクのキャラメル生地を土台に、愛知県産せとか、ジュレ、ヨーグルトジェラート、
DITAのゼリーシートを積み重ね、サフランソースで仕上げたデセール。
高貴なサフランの香りがせとかの柑橘フレーバーにマッチング。
・お茶菓子
ミニャルディーズです。
1つ目はミニパフェ。
カンパリのパンナコッタ、クランブル、甘夏ムース、ジュレなどを積み重ねた
カクテルを飲み始めた頃を思い出させる甘いカクテル風ミニパフェ。
焼菓子は、黒糖ときなこを使ったクルミっ子オマージュ
焦がしバターケーキ ラフランスのプラリネ添え、
アールグレイのサブレ レモンジャムとラングドシャ添え。
最後のお茶菓子に至るまで丹精込めてますよね(〃^▽^〃)
・ハーブティー
かみさんのオーダーです。
・アイスコーヒー
私のオーダーです。
これで〆て70150円。一人当たり約35075円。タッチレスのPayPayでのお支払い。
最後には恒例の印象に残った一皿を選ぶのですが、
・鹿児島県産 そら豆/富山県産 蛍烏賊/三陸産 帆立
・仏産 ホワイトアスパラ/愛知県産 手長海老
・仏産 リードヴォー/仏産 黒トリュフ/広島県産 牡蠣
・仏産 乳飲み仔牛
がノミネートされた感じですかね。
私もかみさんも少々悩みます。甲乙付けがたいというか。
何かの基準を設けないと決められなかったので、アスパラと甲殻類好きなところを考慮して、
・仏産 ホワイトアスパラ/愛知県産 手長海老
を私は選出しました。
かみさんは意外にも、
・仏産 リードヴォー/仏産 黒トリュフ/広島県産 牡蠣
を選出していました。この日の中では一番ヘビーな料理なのですが。
確かにこれだけヘビーにも関わらず私のヘルプ無しで完食していたんです。
実は私も決勝戦に残っていたのがこの皿でしたよ(* ̄∇ ̄*)b
どちらの料理もフィエルテを象徴するようなクラシカルな皿だったのではと思います(〃^▽^〃)
次回は6月に伺いますが、どんな食材や料理に出会えるのかワクワク(〃^▽^〃)
鮎の季節にも入りますのでそんな食材も出てくるかもしれませんね。
下書きの時に調べてみると6月に訪問したのは2021年6月以来ですので3年振りになります。
そういった意味でも楽しみな訪問になりそうです(* ̄∇ ̄*)b
ご馳走様です!(2024/4現在、3.79ポイント)
海老の王様 オマールブルーと、ジビエの王様 ベキャスを味わう贅沢
2024年2月上旬に再訪です。
この日はかみさんとディナー。
やって来たのがこちらのフレンチ。
場所は、JR鎌倉駅西口の御成通りからちょいと脇道に入った建屋の2F。
ディナーは、14850円、19250円というコースがあるのですが、
我々はいつもさらなるグレードアップを求めて、
素材に応じてコース料金を設定願いますと伝えての予約になります。
なのでコース料金は時価になります。
階段を上がって手指消毒のセレモニーをしてからお店のドアを開けて店内へ。
我々は決まってカウンターの右端に案内されます。
ここがシェフの目の前になるので一番の特等席なんです (〃^▽^〃)
さて、いつもの通りにBGMはジャズの調べ。
席上にはこの日のメニューが印刷されて置かれています。
今宵もワクワクするような素材がズラッと並んでますぜ (* ̄∇ ̄*)b
こちらのお店は単品のドリンクもあるのですが、
・ワインペアリング 3杯 3850円
・ワインペアリング 5杯 7150円
・ワインペアリング 7杯 8800円
というものがありますので、その人の酒量に合わせてチョイス可能。
お店は、シェフとスーシェフのいつもの布陣。
そんなこんなで私は、
・ワインペアリング 7杯コース 8800円
かみさんは、
・ワインペアリング 5杯コース 7150円
をオーダーです。
さて、この日のシェフおまかせコース(時価38500円)の内容は以下になります。
・Champagne Louis Blanc Blanc de Blancs Brut
私とかみさんのワインペアリング1杯目。
シャンパンです。
ぶどうは、シャルドネ。
外観は淡いゴールド。フレーバーはシトラス系かな。
飲んでみるとシャルドネ100%らしいキレのある艶やかな酸と、
丸みのある果実感があり、調和の取れた味わいがあります。
スーシェフ曰く後半伸びる余韻があると説明がありましたが、
ミネラルの余韻が心地良く続く印象でしょうかね。
いずれにせよ毎回美味しいシャンパンを選んでくれています(〃^▽^〃)
・トマト/パプリカ/干し椎茸/アーモンド
パプリカパウダーを使ったエクレアで、ドライトマトと干し椎茸のクリーム、
ローストアーモンドをサンドしたものです。
トマトの酸味と椎茸の旨味の二重の旨味の相乗効果。
・ズワイガニ/サフラン
ズワイガニのサフラン風味のミニコロッケにサフランソースをトッピング。
一口でパクッとするとサフランの風味に包まれたズワイガニの旨味。
そしてサクサクの衣。これも旨いなあ。20個くらい食いたい (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
・あん肝/ラルド/からすみ
自家製ブリオッシュの上に鮟肝とラルドという豚脂の塩漬けを乗せたもの。
これが鮟肝が無茶苦茶濃厚で、さらにはそこにラルドの旨味が追い打ちをかけると。
ブリオッシュもバターたっぷりですのでこれだけでも素敵なカロリー (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
背徳感のある美味しさですよ(* ̄∇ ̄*)b
これはさすがに20個食うと危険 (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
・Rare Carignan Blanc Vin de France Olivier Coste 2022
私とかみさんのワインペアリング2杯目。
フランス・ラングドックの白ワイン。
ぶどうは、カリニャン。
フレーバーは南国系のニュアンス。
飲んでみると白ぶどうらしいフルーティーさにミネラル感のある後味。
・富山県産 白海老/仏産 キャビア/カリフラワー
皿の下にカリフラワームースを敷いてその上にたっぷりのキャビア。
これだけの量のキャビアを隠していることが奥ゆかしくて素敵 (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
そしてねっとりとした白海老の身の上にフレッシュなカリフラワーをスライス。
混ぜて頂きましたが全ての味が合わさった時に極上のテイストの完成。
この料理は凄い。かみさんもうっとりしていました。
・自家製ミルクパン
いつもながらに可愛らしい形状。
程よい柔らかさで、ソースを拭うのにちょうどいいんです(* ̄∇ ̄*)b
・Domaine Daulny Sancerre Le Clos De Chaudenay 2021
私とかみさんのワインペアリング3杯目。
フランス・ロワールの白ワイン。
ぶどうは、ソーヴィニヨン・ブラン。
ソーヴィニヨン・ブランらしい爽やかさを持っていますが、
グレープフルーツのようなフレーバーとテイストに特長があります。
この後の貝類の皿に合わせた1杯。
・帆立/ミル貝/北寄貝/蛍烏賊/新玉ねぎ/海藻
4種類の貝をあおさ、ふのり、塩昆布、あかもくなどの海藻を使ったバターで仕上げた一皿。
帆立は周りをカリッと焼き上げ、中はレアで黒トリュフをサンドするという手の込みよう。
ミル貝と北寄貝はスライスしての火入れ。それぞれの旨味と風味が異なるのが分かります。
蛍烏賊はコンフィにしてあって、そらまめや新玉ねぎクリームがアクセントに。
これも旨いなあ。貝類は大好物ですしねえ(〃^▽^〃)
・élevage en fut de chene Bourgogne Aligoté 2021
私とかみさんのワインペアリング4杯目。
フランス・ブルゴーニュの白ワイン。
ぶどうは、アリゴテ。
2杯目のRare Carignan Blanc Vin de France Olivier Coste 2022にも似たニュアンス。
飲み続けると程良い酸味も感じてきて美味しいです。
・北海道 白子/白いんげん豆
北海道産白子のムニエルに、ベーコンと玉ねぎを炒めてアサリの出汁と、
バターとオリーブオイルを乳化させたスープで煮込んだ白いんげん豆。
白子もグチャッと潰しながら頂きましたが脳がとろける美味しさ。
これもたまらん。旨過ぎる。
これらの出汁を吸った白いんげん豆も秀逸なんです(* ̄∇ ̄*)b
・Ventoux Rouge Cyparis 2020
私とかみさんのワインペアリング5杯目。
フランス・コート・デュ・ローヌの赤ワイン。
ぶどうは、カリニャン、グルナッシュ、シラー。
赤ワインですがバニラのニュアンスを持ちミディアムボディくらいのやや軽め。
かみさんは重たい赤は好まないのですが、このくらいだと全然OK。
この後のオマールブルーの皿に合わせて。
・ブルターニュ産 オマールブルー/鹿児島県産 牛頬肉
オマールブルーのソテーに牛頬肉のラビオリを添え、
ペリグーソース、焦がし玉ねぎの泡、フランス産冬トリュフで仕上げた一皿。
オマールブルーに牛を合わせる斬新さ。
ペリグーソースとスライス黒トリュフによる挟み撃ち。
あくまでも主役となるオマールブルーの風味を生かすために。
なのでガツンとした味わいではないです。
・自家製ライ麦パン
このタイミングで2個目のパンのサーブ。
