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店名 |
オルトレヴィーノ(OLTREVINO)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
イタリアン 百名店 2021 選出店
食べログ イタリアン EAST 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | イタリアン、惣菜・デリ |
予約・ お問い合わせ |
0467-33-4872 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
江ノ電長谷駅から徒歩5分 長谷駅から269m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥6,000~¥7,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX) |
席数 |
12席 |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 二三軒先のコインパーキング利用、隣の通路は駐車厳禁 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
オープン日 |
2010年3月19日 |
備考 |
■■店内写真撮影禁止です■■ |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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※こちらのお店は店内撮影禁止です。
今回はマダムにお願いして、撮影許可をいただいたので、皆様にも料理の雰囲気を味わっていただければ幸いです。
こちらのお店は葉山の蕎麦懐石の名店Eで食事をした際、そこに来ていた常連客で新横浜のうなぎ屋のご主人から「すばらしい店で自分もお気に入りだ」と紹介され、兼ねてから伺いたいと思っていた。そして山を出る前にしっかり予約を入れてからランチに訪問してみたのだが、これが結果、すばらしかった。あんまりおいしい上に居心地がよく約4時間もゆっくり滞在し、ワイン4杯、食後酒も二杯かな?頂いて、17442円というどうにも贅沢なランチ(爆)となった。
また前日にお店の情報を調べていたら、おなじ長谷の和食「波と風」のS山さんと料理コラボをされていて驚き、帰宅してから調べていてこれまた驚いたのだがミシュラン掲載店だったのですね…。道理で・・・でした。
12:00に予約し伺うと一番でIN。その後やはり予約したと思われる客が3組入店し、それで事実上ほぼ満席。ものすごく狭い店でもないが、広い店でもない。ホールはテイクアウトのオペレーションを含み実質マダム1名で回していることもあり、ベテランらしい落ち着いた接客だが、結構忙しい。利用する側の私たちも彼女の状況を見ながら声をかける配慮が必要に思う。そして予約は必須だと思った。
マダムも相当なプロフェッショナルなのだろう。料理の説明からワインの説明まで、非常にきめ細かく丁寧に説明してくださる。そして安心できるというか、全幅の信頼を置いて任せられる感じなのが良い。
ランチは内容によって3種類あり、軽いパスタランチから、メインが入ったコース、パスタとメインの両方が入ったコースがあり、私は全部入りのコース4000円をオーダーした。
プリフィクスになったメニューも想像以上に多い。
前菜、パスタ料理、メイン共に15種類ずつぐらいあったように思う。皿の選択肢が想像以上に多く、それぞれ魅力的なので、選ぶのに一苦労である。
私はてっきり「高級イタリアン<デリ>を店内でも食べられる店」という先入観で入店したのだったが、これは完全に誤解だった。下手なイタリアンより旨い。というか、この当時食べたイタリアンの中で図抜けた印象だった。
残念なことにこの日はお会いしてみたかったオーナーシェフが不在だった。にもかかわらずだ。シェフの薫陶を受けたと思わしき若き女性料理人の2人が、きわめてテキパキと調理に励んでいる様子が伺える。きっと若いながらにも、古澤シェフの目にかなった優秀な女性スタッフなのだと想像する。
この日は前菜に野菜を中心とした盛り合わせ。
パスタは魚介系にして(天然真鯛とキノコのパスタ)
メインは肉料理(鶏の煮込み)にした。
時間がたっているので細かい料理の説明は省くが、写真をぜひご覧いただきたい。
それぞれがとても丁寧に、そしてこだわりの食材を使用した逸品たちである。
私は食べるまで「ここで販売しているお持ち帰りのデリを、パパっと温めて、それなりに気を遣って皿に盛って出てくるもの」と思っていたので、完全なるリストランテ風の料理にノックアウト。味はもちろん、ボキャブラリーのない私に言わせれば「おいしい」の一言に尽きる。
食後落ち着いてあたりを見渡すと、マダムの専門である「アンティーク」でまとめられた店内。おそらくかなりなものなのではないかと思う。床のタイルも200年前のイタリアの道路に使われていたタイルだという。そういったすべてのアンティークがまとまって、全体として違和感なく雰囲気を醸し出しているのがまた、プロフェッショナルらしいところだ。
そして極めつけはエスプレッソマシーンだ。どう見ても最近のモデルではなさそうなので訊くと「1961年製」だという。日本でこのマシーンを維持するのはさぞ大変だと思うし、このマシーンで淹れるには、オペレータの技術も必要になるであろうかと思う。このマシーン、古いだけに本来は「ガス火力」で動作するようで(お店では電気加熱になっている)、ガスのホースをセットする口が見えていた。
手洗いがアンティークな出がジャバジャバな水栓金具だったのは想定内だったが、照明電球がオスラム#フランス製だったのには驚いた。電球まで徹底しているのか・・・と思ったが、マダムに言ってみたら「そこに気づいたお客様は初めて」って言われてしまい、どうやら古い照明器具のため、電球側にも相性があるようなことをおっしゃっていた。LEDでなくても器具の相性ってあるんですな。
使われているオリーブオイルが非常においしかったので尋ねると、この高級オリーブオイル(高級故に非加熱・生食向)を自分で輸入しているという。そして販売しているという。これは買わずしてどうする。買います。買いましたw
料理の価格からすると支払い総額が想定の斜め上をいっているので、ワインや食後酒などのアルコールは危険度数高めかもしれぬ(笑)が、ワインを飲まずにこの料理は魅力が半減するのも事実。高くてうまいは当たり前ともいうが、それともちょっと違うニュアンスが上手く伝えられないのがモドカシイ。皆様にも一度訪ねてみてほしいお店。イタリアの文化の片鱗に触れることができるこちら、私は懲りずに、またいつか予算やりくりして食べに行く予定です。
ごちそうさまでした。
追記:厳選されたイタリアワインの数々がセラーに眠っており拝見させていただいた。販売もして頂けるので、イタリアワイン好きな方も是非訪問してみては如何だろうか。