株式会社 御代川の旗艦店 : 鎌倉御代川

この日は鎌倉・湘南ウォーキング。

やって来たのがこちらの日本料理店。

場所は、JR鎌倉駅東口の若宮大路を南下したところ。
あと300mほどで由比ガ浜海岸というロケーションにあります。

1945年創業の株式会社 御代川の経営する日本料理店。

鎌倉駅東口すぐのところにも、日本料理 鯉之助、すし処 きみを展開しており、
おそらくこちらのお店が本丸扱いになる旗艦店だと思います。

創業者の名字が御代川で、さらには名前が鯉之助、
創業者の奥様の名前がきみということで、全て名前から店名を付けています。
現2代目社長の先代への思い入れを感じますね。

この日は年始シーズンであり、まだ個人店はお休みのところがほとんど。

こういう時は大手資本のお店が頼りになりますので、
そんな中からこちらで贅沢ランチを頂こうと思いやって来ました。

何度もお店の前は歩いていますのでお店は良く知っています。

建物は合掌造りの民芸調でいかにも高級そうな雰囲気。

まずは店頭に置いてあるメニューブックを眺めます。
まあ、お値段もそれなりにするわなあ。
おそらく年始メニューになっていて、通常よりもさらに高いのではと。

目星を付けてから店内へ。

1Fがテーブル席になっており、入って左手に広いダイニングエリア。
2Fは個室になっているようです。100名まで対応可能な模様。

私は4名掛けテーブルに案内されました。

メニューを頂きましたが、店頭に置いてあるものと同じでしたので、

・京弁当　2300円
・消費税　230円
合計：2530円

を注文することにしました。

これが一番安いメニューでしたし、内容のバランスも良かったので。

開店時間と同時に入りましたが、その後もそれほどお客さんは入ってこず。
この手のお店は、年始においては親戚の集まりなどで賑わうのかなと
思っていたのですが、そうでも無いのかな？
特に2Fの個室に案内しているようにも見えなかったので。

BGMは、正月の定番となる琴のインスト。

熱い緑茶を飲みながら配膳を待ちます。

わりと早くて8分ほどで配膳されました。

京弁当の内容は以下になります。

・食前酒
　　梅酒ロックです。しっかりと甘味とアルコールを感じるものでした。

・ご飯
　　炊き込みご飯でした。おそらく鯛ご飯ではと。
　　男女兼用茶碗にふんわりとですので、160g前後のボリューム。
　　なんとお代わり無料でしたが自粛です。

・お吸い物
　　しめじと蒲鉾、貝割菜のお吸い物です。
　　吸い地は普通にすっきりと鰹出汁のテイストでなかなかの美味しさ。
　　蒲鉾は鶴を模していました。さすがは正月バージョン。

・香の物
　　青菜、桜漬け、胡瓜の漬物です。これらは普通に美味しいです。

・刺身盛合せ
　　タコと中トロの盛合せです。
　　タコは2切れで中トロは3切れで。
　　正月ですからどちらも冷凍ものですので冷たかったですね。
　　特に中トロは完全に解凍されていなくてひんやりと。
　　これは少々残念でした。脂はノリノリでしたが。
　　まあ、これも正月バージョンなのかな（＾＾；

・上段の重
　　二段重ねの重箱が左右にスライドする造りになっていました。
　　これは面白い。閉めたり開けたりして遊んで（T▽T）ノ＿彡☆ばんばん！
　　八寸のように様々な惣菜が上段、下段に入っています。
　　上段は、紅白なます、玉子カステラ、紅白蒲鉾、小魚の佃煮、
　　才巻海老、茹で蛸、手まり麩饅頭、黒豆です。
　　どれも普通に美味しいものでした。

・下段の重
　　カラスガレイの一夜干し、ししとう、茄子の天ぷら、海老の変わり揚げ、
　　人参、きぬさや、海老芋、筍、牛蒡の炊き合わせです。
　　これらも普通に美味しいです。

・甘味
　　食べ終えたタイミングでサーブされました。
　　熱いほうじ茶を添えて。
　　栗羊羹でした。
　　甘過ぎないでしっとりと食べやすかったです。
　　羊羹を好まない私でも美味しく感じましたので。

この内容で2530円。まあまあのCPかなという印象です。

年始シーズンですので、食材の調達がままならない割には、
それなりに美味しいものを頂くことが出来ましたし、
見た目は華やかで豪華でしたので。

株式会社 御代川の旗艦店だけあり、なかなかの満足感を得ることが出来ました。

年始シーズン以外に伺った方がもっと満足感があったのではと思います。
そういう片鱗を垣間見れましたので。おそらく3.5ポイント以上とか。
　　
ご馳走様です！（2020/1現在、3.31ポイント）