・Domaine Bohrmann Bourgogne Les Belles Gouttes Branco 2020
私とかみさんのワインペアリング6杯目。
フランス・ブルゴーニュの白ワイン。
ぶどうは、シャルドネ。
シャルドネにしては穏やかな酸味とフルーティーさ。
・Château Picque Caillou Pessac-Léognan Blanc 2019
私のワインペアリング7杯目。6杯目と同時にサーブされました。
フランス・ボルドーの白ワイン。
ぶどうは、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン。
こちらはしっかりと冷やしての提供。
パッションフルーツのようなしっかりとした酸味が美味しい(〃^▽^〃)
・愛知県産 9日熟成 舌平目/グラチネ
メニューを見たときに期待をしていた一皿。見た目は期待通り(* ̄∇ ̄*)b
帆立のピューレを敷いて、縮みほうれん草とベルモットやクリームなどで作ったソースを
グラチネにし、舌平目の蒸し焼きを鎮座させています。
意外にも舌平目は弾力のある食感。9日間熟成していますので水分が抜けているためかも。
なので味も濃くなっているんだと思います。
まったりとしたソースとの相性は鉄板で期待通りの美味しさ(* ̄∇ ̄*)b
これはかなり印象に残りましたよ。ボリュームも凄いですが。
・Château Haut Rocher St.Emilion Grand Cru 2016
私のワインペアリング8杯目。
フランス・ボルドーの赤ワイン。
ぶどうは、メルロー65%、カベルネ・フラン20%、
カベルネ・ソーヴィニヨン12%、マルベック3%。
第一印象はスパイシー。メルローとは思えないほどに。言われなければシラーかと思います。
野性味溢れるテイストで、しっかりとしたフルボディ。
この後のベキャスに合わせた1杯。
・スコットランド産 ベキャス
まさかの人生初ベキャス(* ̄∇ ̄*)b
もも肉と頭はコンフィに。頭には脳みそが入っていますのでホジホジしながら頂いて。
むね肉はフォアグラを挟み込み、その周りをむね肉と内臓のミンチで覆いパイ包み焼きに。
北海道産根セロリのピューレ、牛蒡のバルサミコ酢を従え、ソースサルミで仕上げ。
人生初ベキャス。意外にもそれほどの癖は感じず、雷鳥に比べると食べやすいです。
10日間熟成くらいですので癖が少ないのかも知れません。
しかしながら内臓を含んだ部分がとにかく味が濃くて旨いわ。
赤ワインとの相性は鉄板ですし。
内臓の旨さがベキャスの特長なんでしょうかね。
ちなみに脳みそはほんの少量でしたが秋刀魚の肝に近い苦味を感じました。
・CALVADOS CHEVALIER DE CHAULIEU XO 2420円
ワインペアリングは終わりましたが、私の場合はデザートに合わせた
食後酒もサーブされるようになっています。
この日は8種類のボトルがズラリと。その中からこちらをセレクト。
カルヴァドスです。
40度の度数がありますので効きますぜえ。
度数の強い酒を飲みながらのデザートって旨いよねえ (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
・イスラエル産 死海の塩/スペイン産 オリーブオイル
ガラスの器の中には、真っ白な塩のジェラート。
そこに、スペイン・アンダルシア州コルドバ産コールドプレスの
Antología エクストラバージン オリーブオイルをかけて完成。
ミルクベースのジェラートにイスラエル産 死海の塩だけのジェラートですが、
これが旨いのなんの(〃^▽^〃) 旨味すら感じる塩ですよ。ミネラルが凄いんだろうなあ。
そこに超高級オリーブオイルの香りがプラスされて。
ここ最近は塩ジェラートがブームですが、どこの塩も素晴らしいもんです。
・いちご/クロワッサン/アールグレイ
マスカルポーネクリーム、苺スライス、苺ソース、竹炭のメレンゲ、
アールグレイラングドシャ、アールグレイパンナコッタだったかな。
わりと賑やかなデザートでしたね。
・お茶菓子
ミニャルディーズです。
1つ目はミニパフェ。
カルダモンのジュレやりんごのコンポートなどを積み重ねたタルトタタン風ミニパフェ。
焼菓子は、玄米茶サブレ、クルミっ子オマージュ クランベリーバージョンなど。
・ハーブティー
かみさんのオーダーです。
・ホットコーヒー
私のオーダーです。
これで〆て95370円。一人当たり約47685円。タッチレスのPayPayでのお支払い。
最後には恒例の印象に残った一皿を選ぶのですが、今回もマジで迷いますよ。
・富山県産 白海老/仏産 キャビア/カリフラワー
・帆立/ミル貝/北寄貝/蛍烏賊/新玉ねぎ/海藻
・北海道 白子/白いんげん豆
・ブルターニュ産 オマールブルー/鹿児島県産 牛頬肉
・愛知県産 9日熟成 舌平目/グラチネ
・スコットランド産 ベキャス
がノミネートされました。最多ノミネートかも?
しかしながらメニューを見た瞬間に期待をしていた、
・愛知県産 9日熟成 舌平目/グラチネ
を選出することにしました。グラチネも大好きなので(〃^▽^〃)
でも、
・スコットランド産 ベキャス
は別格ですよ。
日本人でこれを食べたことがある人ってどれくらいいるのか。
それだけ貴重な経験をさせてもらいましたし、ベキャスに対して苦手じゃないことが
分かっただけでもこれから積極的に食べようという意欲も芽生えて。
そもそも私の伺うお店では取り扱って無いんですけど (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
ちなみにかみさんは、
・富山県産 白海老/仏産 キャビア/カリフラワー
を選んでいました。そうそう。これも凄かったもんなあ。
今宵は、海老の王様 オマールブルーと、ジビエの王様 ベキャスを味わう贅沢。
神奈川県でこれだけのコースを頂けるお店って他にあるんだろうか???
次回は春に訪問しますが、アスパラガスの季節ですねえ。貝も美味しいだろうなあ。
2024年のスタートはため息の連続でしたが、これが年末まで続きます(* ̄∇ ̄*)b
ご馳走様です!(2024/2現在、3.77ポイント)
食材の素晴らしさもありますが、このような極上の一皿に仕上げてくれるのはシェフの力量
2023年11月下旬に再訪です。
この日はかみさんとディナー。
やって来たのがこちらのフレンチ。
場所は、JR鎌倉駅西口の御成通りからちょいと脇道に入った建屋の2F。
ディナーは、14850円、19250円というコースがあるのですが、
我々はいつもさらなるグレードアップを求めて、
素材に応じてコース料金を設定願いますと伝えての予約になります。
なのでコース料金は時価になります。
階段を上がって手指消毒のセレモニーをしてからお店のドアを開けて店内へ。
我々は決まってカウンターの右端に案内されます。
ここがシェフの目の前になるので一番の特等席なんです (〃^▽^〃)
さて、いつもの通りにBGMはジャズの調べ。
席上にはこの日のメニューが印刷されて置かれています。
今宵もワクワクするような素材がズラッと並んでますぜ (* ̄∇ ̄*)b
こちらのお店は単品のドリンクもあるのですが、
・ワインペアリング 3杯 3850円
・ワインペアリング 5杯 7150円
・ワインペアリング 7杯 8800円
というものがありますので、その人の酒量に合わせてチョイス可能。
お店は、シェフとスーシェフのいつもの布陣。
そんなこんなで私は、
・ワインペアリング7杯コース 8800円
かみさんは、
・ワインペアリング 5杯コース 7150円
をオーダーです。
さて、この日のシェフおまかせコース(時価33000円)の内容は以下になります。
・Henri de Verlaine Brut Champagne
私とかみさんのワインペアリング1杯目。
シャンパンです。
ぶどうは、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネ。
ライトゴールドの色味。上品できめ細やかな泡立ち。
飲んでみると、リンゴのような酸にハーブっぽさも。
ふくよかな果実味しっかりとありながらも余韻はドライ。
毎度のことながら美味しいシャンパンです(〃^▽^〃)
・人参/柿/カルダモン/コーヒー
人参のムース、柿のピクルスを忍ばせたカルダモンとコーヒー風味のエクレア。
人参の甘みが際立っています。
・じゃがいも/ゴーダ
こちらは熱々のアミューズ。
ゴーダチーズとジャガイモのミルフィーユ仕立てのドフィノア。
周りはパセリのパン粉をまとわせて揚げたものです。
プチサイズのじゃがいものグラタンの味わいですが、
ゴーダチーズとパセリの味わいがいいっすねえ(〃^▽^〃)
・佐賀県産 7日熟成 スマガツオ
まずはその見事なスマガツオのプレゼンテーション。
佐賀県唐津の鮮魚仲買人である大山さんから仕入れたスマガツオ。
フィエルテは大山さんから鮮魚を仕入れているのですが、今回は特に絶賛級。
これがカツオ?と言わんばかりの脂の乗り具合。
それをフランス産キャビア、デュカなどのスパイスとともにワンスプーン仕立てに。
一口で頂きましたが、カツオのような血合の癖も無く、これは何でしょう?と
聞かれれば間違いなく上等な本鮪のトロと答えるでしょうね。
キャビアの塩気とコクが引き立て役に回るくらいなんですよ。
・DOMAINE 'ALZIPRATU FIUMESECCU CORSE CALVI 2021
私とかみさんのワインペアリング2杯目。
フランス・コルシカ島の白ワイン。
ぶどうは、マルヴォワジー・ド・コルス95%、ビアンク・ジョンティーレ5%。
すっと身体に馴染む飲み口。酸は穏やか。
土着品種でもあるのでミネラルっぽさも感じます。そしてビターでもあるという。
・自家製ミルクパン
いつもながらに可愛らしい形状。
程よい柔らかさで、ソースを拭うのにちょうどいいんです(* ̄∇ ̄*)b
皆さん、フィエルテの絶品ソースは残さんでくださいよ。
残されるとシェフは凹みますので (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
・蕪/北海道産 雲丹/仏産 キャビア
このメニューを見たときに、蕪はスープ仕立てにするのかな?と予想していたのですが、
そんな素人の想像を超える一皿となっての登場ですよ。
煌びやかな白地のプレートの中央に、これまたアイボリーな色味のものが。
皿の下には北海道産 雲丹を忍ばせ、その上に蕪のブランマンジェ。そして蕪のソース。
さらにその上にたっぷりのフランス産キャビアを乗せて完成。
底の方の雲丹もかき混ぜながら食べるのですが、蕪の美味しさを出しまくっていて、
フランス産キャビアですら引き立て役に。
これは凄い・・・ 印象に残った一皿の候補が早くも登場。
つうかスマガツオも候補に挙げられるほどの素晴らしさでしたが。
・Domaine Louis Cheze Cuvée Ni vu mais connu V.S.I.G. 2018
私とかみさんのワインペアリング3杯目。
フランス・ローヌの白ワイン。
ぶどうは、ヴィオニエ100%。
全体的に白桃のようなニュアンス。独特なフレーバーも。
甘みも有るのですが同時にほろ苦さも。
次なるフォアグラに合わせて。
・仏産 フォアグラ/あんぽ柿/仏産 トリュフ
まずはイタリア産白トリュフとフランス産黒トリュフのプレゼンテーション。
フランス産フォアグラのテリーヌにあんぽ柿も練り込み、周りにあんぽ柿を配し、
秋のフランス産トリュフで仕上げた一皿。
貴重なフランス産フォアグラのテリーヌの美味しさをあんぽ柿が見事に昇華。
このタッグは素晴らしい。日仏合作の一皿というか(* ̄∇ ̄*)b
これだけ濃厚でまったりと美味しいフォアグラも滅多にお目に掛かれません。
さらにナイスアシストをしてくれるのが胡桃とレーズンとクランベリーのパン。
スパイスも効いていてフォアグラのテリーヌとあんぽ柿を乗せて食べるとウマウマ。
これはヤバい。
これも印象に残る一皿の候補に。
・Domaine Hurst SY’RO 2021
私とかみさんのワインペアリング4杯目。
フランス・アルザスのロゼワイン。
ぶどうは、シルヴァネールルージュ100%。
黒ぶどうを使っているのでロゼワインにはなるのですが、
オレンジワインの製法で作ったそうなので作り手としてはオレンジワインと言いたいと。
色味はまさにオレンジワインのそれですね。
飲んでみると、ほろ苦さやキリッとした印象からオレンジワインらしさを感じます。
さくらんぼやブラッドオレンジのようなニュアンスも。
・北海道産 根セロリ/白子/伊産 白トリュフ
白い皿に根セロリのブルーテを注ぎ入れ、北海道産白子のムニエルを中央に鎮座。
そこにイタリア産の白トリュフをスライスして完成。
これもメニューを見た瞬間にヤバイと思いましたが、
根セロリのブルーテも含めて有り得ない美味しさ。白トリュフの甘い芳香も。
これは脳が痺れる旨さ・・・
間違いなくこれも印象に残る一皿の候補にノミネート。
・Thibault Liger Belair Bourgogne Les Charmes 2020
私とかみさんのワインペアリング5杯目。
フランス・ブルゴーニュの白ワイン。
ぶどうは、シャルドネ。
果実味の爽やかさが印象的。くどくない甘さも。
いかにも高級そうな白ワインのテイスト。
この後のブルゴーニュ産オマールブルーとの相性は鉄板。
・自家製ライ麦パン
このタイミングで2個目のパンのサーブ。
・ブルターニュ産 オマールブルー/カネロニ
オマールブルーの身とマッシュルームのデュクセルをカネロニで包み、
その上にもオマールブルーの身を据えて、ベシャメルソースをグラチネ。
熱々の皿での提供となります。
私はグラタンのような熱々料理が大好きなのですが、それがオマールブルーで実現。
マッシュルームのデュクセルも超好みで、オマールブルーの香りとの相乗効果が凄い。
これも秀逸な一皿。もちろん印象に残る一皿の候補に。
・Chanzy Rully En Rosey Blanc 2021
私とかみさんのワインペアリング6杯目。
フランス・ブルゴーニュの白ワイン。
ぶどうは、シャルドネ。
まずは旨味が来てその後に果実味。
そのようにスーシェフから説明を受けましたが確かにその通り。
樽香のようなニュアンスも感じました。
この後の鰆に合わせて。
・佐賀県産 18日熟成 鰆/北海道産 いくら
こちらも前述した大山さんから仕入れた佐賀県産の6㎏の鰆。
6㎏の鰆って一体 (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
その鰆を皮目はパリッと、身はレアに焼き上げ、鰆のレモンフリット、
カリフラワーのグリルを添え、パスティスの香りを付けたいくらを散らし、
カリフラワーピューレ、白ワインのハーブソースで仕上げた一皿。
とにかく18日間熟成した鰆の身は凝縮した旨み。絶対に熟成しないとこうはならない。
大山さんの目利きも素晴らしいのでしょうが、それをこの料理に仕立てたのはシェフの凄さ。
何気にカリフラワーのグリルの味が濃くて旨いわ。この中においても存在感を発揮。
・Château Haut Rocher St.Emilion Grand Cru 2016
私のワインペアリング7杯目。
フランス・ボルドーの赤ワイン。
ぶどうは、メルロー65%、カベルネ・フラン20%、
カベルネ・ソーヴィニヨン12%、マルベック3%。
第一印象はスパイシー。メルローとは思えないほどに。言われなければシラーかと思います。
野性味溢れるテイストで、しっかりとしたフルボディ。
この後の雷鳥に合わせた1杯。
・MAISON PERRAUD Morgon "Grand Cras" 2019
私のワインペアリング7杯目。こちらも同時にサーブ。ペアリングラスト。
フランス・ボジョレーの赤ワイン。
ぶどうは、ガメイ。
ご存じボジョレーヌーボーで有名なガメイ種の赤ワイン。
ナチュラルなニュアンスがあり、旨味にナッツ系の香りも。
フレッシュベリー系の香りも感じて余韻としては酸味が残る感じ。
ちなみに私はボジョレーヌーボーを飲んだことがありません(* ̄∇ ̄*)b
・スコットランド産 ライチョウ/コーヒー
今宵のジビエはスコットランド産雷鳥。初雷鳥なのでラッキー(〃^▽^〃)
むね肉はフォアグラを包み込んでソテー。もも肉はコンフィに。
ピエブルーと百合根を散らし、雷鳥のジュとコーヒーのソースで仕上げた一皿。
雷鳥は鳥類の中でも癖が強いですよとシェフから説明を受けましたが、
むね肉を食べてみるとジビエらしい風味はしつつも、それほどの癖は感じず。
続いてもも肉のコンフィを食べると、こちらの方が風味が強くなり確かに癖があるかも。
しかしながらコーヒーのソースと一緒に食べるととにかく旨いわ。
料理の温度が下がってくると確雷鳥というかキジ科の鳥らしい風味が強くなりましたね。
初雷鳥は美味しかったですよ(〃^▽^〃)
・DOMAINE TARIQUET BAS-ARMAGNAC V.S.O.P. 2850円
ワインペアリングは終わりましたが、私の場合はデザートに合わせた
食後酒もサーブされるようになっています。
この日は6種類のボトルがズラリと。その中からこちらをセレクト。
フランス南西部、アルマニャック地方で醸造されるブランデー。度数は40度。
輝く琥珀色。円熟した香りとまろやかな口当たり。
力強い味わいですがバニラや完熟したフルーツのような
心地良い甘みも感じられ美味しいです。ちびちびと大事に頂きました。
・五島列島 塩/スペイン産 オリーブオイル
底の深い器の中には、真っ白な塩のジェラート。
そこに、スペインアンダルシア州コルドバ産コールドプレスのオリーブオイルをかけて完成。
ミルクベースのジェラートに五島列島の塩だけのジェラートですが、
これが旨いのなんの(〃^▽^〃) 旨味すら感じる塩ですよ。ミネラルが凄いんだろうなあ。
そこに超高級オリーブオイルの香りがプラスされて。
・鎌倉産 栗/りんご/アーモンド
栗の渋皮煮、りんごのコンポート、カカオのマカロンに栗とりんごリキュールを振り掛け、
アーモンドのプラリネを添え、ラズベリーソースで仕上げた一皿。
映えるし旨いね。栗とアーモンドが大好物なので(〃^▽^〃)
このメニューを見たときにタルト系かな?と予想しましたが、
当然ながら私のド素人の読みなんかは外れまくりですわ (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
・お茶菓子
ミニャルディーズです。
1つ目はミニパフェ。カルダモンのパンナコッタ、ライムのムース、ゴールデンキウイの。
焼菓子は、カカオサブレの土台に、カカオピューレ、アーモンド、レモンピールを乗せたもの。
これが無茶苦茶旨い。これだけ食った後に感動できるクオリティ。
そしてシュトーレン。クリスマスの定番の焼菓子ですが、初めて食べるかも?
最後にクルミっ子オマージュ レモンピールとあんぽ柿バージョン。
これは柑橘系の爽やかさとジューシーさが加わって本家のクルミっ子を凌駕。
・カモミールティー
かみさんのオーダーです。
・ホットコーヒー
私のオーダーです。
これで〆て84810円。一人当たり約42405円。タッチレスのPayPayでのお支払い。
残念ながら超PayPay祭は外れましたが (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
最後には恒例の印象に残った一皿を選ぶのですが、今回もマジで迷いましたわ。
・蕪/北海道産 雲丹/仏産 キャビア
・仏産 フォアグラ/あんぽ柿/仏産 トリュフ
・北海道産 根セロリ/白子/伊産 白トリュフ
・ブルターニュ産 オマールブルー/カネロニ
がノミネートされました。かみさんも同意見。
もはやどれも甲乙付け難いんです。なので何かを基準に選ぶしかないと。
で、私が選んだのが、
・北海道産 根セロリ/白子/伊産 白トリュフ
白トリュフの素晴らしさに1票を入れて。
かみさんは、
・ブルターニュ産 オマールブルー/カネロニ
を選んでいました。そうそう。それも感動の美味しさだったもんねえ。
今宵のコースもすべてがメイン級の料理ばかり。
メニューの一部を切りだして見せても、皆さん溜息をつく食材ばかりですからねえ。
フランスやイタリア、大山さんから取り寄せる食材の素晴らしさもありますが、
それらをこのような極上の一皿に仕上げてくれるのはシェフの力量。
2023年はこれが最後の訪問となりましたが、2024年は訪問月を変えて、
2023年とは異なる月の料理を堪能していきたいと思います(* ̄∇ ̄*)b
2024年もむっちゃ楽しみ(〃^▽^〃)
ご馳走様です!(2023/11現在、3.79ポイント)
今回はオマールブルーのサラダ仕立て。オマールブルーの香りと甘みを存分に堪能。
2023年9月中旬に再訪です。
この日はかみさんとディナー。
やって来たのがこちらのフレンチ。
場所は、JR鎌倉駅西口の御成通りからちょいと脇道に入った建屋の2F。
ディナーは、14850円、19250円というコースがあるのですが、
我々はいつもさらなるグレードアップを求めて、
素材に応じてコース料金を設定願いますと伝えての予約になります。
なのでコース料金は時価になります。
階段を上がって手指消毒のセレモニーをしてからお店のドアを開けて店内へ。
我々は決まってカウンターの右端に案内されます。
ここがシェフの目の前になるので一番の特等席なんです (〃^▽^〃)
さて、いつもの通りにBGMはジャズの調べ。
席上にはこの日のメニューが印刷されて置かれています。
今宵もワクワクするような素材がズラッと並んでますぜ (* ̄∇ ̄*)b
こちらのお店は単品のドリンクもあるのですが、
・ワインペアリング 3杯 3850円
・ワインペアリング 5杯 7150円
・ワインペアリング 7杯 8800円
というものがありますので、その人の酒量に合わせてチョイス可能。
お店は、シェフとスーシェフのいつもの布陣。
そんなこんなで私は、
・ワインペアリング 概ね7杯コース 8800円
かみさんは、
・ワインペアリング 大体5杯コース 7150円
をオーダーです。
「概ね」とか「大体」という形容詞が付くのは無視してください (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
料理のコース自体が時価になりますので皿数とかも柔軟に変わる都合上、
それに合わせるワインのペアリング数も必然的に変わる可能性があるためです(* ̄∇ ̄*)b
さて、この日のシェフおまかせコース(時価28600円)の内容は以下になります。
ちなみにこの日はまさかのデジカメを忘れてしまい、慣れないスマホでの撮影でした(u_u*)
・De Villemandy Brut Reserve Premier Cru
私とかみさんのワインペアリング1杯目。
シャンパンです。
ぶどうは、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ。
ライトゴールドの色味。心地良い泡立ちに林檎のような酸。
細く長く余韻を楽しめるシャンパンです。
・南瓜/オレンジ/ヘーゼルナッツ
ブラックカカオのエクレア生地で、南瓜のクリーム、オレンジジャム、
ヘーゼルナッツをサンドしたアミューズ。
このオレンジジャムを忍ばせたところにセンスを感じますね(〃^▽^〃)
・北海道産 鰯
まん丸仕上げのカラフルな鰯のコロッケに、鰯の炙りを乗せ、
ルイユとディルで仕上げたものです。
一口でパクリと食べると、鰯の風味が満載なのですが、同時にフレンチだなあと。
こういう鰯の食べさせ方は和食には無いので(〃^▽^〃)
・MOLIERE SORORE BLANC ORGANIC 2021
私とかみさんのワインペアリング2杯目。
フランス・ブルゴーニュの白ワイン。
ぶどうは、シャルドネ。
ナチュラルらしいフレーバーにしっかりとした酸味。
・北海道産 毛ガニ
とうもろこしの冷製スープに炙りとうもろこし、毛蟹のほぐし身、いくら、
セロリなどを加え、パスティスで仕上げたもの。
クリーミーでとうもろこしの甘さと香ばしさが毛ガニの風味と甘さを引き立てますね(〃^▽^〃)
毛ガニは大好物なので超嬉しいです。
・ Domaine Bart Marsannay Les Etalles 2019
私とかみさんのワインペアリング3杯目。
フランス・ブルゴーニュの白ワイン。
ぶどうは、シャルドネ。
ラ・フランスのようなフレーバーに、飲むとバニラのニュアンス。
程良いミネラル感も感じていかにも美味しい白ワイン。
同じブルゴーニュのシャルドネの白ワインなのに、
MOLIERE SORORE BLANC ORGANIC 2021とは全然異なる性格を持っています。
・自家製ライ麦パン
焼き立てのフカフカ。
ふんわりとソフトなパンですのでソースを拭うのに最適なんです(〃^▽^〃)
ハード系だと拭いにくいでしょ?
毎回2個食べるようにしていますので、残りの皿数を見ながら大事に食べていきます。
・ブルターニュ産オマールブルー/ラフランス
真っ白な大きなキャンパスにクールブイヨンでレアに火入れをした
オマールブルーの身のスライス。さらにはオマールブルーの爪の部分も(〃^▽^〃)
そこにラフランスのスライス、ラフランスのタルタル、フランス産キャビア、シブレット、
レッドソレルを添え、オマールブルーのクリームソースで仕上げた一皿。
今回はオマールブルーのサラダ仕立てにしてくれましたね。
もはや理想とも思えるオマールブルーの火入れ。生でもなくミディアムレアでもなく。
これ以上ない絶妙なレア加減。私の好みにドストライクの。
オマールブルーの香りと甘みを存分に堪能できるのも、ラフランスや、
キャビア、ハーブ、ソースなどのおかげ。これは珠玉の一皿でしょう(* ̄∇ ̄*)b
こういうソースを残さないためにも先ほどサーブされた自家製ライ麦パンが大活躍。
・CLOTILDE DAVENNE IRANCY
私とかみさんのワインペアリング4杯目。
フランス・ブルゴーニュの赤ワイン。
ぶどうは、ピノ・ノワール。
次なる秋刀魚に合わせた赤ワイン。
ボディもそれほど重くは無くて温度も低めにすることで、秋刀魚にジャストフィット。
・Gonzalez Byass TIO PEPE
私とかみさんのワインペアリング5杯目。
スペイン・アンダルシアのシェリー酒。
ぶどうは、パロミノ。
綺麗なレモンイエロー。
これ以上のドライな白ワインは無いのではと思うほどの辛口。
こちらも秋刀魚に合わせた一杯です。
・北海道産 秋刀魚/トランペット茸
秋刀魚とトランペット茸を春巻にし、セルバチコを添えて。
秋刀魚のはらわたの苦味が先ほどの赤ワインやシェリー酒と合うんだなあ(〃^▽^〃)
・Louis Cheze Condrieu Pagus Luminis 2018
私のかみさんのワインペアリング6杯目。
フランス・コート デュ ローヌの白ワイン。
ぶどうは、ヴィオニエ100%。
全体的に白桃のようなニュアンス。
甘みも有るのですが嫌味じゃないです。
次に控える黒鮑に備えて。
・島根県産 黒鮑/伊産 トリュフ
6時間半蒸し焼きにした黒鮑を大きめにスライスし、バターの香りをまとわせ、
卵黄フリット、ヴィネグレット、鮑の肝ソース、葉を模したカカオクッキーを飾ったもの。
黒鮑の火入れは見事でクニュクニュ食感と旨みが素晴らしく。
卵黄フリットは一度冷凍にしてから揚げたそうですが、この卵黄の旨みが、
各種ソースと合わさることで味変になります。
これも素晴らしい一皿。
・Chemin de L'ESTUAIRE 2019
私のワインペアリング7杯目。
フランス・ボルドーの赤ワイン。
ぶどうは、カベルネ・ソーヴィニョン。
色味はいかにもフルボディを思わせるダーク調。
ブラックベリーのフレーバーで、飲むとしっかりとしたタンニンと酸味。
カベルネ・ソーヴィニョンらしい果実味も来ますね。
この後の濃厚な鰻に合わせた一杯。
・自家製ミルクパン
このタイミングで2個目のパンのサーブ。
・愛知県産 鰻/鎌倉産 落花生/仏産 ジロール茸
愛知県産鰻は蒸籠で蒸して直火焼きしたもの。
そこに鎌倉産 落花生を砕いたもの、フランス産ジロール茸を散りばめ、
鰻の骨の赤ワインソース、グレンフィディックソースで仕上げた一皿。
これがもう旨いのなんの(〃^▽^〃)
鰻料理専門店では絶対に味わえない鰻料理。これぞフレンチならではでしょう。
蒸し上げたことで鰻の身は柔らかく、直火焼きしたことで皮目はパリッと。
そこに2種の濃厚ソースが合わさることで、蒲焼のたれとは全く異なる世界へ誘います。
この料理も素晴らしかったです。
もちろん先ほどサーブされた自家製ミルクパンでソースも綺麗に成仏。
・Prince Florent de Mérode Ladoix 1er Cru Hautes Mourottes
私のワインペアリング8杯目。
フランス・ブルゴーニュの白ワイン。
ぶどうは、シャルドネ。
フレッシュな柑橘系のニュアンスでミネラル感もあります。
とにかく果実味も凄くて良い白ワインのお手本のよう。
・鹿児島県産 14日熟成 甘鯛
14日間熟成した甘鯛を松笠仕立てにし、三陸産帆立をレアに焼き上げ、
蛤、国産ムール貝、セロリで、超濃厚なブイヤベースに。
熟成した甘鯛は水っぽさが無くなり身の旨みが凝縮。
甘鯛のような水分の多い魚は絶対に熟成するなど水分を抜いたほうが旨いです。
それは一夜干しでもいいですし。
超濃厚スープももちろんパンで綺麗に拭って完飲ですよ(* ̄∇ ̄*)b
・焼きおにぎり
まさかのメニュー外 (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
いい感じに焼き上げた焼きおにぎりの上に、蟹味噌を乗せ、シブレットを散らし、
そこに先ほどの超濃厚スープを注ぎ入れて焼きおにぎり 魚介スープリゾットの完成。
最初は崩さないで食べて、その後は崩してリゾット風にして食べました。
・Pinot Noir Burgundy Capitain Gagnerot 2020
私のワインペアリング9杯目。
フランス・ブルゴーニュの赤ワイン。
ぶどうは、ピノ・ノワール。
ミックスベリー系のニュアンス。それほど重く無くてミディアム寄りかな。
この後のホロホロ鳥をこれで向かい撃ちます。
・仏産 ホロホロ鳥
程良く火を入れたホロホロ鳥のむね肉ソテーに、もも肉のコンフィ、
ピエブルーとつるむらさきのソテーを添え、イタリア産黒トリュフを刻んだもの、
鶏の出汁とバタークリームの濃厚ソースで仕上げた一皿。
エストラゴンも効かせています。
ホロホロ鳥は脂身の部分に厚みがあるのが特長。
チキンに比べると味も濃くて風味が強いです。
・BELLEVOYE PRUNE 2200円
私のオーダーです。
ワインペアリングは終わりましたが、私の場合はデザートに合わせた
食後酒もサーブされるようになっています。
今回は5種類の食後酒の中からこちらをチョイス。
梅酒(プラムリキュール)の樽で熟成した100%メイドインフランスの
トリプルモルトウィスキー。
飲んでみるとピートを使っていないためスモーキーな香りは有りません。
凝縮したプラムを思わせる濃厚な飲み口でありながら、
バニラのような杏仁のような甘い芳香が印象的です。
これって飲んでないよなあと思って選んだのですが、飲んでたわ (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
・イタリア プーリア州の塩/スペイン産 オリーブオイル
底の深い器の中には、真っ白なジェラート。
そこに、Olive Japan 3年連続金賞受賞のスペインアンダルシア州コルドバ産
早摘み 収穫4時間以内搾油 コールドプレス 単一品種のオリーブオイルをかけて完成。
ミルクベースのジェラートにイタリア プーリア州の塩だけのジェラートですが、
これが旨いのなんの(〃^▽^〃)
そこに超高級オリーブオイルの香りがプラスされて。
・山梨県産 白桃/レモンタイム
シリアルを練り込んだフィナンシェを土台にし、バニラとカルダモンのジェラート、
フレッシュな白桃、バーナーで炙った白桃、ヨーグルトパウダー。
白桃は大好物なのですが、いろんな顔を見せてくれてこれも旨いねえ(〃^▽^〃)
・お茶菓子
ミニャルディーズです。
1つ目はミニパフェ。
ほうじ茶パンナコッタ、白胡麻クランブル、ラム酒、天津甘栗、ほうじ茶泡。
焼菓子は、クルミっ子オマージュ、ラングドシャ チャイとプラムジャム乗せ、
そばの実のビスケット 韃靼そばのクリーム乗せ。
正直に言うと覚えとらんのです (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
・ハーブティー
かみさんのオーダーです。
・ホットコーヒー
私のオーダーです。
これで〆て75350円。一人当たり約37675円。タッチレスのPayPayでお支払い。
最後には恒例の印象に残った一皿を選ぶのですが、今回も迷いましたねえ(^^;
・ブルターニュ産オマールブルー/ラフランス
・島根県産 黒鮑/伊産 トリュフ
・愛知県産 鰻/鎌倉産 落花生/仏産 ジロール茸
あたりがノミネートされました。
しかしながら最初にノミネートされたオマールブルーを抜くことが出来ずに、
・ブルターニュ産オマールブルー/ラフランス
を選出することにしました。ちなみにかみさんも同じ意見でした。
いやあ、今宵はいつも以上に食って飲んだわ。
というのも今回はかみさんの調子が途中から想像以上に悪くなって、
私が相当な量をヘルプすることになったんです。
実は前夜に飯や しみづに伺って21品もの料理を食べていたんです (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
後で数えてみたらそんなに食ってたんだ(^^;
その影響なのか持病が出たのか分からないのですが、朝から微熱が有ったので、
朝から昼までは大人しく寝てたんですよね。夕方には熱は引いたのと朝よりは調子が良くなり。
私はそんなことも無くて、翌日のランチ、つまりこの日のランチは、
中華飯店 吉祥楼で、ランチコースを食ってくるという余裕を見せましたが(* ̄∇ ̄*)b
それでもさすがにフィエルテの前なので一番重たいコースは避けて、2番目にしておきました。
しかしながら普通の胃袋のかみさんは中盤くらいから調子が悪くなって、
食欲が減退してしまったんです。なのでその分私がヘルプをさせて頂きました。
自宅に戻って体重計に乗ると普段の体重の+4㎏ (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
まあ、2日後には元に戻りましたけどね(* ̄∇ ̄*)b
シェフやスーシェフにはご心配をおかけして申し訳なかったです<(_ _)>
料理の美味しさは自分の食欲があってこそですので、そこは万全にして望みたいものですね。
今回は私も含めて反省ですわ。あんなに前夜に食うとは思ってもいなかったので(^^;
飯や しみづのご主人とフィエルテのお二人は親友同士ですので、
その話でも盛り上がりましたねえ。この4人で貸し切りにしたいよねとか。
次回はその反省を踏まえて体調を万全にして腹を空かせて望みます!
何とか11月には伺いたいのですが、かみさんの人間ドックの月なので
それよりも前には入れられないのが厳しいところ。中旬から下旬のどこかで調整だなあ。
ご馳走様です!(2023/9現在、3.79ポイント)
最初から最後まで息を尽かせぬ怒涛の美味しさ
2023年7月上旬に再訪です。
この日はかみさんとディナー。
やって来たのがこちらのフレンチ。
場所は、JR鎌倉駅西口の御成通りからちょいと脇道に入った建屋の2F。
ディナーは、14850円、19250円というコースがあるのですが、
我々はいつもさらなるグレードアップを求めて、
素材に応じてコース料金を設定願いますと伝えての予約になります。
なのでコース料金は時価になります。
階段を上がって手指消毒のセレモニーをしてからお店のドアを開けて店内へ。
我々は決まってカウンターの右端に案内されます。
ここがシェフの目の前になるので一番の特等席なんです (〃^▽^〃)
さて、いつもの通りにBGMはジャズの調べ。
席上にはこの日のメニューが印刷されて置かれています。
今宵もワクワクするような素材がズラッと並んでますぜ (* ̄∇ ̄*)b
こちらのお店は単品のドリンクもあるのですが、
・ワインペアリング 3杯 3850円
・ワインペアリング 5杯 7150円
・ワインペアリング 7杯 8800円
というものがありますので、その人の酒量に合わせてチョイス可能。
お店は、シェフとスーシェフのいつもの布陣。
そんなこんなで私は、
・ワインペアリング 概ね7杯コース 8800円
かみさんは、
・ワインペアリング 大体5杯コース 7150円
をオーダーです。
「概ね」とか「大体」という形容詞が付くのは無視してください (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
料理のコース自体が時価になりますので皿数とかも柔軟に変わる都合上、
それに合わせるワインのペアリング数も変わる可能性があるためです(* ̄∇ ̄*)b
さて、この日のシェフおまかせコース(時価26400円)の内容は以下になります。
・TAITTINGER NOCTURNE SLEEVER
私とかみさんのワインペアリング1杯目。
シャンパンです。
ぶどうは、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ。
ライトゴールドの色味。上品できめ細やかな泡立ち。
旨味とコクのあるタイプで、この後のアミューズ3品をこれで合わせていきます。
それにしても相変わらず美味しいシャンパンを出してくれますよねえ(〃^▽^〃)
・ヤングコーン/アーモンド
エクレア生地で、ヤングコーンとアーモンドクリーム、アーモンドローストをサンド。
アーモンドの香ばしさにヤングコーンの風味と甘み。
・ホワイトコーン/仏産 キャビア
サブレ生地の上に焼いたホワイトコーン、キャビア、シブレットを乗せて。
ホワイトコーンの甘みにキャビアの塩気。これはたまらん(〃^▽^〃)
口に放り込むときに偶然にもひっくり返って、キャビアとホワイトコーンが
舌の上になるように入ったのですが、これが功を奏してかより一層美味しく感じたんです。
いきなりアミューズから印象に残った一皿の候補が登場ですよ(* ̄∇ ̄*)b
・三重県産 トリガイ
皿の下にマッシュルームのリゾットを忍ばせ、トリガイソテー、雲丹、
貝の出汁のエスプーマで仕上げたものです。
これも単にトリガイだけを使うのではなく、それぞれの相乗効果を考えたうえで、
マッシュルームのリゾットや雲丹を合わせているんです。
これも絶品ですわ。
・Grains de Cocotte Blanc 2021
私とかみさんのワインペアリング2杯目。
フランス・シャラントの白ワイン。
ぶどうは、シャルドネ50%、ソーヴィニヨン・ブラン50%。
レモンや完熟していないパイナップルのニュアンス。
これは冷蔵庫でキンキンに冷やしての提供です。
・和歌山県産 鮎/ガスパチョ/水ナス
鮎の身を細切ジャガイモで包み込んでカリカリに焼き上げ、
ガスパチョと鮎の肝のソースを張り、皮を綺麗に剥いだ水ナス、
鮎の骨せんべいを合わせたもの。
これまた複雑な味わいですが、鮎の肝のソースが全体を纏め上げ、
鮎の料理だろ?と主張をしています。
それにしても皮を剥いだ水ナスがこれほどフレッシュな味わいがするとは。
・自家製ライ麦パン
焼き立てのフカフカ。まずは一口だけ焼き立ての状態を楽しんで。
ふんわりとソフトなパンですのでソースを拭うのに最適なんです (* ̄∇ ̄*)b
ハード系だと拭いにくいでしょ?
毎回2個食べるようにしていますので、残りの皿数を見ながら大事に食べていきます。
今回は大事に食べ過ぎて途中からペースアップしましたが (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
・Bistrot Chic Merlot Cabernet Syrah 2021
私とかみさんのワインペアリング外のサービス。
フランス・ヴァン・ド・ペイの赤ワイン。
ぶどうは、メルロー、カベルネソーヴィニヨン、シラー。
シラーらしいスパイシーさもありながら、バニラやレーズンを思わせる甘みも。
当初は赤ワインが苦手なかみさんには提供されていなかったのですが、
私のを味見して気に入ると提供されていました(〃^▽^〃)
・鮎のジェラート
なぜにサービスワインが振舞われたかというと、こちらのサービス皿があったから(〃^▽^〃)
オマールのエキスなども活用した鮎のジェラート。今度は尾っぽの鮎の骨せんべいを添えて。
これが無茶苦茶まったりと濃厚で鮎の風味がビシバシ。
バゲットに塗ってかぶりつきたい衝動に駆られますよ(* ̄∇ ̄*)b
そしてBistrot Chic Merlot Cabernet Syrah 2021との相性も抜群(〃^▽^〃)
・Les Champs de Cris Pouilly-Fumé 2022
私とかみさんのワインペアリング3杯目。
フランス・ロワールの白ワイン。
ぶどうは、ソーヴィニヨン・ブラン。
ふくよかな果実味。ミネラルよりも果実味が主張。
・徳島県産 鱧
骨切りをしてしっかりと炙った鱧に、焼き上げた枝豆を合わせ、
アサリと魚介のスープをたっぷりと張ったものです。シブレットも散らして。
このスープがナニコレ状態の旨み(*゚Д゚*)
炙った鱧の旨みと焼いた枝豆の香ばしさとともにヘブンな美味しさを形成。
これでにゅうめんを作ったら日本最高峰になるのではと。
これは感動ものでしたよ(* ̄∇ ̄*)b
・Bourgogne Hautes-Côtes de Nuits Petite Vigne 2019
私のワインペアリング4杯目。
フランス・ブルゴーニュの赤ワイン。
ぶどうは、ピノ・ノワール。
ピノ・ノワールらしい果実味があるかと思いきや、
少し経ってからズンと来るタンニン。そして酸味も。
ナチュラルらしい芳香もありますね。およそピノ・ノワールとは思えないような。
・仏産 リードヴォー/仏産 ジロール茸/黒トリュフ
ビジュアルからしてクラシックな皿の様相。
リードヴォーのムニエルに、ジロール茸を合わせてペリグーソースで仕上げたもの。
ペリグーソースはそれほど濃厚さを出さずにサッパリ目に。
このペリグーソースの加減が皿全体の美味しさを左右するんでしょうねえ。
リードヴォーのムニエルを生かすために。
・Chateau Haut Grelot Selection Blanc Blaye Cotes de Bordeaux 2021
私のワインペアリング5杯目、かみさんの4杯目。
フランス・ボルドーの白ワイン。
ぶどうは、ソーヴィニヨン・ブラン。
ドライアプリコットのニュアンスで果実味しっかり。
温度が上がるとトーステッドな香ばしさも。
市販価格はお値打ちなのにクオリティが高いんです。
・千葉県産 伊勢海老
今回はオマールブルーではなくて珍しく伊勢海老。
伊勢海老は火入れをすると身が固くなりやすいため、細心の注意を払い、
ゆっくりとバターで火入れをしたものです。
伊勢海老のラビオリも加え、アルマニャックを加えた伊勢海老のクリームソースで。
伊勢海老料理専門店でも味わえないしっとりとした身の伊勢海老。
フィエルテにかかれば伊勢海老もちゃんと美味しいよね(* ̄∇ ̄*)b
・自家製ミルクパン
このタイミングで2個目のパンのサーブ。
これで伊勢海老のソースなどを残さないように成仏させます(* ̄∇ ̄*)b
・Macon Milly Lamartine Joseph Burrier 2021
私のワインペアリング6杯目、かみさんの5杯目。
フランス・ブルゴーニュの白ワイン。
ぶどうは、シャルドネ。
飲んでみるととにかく酸味が印象的。林檎?レモン果汁?
とにかくそのような酸のオンパレードでこれは旨いなあ。
・佐賀県産 24日熟成 スジアラ
これぞフィエルテの真骨頂でしょうか。24日間熟成したスジアラ。
ただでさえ美味しいスジアラをここまで熟成してフィエルテの見事な火入れで仕上げた一皿。
スジアラのシャンパンフリットにアスパラソバージュも添えて。
ディル、セルフィーユ、粗挽きのホワイトペッパーも加えた魚介ソースとともに。
とにかくしっとりふわふわのスジアラの身が見事。非の打ち所がないです。
この火入れがあってこそ熟成技も光るってもんですよね(* ̄∇ ̄*)b
いくら熟成をして旨味を凝縮したって、カチカチに火を入れては台無しですもん。
・MAISON PERRAUD Morgon "Grand Cras" 2019
私のワインペアリング7杯目、かみさんの6杯目。ペアリングラスト。
フランス・ボジョレーの赤ワイン。
ぶどうは、ガメイ。
ご存じボジョレーヌーボーで有名なガメイ種の赤ワイン。
ガメイを飲むのは初めてかも?ボジョレーヌーボーをそもそも飲んだことが無いので。
ナチュラルなニュアンスがあり、旨味にナッツ系の香りも。
フレッシュベリー系の香りも感じてガメイも旨いもんだなあと初体験。
・北海道産 マンガリッツァ豚
ハンガリーで国宝に認定されている「マンガリッツァ豚」。
世界で唯一“食べることのできる国宝”というとっても希少な豚。
私は今回で3回目くらいのような記憶。ただし今まではソーセージのような加工品だった気も。
まずはマンガリッツァ豚の塊肉の状態でのプレゼンテーション。
それを切り分けて仕上げを行います。
そのマンガリッツァ豚のソテーに、アンディーブとアサリの出汁のキャラメリゼ、
焼き空豆、アーティチョークのピューレ、コニャッのソースで仕上げ。
とにかくマンガリッツァ豚の火入れが見事。そのほとんどがピンク色に染まっています。
実は周りの固くなった部分は削ぎ落して、中心部分のジャストな火入れの部分だけを提供。
甘いコニャックのソースもいいのですが、アーティチョークのピューレとの相性も良く。
豚でもここまで仕上げるぜ的なフィエルテの底力を見ましたね(* ̄∇ ̄*)b
ちなみに周りの固くなった部位は賄いで美味しく頂いているそうです。
・DOMAINE TARIQUET BAS-ARMAGNAC V.S.O.P. 2860円
ワインペアリングは終わりましたが、私の場合はデザートに合わせた
食後酒もサーブされるようになっています。
この日は7種類のボトルがズラリと。その中からこちらをセレクト。
千葉県産 伊勢海老のソースにも使われていたものです。
フランス南西部、アルマニャック地方で醸造されるブランデー。度数は40度。
輝く琥珀色。円熟した香りとまろやかな口当たり。
力強い味わいですがバニラや完熟したフルーツのような心地良い甘みも感じられ。
・高知県産 美味海 天日塩/シチリア産 オリーブオイル
白亜のジェラート。
おそらくベースはミルクジェラートだと思いますが、高知県産 美味海 天日塩を加え、
シチリア産 オリーブオイルで仕上げたシンプルなジェラート。
シンプルじゃないのはその味わい。むっちゃウマいやん(*´∀`*)
鎌倉でジェラートといえばジェラテリア・イル・ブリガンテが人気ですが、
このジェラートは間違いなくそれを超えていると思いますよ(* ̄∇ ̄*)b
ちなみにジェラテリア・イル・ブリガンテのジェラートって
2200円が当たり前のお値段になっていました。すげえなあ(*゚Д゚*)
・宮崎県産 マンゴー/レモングラス
パンペルデュというフレンチトーストのようなものの上に、フレッシュな宮崎県産マンゴー。
その中にはカリッと香ばしいヘーゼルナッツ。
レモングラスとジンジャーのジェラートや、マンゴーソース、オレンジソース、
シャルトリューズのエスプーマ、ハニーステビアなどで回りを固めています。
これはとにかく華やかで美味しいですね(〃^▽^〃)
・お茶菓子
ミニャルディーズです。
1つ目はスペシャルティコーヒー風ミニパフェ。
コーヒークランブル、コーヒーリキュール、コーヒーゼリー、コアントロー、
キルシュなどで層を成したミニパフェ。コーヒーが苦手なかみさんが絶賛。
焼菓子は、クルミっ子レモンピールバージョン、アメリカンチェリーの練り切り、
ブラックガレットブルトンヌ。
これまたかみさんは練り切りを大絶賛。
・ハーブティー
かみさんのオーダーです。
・エスプレッソダブル
私のオーダーです。ダブルでお願いしました。
前回エスプレッソを頼んだ時は砂糖を付けたのですが今回は付けず。
今回は付けない気分だったという訳で(* ̄∇ ̄*)b
これで〆て71610円。一人当たり約35805円。タッチレスのPayPayでお支払い。
最後には恒例の印象に残った一皿を選ぶのですが、今回も迷いましたねえ(^^;
・ホワイトコーン/仏産 キャビア
・徳島県産 鱧
・佐賀県産 24日熟成 スジアラ
・北海道産 マンガリッツァ豚
あたりがノミネートされました。今回はアミューズからもノミネート。
それだけ最初から最後まで息を尽かせぬ怒涛の美味しさがあると言うことです(* ̄∇ ̄*)b
どれも甲乙つけがたい美味しさと感動を与えてくれた皿ばかり。
悩みに悩んだ末、絞り出した答えが、
・徳島県産 鱧
しっかりと炙った旬の鱧の美味しさはもとより、そこに注ぎ込まれた
スープの美味しさが秀逸でそれが忘れられなかったかなと(〃^▽^〃)
かみさんは、
・ホワイトコーン/仏産 キャビア
を選んでいました、アミューズから初選出ですね(* ̄∇ ̄*)b
そう。これもヘブンな美味しさだったもんねえ。
フィエルテは毎回異なる料理を提供してくれますし、
予想もしない調理法で登場することもしばしば。
なので卓上に置かれた素材のみが記されたメニューを最初に読んでも、
どんな料理が出てくるのかは実際にサーブされるまでのお楽しみ。
そもそもシェフ自身も最後の最後で調理法やソースを変更することもあるんです。
オープンキッチンですので、お客さんの表情や食べ進み具合、会話などを通じて、
急遽ソースを変えてみようとか、この料理も付けてみようとかのアレンジがあるんです。
それもあるのでワインペアリングを考えるスーシェフも大変。
おいおいおい、急遽赤ワインをセレクトしないと!とか、
こうなったら2種類出しちゃえ!とかね (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
次回は初秋の頃になると思いますが、またワクワクさせてくれる料理を期待して(〃^▽^〃)
ご馳走様です!(2023/7現在、3.78ポイント)
2024年8月上旬に再訪です。
この日はかみさんとディナー。
やって来たのがこちらのフレンチ。
場所は、JR鎌倉駅西口の御成通りからちょいと脇道に入った建屋の2F。
ディナーは、14850円、19250円というコースがあるのですが、
我々はいつもさらなるグレードアップを求めて、
素材に応じてコース料金を設定願いますと伝えての予約になります。
なのでコース料金は時価になります。
階段を上がって手指消毒のセレモニーをしてからお店のドアを開けて店内へ。
我々は決まってカウンターの右端に案内されます。
ここがシェフの目の前になるので一番の特等席なんです (〃^▽^〃)
さて、いつもの通りにBGMはジャズの調べ。
席上にはこの日のメニューが印刷されて置かれています。
今宵もワクワクするような食材がズラッと並んでますぜ (* ̄∇ ̄*)b
こちらのお店は単品のドリンクもあるのですが、
・ワインペアリング 3杯 3850円
・ワインペアリング 5杯 7150円
・ワインペアリング 7杯 8800円
というものがありますので、その人の酒量に合わせてチョイス可能。
お店は、シェフとスーシェフのいつもの布陣。
そんなこんなで私は、
・ワインペアリング 概ね7杯コース 8800円
かみさんは、
・ワインペアリング 6杯ちょいコース 7920円
をオーダーです。これらは我々だけの専用メニューです (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
さて、この日のシェフおまかせコース(時価26000円)の内容は以下になります。
・Champagne J. Contet Pere & Fils Brut
私とかみさんのワインペアリング1杯目。
シャンパンです。
ぶどうは、ピノノワール50%、ピノムニエ35%、シャルドネ15%。
綺麗なライトイエローの色味。
後半味わいが伸びてくるシャンパン。
いずれにせよフィエルテで飲むシャンパンはどれも旨い(* ̄∇ ̄*)b
・デュカ/玉ねぎ
デュカを練り込んだエクレアで、玉ねぎムースをサンド。
濃厚な玉ねぎの甘みにデュカのスパイシーなアクセントが加わります。
・とうもろこし/キャビア
涼しげなガラスの器の中にカカオクッキーを敷き、その上にとうもろこしクリーム、
フランス産キャビア、シブレット、焼きとうもろこしを乗せたもの。
とうもろこしの甘みにキャビアの塩気と旨味の協演。
これまたアミューズから凄いんですけど(〃^▽^〃)
・Rosé d'Emraude Domaine de Saint-Guilhem
私とかみさんのワインペアリング2杯目。
フランス・シュドウェストのロゼワイン。
ぶどうは、ネグレット50%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、シラー20%。
色味はロゼにしてはダーク調でライトな赤にも見えます。
フレーバーはストロベリーを思わせますが、飲むと紹興酒のようなニュアンス。
わりとビターで度数よりもアルコールを感じますね。
次なるガスパチョに合わせて。
・フルーツトマト/ガスパチョ/クロアチア産 本鮪
これまた涼しげなガラスの器でのサーブ。
本鮪のタルタルの上に被せるようにアボカドを乗せ、
フルーツトマトのガスパチョを注ぎ入れ、シブレットを散らしたもの。
鮪とアボカドは鉄板の相性ですが、そこにガスパチョの甘みと酸味、旨味が加わりヘブン。
・Château Picque Caillou Pessac-Léognan Blanc 2022
私とかみさんのワインペアリング3杯目。
フランス・ボルドーの白ワイン。
ぶどうは、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン。
こちらはしっかりと冷やしての提供。
パッションフルーツのようなしっかりとした酸味が美味しい(〃^▽^〃)
・鹿児島県産 車海老/パプリカ
冒頭に活きた状態での車海老のプレゼンテーション。
身はミキュイ、頭はフリットにした車海老に、
パプリカピューレ、ムース、泡、海老の出汁のムースを添えて。
身はミキュイですが尻尾はちゃんと食べられるように調理。
車海老の美味しさをパプリカを使って演出&昇華。これもたまらん。
・自家製ミルクパン
いつもながらに可愛らしい形状。
程よい柔らかさで、ソースを拭うのにちょうどいいんです(* ̄∇ ̄*)b
フィエルテの料理の皿を綺麗にするのには必需品。
・Du Grappin Bourgogne Aligote 2021
私とかみさんのワインペアリング4杯目。
フランス・ブルゴーニュの白ワイン。
ぶどうは、アリゴテ・ドレ100%。
酸が印象的で飲み進めるとビター。複雑な余韻もあって好みのタイプ。
この酸が次なる皿の出汁とも合うとのことで。
・兵庫県産 鱧/千葉県産 蛤
陶器製の器で仕上げた鱧と蛤スープ。
鱧は骨切りをして軽く炙っています。
普通はこれだけで完成なのですが、ベルガモットオイルを加えることで、
山椒にも似たピリッとしたアクセントを感じるんです。
これが絶妙で美味しかったなあ(〃^▽^〃)
自家製ミルクパンをちぎって入れてスープも一滴も残さず完飮。
ペース配分を間違っちゃってミルクパンも完食しちゃった(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
本当は次の皿で完食するつもりだったのに(^^;
・Marcel Servin Chablis 2020
私とかみさんのワインペアリング5杯目。
フランス・ブルゴーニュの白ワイン。
ぶどうは、シャルドネ100%。
ミネラルを感じるテイスト。レモンのような酸もありますね。
重たいデラウェアみたいな印象もあり、シャルドネにしては果実味たっぷり。
しかしながらしっかりとビターで辛口で美味しいです。
次なる皿のオマールブルーに合わせた1杯。
・ブルターニュ産 オマールブルー/北海道産 雲丹
まずはレモングラスとタイムで火入れをしたオマールブルーのプレゼンテーション。
オマールブルーはバターで仕上げ、バターナッツカボチャのピューレと
雲丹のソースを添え、ハニーステビアを散らして完成。
バターナッツカボチャの甘みとオマールブルーの甘みと旨味の競演。
まさかの雲丹が引き立て役のソースになるとは(*゚Д゚*)
甘いだけでは無くてハーブと一緒に火入れをしたことで爽やかさも併せ持つんです(* ̄∇ ̄*)b
何気に二人でしっかりと1尾分の爪肉が乗っていたのがヘブン(〃^▽^〃)
この部位は無茶苦茶味が濃いんですよねえ。
・自家製ライ麦パン
このタイミングで2個目のパンのサーブ。
以前よりもライ麦らしい風味が増したような気がします。
・Grains de Confidence Chardonnay 2019
私とかみさんのワインペアリング6杯目。
フランス・シャランテの白ワイン。
ぶどうは、シャルドネ100%。
色味はオレンジワインのようなライトオレンジ。
飲むとドライマンゴーのような果実感に、濃いバニラのような樽香。
しっかりとしたボディのある白ワイン。次なる濃厚な一皿に合わせて。
・三陸産 帆立/仏産 リードヴォー
帆立をレアにソテーし、フランス産リードヴォーを合わせ、
セロリ、胡瓜、パプリカを刻んだブールブランソースで仕上げた一皿。
これぞクラシックなフレンチという濃厚さがありますね。
Grains de Confidence Chardonnay 2019とのマリアージュもいいです(〃^▽^〃)
・Chablis Premier Cru Montmains 2021
私とかみさんのワインペアリング7杯目。かみさんはラスト。というよりギブアップ。
フランス・ブルゴーニュの白ワイン。
ぶどうは、シャルドネ100%。
綺麗なライトイエロー。
リンゴの酸のようなニュアンスがあり、ミネラル感もあります。
次なる金目鯛に合わせた1杯。
・千葉県産 11日熟成 金目鯛
皿の中央に11日熟成 金目鯛の松笠焼きを鎮座。
サイドには、金目鯛のシャンパンフリットを添えて、シャンパンソース、シブレットで仕上げ。
これまたフィエルテお得意の熟成技を駆使した魚料理。
身の火入れはもちろん見事な半生で、鱗はパリパリの揚げ焼き状態に。
和食の技術も併せ持つフレンチはそりゃあ旨いでしょう(* ̄∇ ̄*)b
・Andre Perret Saint-Joseph 2020
私のワインペアリング8杯目。
フランス・ローヌの赤ワイン。
ぶどうは、シラー100%。
シラー100%とは思えないくらいに果実味があり、シラーらしいスパイシーさも。
タンニン、酸味もあって、これぞお手本のようなフルボディというテイスト。
この後の夏鹿をこれで迎え撃ちます。
・北海道産 夏鹿/仏産 フォアグラ
まずは夏鹿とフォアグラのパイ包み焼き状態でのプレゼンテーション。
北海道産夏鹿のメスのロースでフランス産フォアグラ、ほうれん草のピューレを挟みこみ、
それをほうれん草の葉で包み込んでパイ包み焼きにしたものです。
万願寺唐辛子と枝豆のソテーを添え、シェリービネガー、
フォンドボーで仕上げた赤ワインソースを皿に敷いて。
夏鹿なのでサッパリ系かと思いきや、熟成をしているので肉の味が濃いです。
そこにフォアグラの油分にパイ生地の油分が来ますので、ヘヴィーな一皿に。
シェフ曰く「旨けりゃいいかなと思って。」。
そう。フィエルテのフレンチは日常食ではありません。人生へのご褒美なんです(* ̄∇ ̄*)b
・Dietrich & Fils Gewürztraminer Réserve 2019
私のワインペアリング9杯目。
フランス・アルザスの白ワイン。
ぶどうは、ゲヴュルツトラミネール。
まさにライチのような芳香で甘さのあるデザートワイン。
塩のジェラートに合わせて。
・シチリア産 塩/チリ産 オリーブオイル
陶器の中には、真っ白なシチリア産 塩のジェラート。
そこに、チリ産のエキストラ・ヴァージン・オリーブオイルをかけて完成。
相変わらず超シンプルですが旨いです。塩もオリーブオイルも素晴らしい。
グルタミン酸のような出汁の旨味を感じたので塩かな?と思いきや、
シェフ曰く、チリ産のエキストラ・ヴァージン・オリーブオイルの旨味だそうです(*゚Д゚*)
そんな凄いオリーブオイルがあるんだ。極上の玉露のような旨味ですよ。
・BELLEVOYE PRUNE 2200円
私のオーダーです。
ワインペアリングは終わりましたが、私の場合はデザートに合わせた
食後酒もサーブされるようになっています。
今回は7種類の食後酒の中からこちらをチョイス。約1年ぶりですなあ。
梅酒(プラムリキュール)の樽で熟成した100%メイドインフランスの
トリプルモルトウィスキー。
飲んでみるとピートを使っていないためスモーキーな香りは有りません。
凝縮したプラムを思わせる濃厚な飲み口でありながら、
バニラのような杏仁のような甘い芳香が印象的です。
ウイスキーが苦手な方でもこれは飲めるかも知れませんよ(* ̄∇ ̄*)b
・福島県産 白桃/生姜/バニラ
生姜とバニラのクレームブリュレの上に、フレッシュな白桃、クリームチーズクリーム、
バニラアイス、生姜オイルで仕上げたデセール。
白桃は果物の中でも上位に入る好物なのでこれは嬉しい(〃^▽^〃)
・お茶菓子
ミニャルディーズです。
1つ目はミニパフェ。
マンゴーパンナコッタ、塩、マンゴームース、オレンジ、ラムネなどを積み重ねたパフェ。
焼菓子は、クルミっ子オマージュ ジャスミン茶&レーズン仕立て、デュカサブレ、
シナモンケーキだったかな?に白餡とりんごのコンポートを乗せたもの。
・ハーブティー
かみさんのオーダーです。
・アイスコーヒー
私のオーダーです。
これで〆て70920円。一人当たり約35460円。タッチレスのPayPayでのお支払い。
最後には恒例の印象に残った一皿を選ぶのですが私は、
・ブルターニュ産 オマールブルー/北海道産 雲丹
を選出し、かみさんは悩んだ末に、
・兵庫県産 鱧/千葉県産 蛤
を選出しました。ベルガモットのアクセントが秀逸だったとのことで。
そうそう。ベルガモットを入れる入れないでは天と地ほどの差が有っただろうなあと。
平凡と天才の差くらいでしょうか。
今宵も超ド級の美味しい料理を腹がパンパンになるまで堪能させて頂きました。
2024年の人生へのご褒美訪問も残すところ10月と12月。
冬に向かってどんどんと美味しい食材も増えてきますぜ(* ̄∇ ̄*)b
ご馳走様です!(2024/8現在、3.78ポイント)